イギリス旅日記

Posted by admin - 10月 14th, 2009

このホテルには部屋番号がついておらず、わけのわからぬ名前、私のはYering Station, ヴィにヤードの名前だとか、なるほどHotel du Vinだからか。イギリス人でも覚えられないからと言って、鍵を預けない人もいるほどだ。

すばらしいレストランで朝食をとった後、G.David書店へ買い付けに。3か月前にも同じことをやったので、大いに歓迎される。机に並べた19世紀の革製本の古書を開けると、IAN JACKの名前が飛び込んできた、OUPのブロンテ校訂版の編者で、ケンブリッジの教授。聞けばこの1月に亡くなった由。昔の留学生時代に、日本に招かれた教授が帰国すると、ただちに感想が合っているか話したいからすぐ来てくれといわれて、Pembroke Collegeに出かけたことがある。Oxfordから帰るバスの中で、ずっと古書の話をしていた記憶もよみがえった。

早速40冊ほど選んだが、彼の蔵書の処分には一年はかかるだろうという話だった。また来なくてはなるまい。合計100点も選んだろうか。中にはWorsworth, Preludeの初版で原装版、しかも宣伝ページまで入って140ポンドだった。本来なら2000ポンドはくだらないはずだが。

その後少々買い物をして、いったんホテルに戻り、13:00にClare Collegeでのビュッフェランチへ。去年会った連中、とくに会議の議長を務めるDudley Fishburnに歓迎された。彼はサッチャー時代に保守党議員として活躍、その後母校ハーバードの諮問委員会の議長をやり、Economist編集長もやったという兵で、議事進行は抜群にうまい。

ケンブリッジ大学図書館の諮問委員会は、最初から最後までディジタル化の諸問題だった。こんなに熱しな図書館もあるまい、と思えるほどだった。新たに館長になったAnne Jarvis女史は、ハーバードをライバル視していた。

17:40に初日の会議終了、その間何回か発言をしたが、議長からはYou’re remarkableと褒められた。どうしてなのかよくわからない。

19:15からChrst’s College (John Milton, Charles Darwinなどが卒業生)でAlison Richard 総長主催の晩さん会、この日もメインはキジ肉だった。150cmもない小柄な女性総長、私の理論「背の低いヨーロッパ人はだいそれたことをする」という理論にぴったりだ。ロートレック、アラビアのロレンス、ワーグナー、ヒトラーなどいろいろ挙げることができる。

この総長はちょいとスピーチが長い。22:00に散会となった。

イギリス旅日記

Posted by admin - 10月 12th, 2009

今日も一日快晴で、風も弱く、動き回るには最適だった。

午前中に大英図書館に行き、いまやNo.3になったKristian Jensenと話していると、出版部門のDavid Wayが登場したので、図書館の書店にクリア・ファイルがないことに苦情を呈した。作っても売れないだろうと思っているのが不思議だ。こちらが持っていったのはすごいと言って喜んでいるのに。

12:45にTony Edwardfs教授と会って、そばのフランス料理店でランチ。初めから彼の原稿へのコメント、出版物、学者のゴシップと早口で語り合う。その後二人でCollinge & Clark書店に行き、かなりの古書を安く買って、雄松堂に送ってもらう。すべて日本中世英語英文学会で販売の予定。

いったんホテルに帰ってから、徒歩でGeorge StreetのDurrants Hotelにティーに出かける。ここは中心から近いのに素晴らしい静けさ、ほとんど居間のような雰囲気の部屋でRichard Linenthal氏と1時間半、ラプソン・スーションと本物のスコーンをいただく。ティーポットは銀製である。ここはお薦めだ。主題は古書の話だけ。

18:30にセント・ジェームズのジェントルマン倶楽部で有名はAthenaeumでEric Stanley教授とディナー。日本人なら怖気づくようなヴィクトリア朝の建物、Roast Partridgeをおいしくいただく。ここでも話はJames Burmester, Christopher Edwardsという二人の古書業者をほめたてると同時に、いかにして彼らの裏をかいてよい古書を安く入手したかから始まる。どうしようもない86歳の教授、今でも買い続けているという。

Tonyとの話では、Brewer教授がサーにならなかったとか、学士院会員になれなかったのは、共産主義者だったからという噂ゆえという。Ericは言下にこれを否定、Derekはもっとも保守的なイギリス人だったと断定した。そのほか、DerekとC.S. LewisやJ.A.W.Bennettとの驚くべき関係について聞いた。ここで紹介できないのが残念至極。

22:00に帰宿、22:40には就寝。ロンドンでは最低気温は4度だとか。

イギリス旅日記

Posted by admin - 10月 11th, 2009

日曜日はホテルの朝食も30分遅れで7:30から。さほど魅力的とはいえぬイングリッシュ・ブレクファストをいただくも、ライ麦パンのトーストはいつも懐かしく「ああ、イギリスに来たな」と実感する。

9:00頃ホテルを出て、さほど寒くない朝の散歩に。大英博物館の周りにあるアンティークの店などをウィンドー・ショッピング。10:00に博物館がオープンするとまず目指したのが今昔の時計のコレクション。ここがすごいのは、17世紀の時計でも正確に時を刻んでいることだ。最新の腕時計はカシオのもの、3千万年使って誤差1秒というすぐれもの(人間がまだ存在するかな?)、たまには日本の技術の真髄を見るのは小気味良い。

その後いつものパターンで、ローマン・ブリテンやアングロサクソン時代のコーナーへ。少し前に発表された、サットンフーをしのぐ遺物が発見されたニュースに即した展示を期待していったが、時期尚早だったようだ。

街に出て、少し買い物をしてからホテルに戻ると12:00、さすがにファンクラブの面々は正確で、オクスフォードから来た張替さん、ヨークからの高橋さん、ロンドン在住の長嶋さん、それに慶應のロンドン・オフィスの佐藤由紀子さんが集まると、初対面なのにすぐおしゃべりが始まった。

まずみなで出かけたのが、近くの中華料理屋、皆は私が推薦した鴨そば、私は焼きそばにローストポークを乗せたものを食する。しばらくするとわが古書友人のアーサー・フリーマン氏が別の席へ。あいさつに行くと「おまえはまだ我が家に遊びに来ないな」と怒られた。

中華の店を出て、あらかじめネットで調べておいた古書展へ。ホリデイ・イン・ブルームズベリーで開催されている地方の古書店組合の展示即売会だ。品揃えはすばらしかったが、まず最初に見つけたのが「スコットランド印刷術事始め」、16世紀のスコットランド刊本研究でオクスフォードで博士論文を書きつつある張替さんに聞くと、ほしいというので立て替えて払っておいた。もちろん値段はかなり引いてもらった。

私が買ったのはA.B. Emden, An Oxford Hall in the Middle Ages, 1927で著者の献辞入り。15ポンドを12ポンドにしてもらってほくそ笑む。値引き交渉は実に楽しい。古書店の経営者はみな英語がきれい、要するに学歴があるので、話していて気持ちよい。

一時間ほどして、全員集合、みな買い物をしたので紙袋を持っている。次に、徒歩5分で行けるローヤル・ナショナル・ホテルでやっている他の古書展へ。ここの方が出展者も多く、探しやすいが、古書の質は低い。 それでもマッグズ書店の製本販売目録20ポンドを17ポンドで購入。その中に掲載されていた18世紀のケンブリッジのムーアの製本に近い古書が出ていたので、業者に50ポンド引かせて買ってしまった。挙句の果てに「業者の方ですか」とまで言われてしまった。子の製本業者を特定するのが楽しみだ。

15:40に本日の古書ツアー終了、みなさんお買い物で満足げのご様子。古書展に日本の若い女性たちがこんなにたくさん現れたのは初めてではなかろうか。

さて、時間もちょうどアフターヌーン・ティーによいころだ。実はファンクラブのMLでこの談義が続いていたので、ぜひよい機会をと狙っていたのだが、朝ネットでパークレーンホテルのアフターヌーン・ティーを予約しようとすると、すでにずっと先まで週末は満杯だった。そこで近くのホテル・ラッセルに行くことに。19世紀のよい雰囲気のホテル、そこのパブに行ってみると、値段表に二人分のアフターヌーン・ティーがわずか15ポンドとある(パークレーンは一人48ポンド!!)。これを4人分頼んでみると、たしかにスコーン(というよりマフィン?)、ケーキ、それにサンドイッチが出てきた。アール・グレイと一緒に楽しんだ。途中でそこに現れたのは、再びアーサー・フリーマン氏だった。

18:00近くにお開き、その後みなと別れてから、張替さんの論文の話を一時間ほどした。以上の話の裏付けは、他の参加者にお任せしようか。雨がほとんど降らないよい日曜日だった。

イギリス旅日記

Posted by admin - 10月 10th, 2009

朝早く荷物をまとめるときに、ふといつもはいているエディ・バウアーの10本以上あるチノパンを調べてみると、胴回りが38インチから35インチまであるので驚いた。前日目にした、3年前のある雑誌に投稿したエッセイには、体重が88kgと書いていた。よく歩くようになって3年、やはり散歩の効果があることに気づく。確かに10年前のパスポートの写真など、太っているもんなあ。

例によって、8:03新宿発の成田エクスプレスで、空港第2ターミナルへ。ANAのカウンターはいつもより混んでいるが、10:00にはラウンジへ。両替した英ポンドは予想より高く、153.45円だった。

NH201は滑走路が混雑していたため(いつものはずだが)定刻より30分遅れて離陸、12時間20分かかって、イギリス時間の16:20にヒースローに着陸した。おいしい和食ランチと3杯のワインのせいでいつものように、デザート前に眠りへ。あのチョコレートパフェを食べなかっただけでも良しとせねばなるまい。

起きてから選んだ映画が「天使と悪魔」。原典を買ったのに読まぬまま放ってあったことを思い出した。「ダヴィンチ・コード」のときよりまた一段と太った感じのトム・ハンクスだったが、この騒音ばかりうるさい映画には我慢ならない。なぜハリウッドはこんな映画ばかり作るのだろうか。

題名にひかれて、また新聞の映画評がよかったので、その後見た「60歳のラブレター」は、しっとりとした素晴らしい出来の日本映画だった。中村雅俊があんなにスタイルのよい男優とは気付かなかった。それに相手役や脇役がみな芸達者、文句なしの演技だった。ただし、エンディングの元の鞘に収まる二人は現代的じゃないのでは。解説によると、脚本は8万通にも及んだ新聞への投稿エッセイから選んで作ったとか。

後は、月曜日にあうトニー・エドワーズ教授の原稿に手を入れたり、週刊誌を読んだ。「サンデー毎日」10月18日号にはブック・カフェに関する面白いグラビア記事がある。明大前のブックカフェなど行ってみたいものだ。

ヒースローの入国審査場は混んでいたが、この日は係員をすべてのカウンターに配置していたので、比較的流れがよく、17:00にはピカデリー・ラインに乗車、18:00にはベッドフォード・ホテルに投宿。受付のおばさんがこちらを覚えてくれていた。

ヒースローに着いたとき18度とアナウンスがあったが、夜になってもさほど寒くなく晴れているのがありがたい。いつものように、中華料理屋で鴨そばを食べ、ホテル前の本屋を冷やかして部屋に戻ったところ。ダブルのシングルユースで頼んだところ、予想通り庭に面した静かな部屋で、少々部屋代が高くとも仕方あるまい。

土曜日のゴールデンアワーに、BBCは社交ダンスの番組をやっている。イギリス人は相も変わらず好きなようだ。

シンポジウム成功

Posted by admin - 7月 22nd, 2009

22日の大英図書館での慶應150年記念シンポジウムは、13:30登録開始、14:00に私の司会で始まりました。冒頭でPeter Mathias教授が13日の誕生日に死去したCarmen Blacker博士(福澤研究のパイオニア)について紹介後、全員で黙とうしました。阿川理事、BL代表のM Milne氏のあいさつの後、Kristian Jensen博士によるHUMI-BLの協同プロジェクトに関して熱心な紹介がありました。

本番の講演は、Alan Macfarlane教授による福澤先生の再評価で50分、実に格調高いものでした。「三田評論」10月号あたりに翻訳が掲載されると思います。会場からの質問は、SMUのBonnie Wheeler教授夫妻からあり、ライシャワーとの比較についてレベルの高いものでした。コーヒー・ブレイク後は、坂本達哉教授がマクファーレン教授の講演への慶應側からの反応といった形で、ジョークに溢れた素晴らしい英語で行いました。

BLのHamish Todd氏の展示品紹介では、我らが慶應愛書家倶楽部からの寄贈本に関して謝辞が送られ、マンガ版「学問のすすめ」のスライドには爆笑が起こりました。シンポ全体に、愛書家倶楽部やHUMIへの評価の高いコメントが随所に盛り込まれており、感激しました。

最後にMathias教授から150年後に向けて、慶應を激励する力強いスピーチがあり、福澤本と日英関係資料の展示、ビュッフェ・レセプションと続きました。

参加者百名の中には、諸井由美、長嶋治子さんら高宮研究会卒業生の姿もありました。このシンポの準備には3年かかりましたが、BL側の全面的な協力で、通常なら5000ポンドかかる会場も無料で提供してもらいました。ワインの選択もBernard Quaritchのワイン通にお願いするなど、徹底した準備で、運営はうまくいったと思います。

私の知り合いでは次のような中世学者、図書館員の顔が見られました。Bonnie Wheeler (SMU), John Thompson (Belfast), Magaret Smith (Readig), Margaret Ford (Christie’s), Peter Kidd (BL), Timothy Bolton (Sotheby’s), Helen Cooper (Cambridge), Patrick Zutshi (Cambridge UL), Richard Linenthal (Quaritch), Nicholas Poole-Wilson (Quaritch), John Goldfinch (BL), David Wallace (UPenn), Ruth Morse (Sorbonne), Peter Jones (Cambridge), Eric Stanley (Oxford), Michael Brewer (Professor Brewer’s eldest son)

今回の成功は、背後で協力してくださった隅田英子さんはじめ慶應スタッフのチームワークのおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。

悲しい日

Posted by admin - 7月 21st, 2009

明日のBLでの慶應150年の国際シンポを前に、今日はBernard Quaritch書店を訪ねました。Piccadilly Circusから徒歩数分の便利な場所にあり、1975年以来ロンドンに来れば必ず訪れた19世紀以来の大古書店です。

昔、東京で国際古書店が開催されたとき、Bertram Rota氏の会長講演の通訳をやったことがあります。質問の時間になって立ち上がった老紳士が「昔QuaritchはGrafton Streetにあったが今もやっていますか」との質問をして、会場にいたQuaritchのPrinceことMr Richard Linenthalがたちあがって「今はGolden Squareにあります、ぜひお越しください」と答えたのを覚えています。

1971年にGolden Squareに移って38年、8月にはMayfairに見つけた建物に引っ越すというので、最後の機会で訪れたのです。それだけではありません。1978年から31年間ここに勤めたLinenthal氏が、シンガポール華僑の経営方針を受け入れられずに、近く店やめるという連絡があったからです。彼も苦渋の決断だったようですが、幹部たちにもショックだったようです。

いつものようにランチを近くのイタリア料理店でということで出かけたのですが、そこもマネジメントが替っていました。時代は移ろい。。。

Quaritchには創立以来の販売記録が残されており、先ごろ亡くなったCarmen Blacker博士の祖父が集めた製本の偽物のリストや、ウイリアム・モリスから来たおびただしい書簡アルバムなども残っています。こういったものは永久に保存しなければなりません。

同じことは日本橋丸善についても言えます。洋書販売の長い歴史をもつ丸善古書部のアーカイブは大丈夫でしょうか。DNPの傘下に入るのはよしとして、明治以来の重要な文化の記録が消えては困るのです。本の図書館の富田修二館長もいなくなり、ここは閉鎖されるでしょう。

「今度新しい店に来るときは、Richardはいないね、幸運を祈るよ」と言って別れたとき、部屋にいる誰もが寂しそうな表情を隠しませんでした。

さびしい話題だけでは何なので、先日孫の太朗に買った土産の写真をお楽しみください。

女王陛下の白鳥

Posted by admin - 7月 21st, 2009

昨日ウィンザー城のそばを流れるテムズ川のイートンとアビンドン間で、白鳥の実態調査が行われました。もともとイギリスの白鳥はすべて王室の所有で、許可がなければ捕獲もできません。最近まで王室はテムズ川の白鳥を食しており、そのために一年に一度調査してきました。

現在では保護のための調査になっており、女王は直属の白鳥管理者(現在はオクスフォードの鳥類学教授)と一緒にAlaskaという大型ボートでその調査に参加し、約1000羽を確認したそうです。200年前の記録ではもっといたそうです。

15世紀のロビンフッドのロマンスでは、白鳥を食べていますね。

この調査皇室の鴨の狩猟と似ていますね。今では狩ではなく、調査目的でやるそうですから。

月に着陸して40年

Posted by admin - 7月 21st, 2009

ちょうど25歳で大学院生でした。英文科でシェイクスピア劇を英語で毎年やっていたころです。その頃はもう夏休みだったので、英文科4年生の男子学生を連れて、南平にあった代ゼミの学生寮の理事長室に泊まり込んでいました。夜遅くまで文学や芸術を語り、朝はゆっくり起きて食べるという、今では考えられない一週間を過ごしていました。

そして40年前のこの日、11時ごろ起きてTVをつけた途端、アームストロング船長が月に降り立った瞬間でした。映像の美しいことに感動しました。

ちなみに演劇好きだった男子学生は、新劇に入ると言って、止めるのも聞かずに中途退学、その後彼の名前は一度も聞くこともなく今日に至っています。

7月20日(月)

Posted by admin - 7月 20th, 2009

新聞・TVは豚インフルのニュースがトップ。少しでも罹っている人はホリデイツアーに行かぬように警告、空港で搭乗を拒否する場合ありという。また妊婦が罹った場合は早産につながるとして、大騒ぎになっているが、何を今頃という感じだ。

22日のシンポに向けて10:30から大英図書館と打ち合わせ。少し早めに着いてラップトップを始動しようとすると、「高宮先生」と声がかかる。見れば以前にHUMIでも仕事をしていた馬場幸恵さん、東大でMAを取った後、お茶の水大の博士課程に在籍中、リーズの国際中世学会に出た後、ロンドン大学でやるアングロサクソン写本のセミナー(Michelle Brown, Rosamond McKitterick, Jane Robertsといった知り合いが教えるという豪華キャスト)に出席する前だという。University of HullのVeronica O’Maraにも出会っておしゃべりをした。

打ち合わせは1時間以内で終わり、三田からやってきた職員たちをBLのパブリック・スペースに案内。みなで簡単なランチを取った後、別れてホテルに戻って昼寝。外はよい天気だ。明日は大雨だとか。東京の最低気温にも届かないここは、涼しくて快適。

The Goring Hotel

Posted by admin - 7月 19th, 2009

ロンドンの日曜日は遅起きで始まります。朝食が07:30といつもより30分遅れだからです。いままでいたImperial Hotelをチェックアウトして、徒歩で2分のBedfod Hotelに移動しました。ともに同一経経営、Bedfordの方が規模が小さいのですが、ホテルの格は大きさでは決まりません。

今夜ディナーに招待されたVictoria駅そばのThe Goring Hotelは、石川君によれば5つ星ですが、おそらく部屋は50ほどです。しかし、ホテル内はどこもピカピカ、従業員の数もかなりのものです。

数年前に講演したKansas-CityのLinda Voigtz教授が、中世写本のファクシミリを見つけて送った私を、ここのをディナーに呼んでくれたのですが、アメリカ人らしく18:45にロビーで会ってドリンクもなしに始りました。一人前47.50ポンドの3コース・ディナーから、私はFried White Bate(白魚の唐揚げ)、Roast Duck, それにラズベリーケーキ、コーヒーを選びました。

当然話は写本、学者、学会のことばかり、Tony Edwards教授が6月に倒れ、手術したとのショッキングな情報もあり、ぎょっとしました。

正式のダイニング・ルームなのに、ジャケット着用はおろか、ひどいインフォーマルな姿の客にも失望した夜でした。

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