グーテンベルク42行聖書の展示会

日本橋丸善で下記のイベントがあります。グーテンベルクの42行聖書を見る事ができます。

丸善創業140周年記念

「グーテンベルク42行聖書」展

協力/慶應義塾図書館・大日本印刷株式会社

日本橋店 3F ギャラリー
2009年9月2日(水)~9月8日(火)
9:30~20:30(※最終日は15時閉場)
<入場無料>

高宮教授最終講義

慶應義塾大学文学部英米文学専攻
高宮利行教授の最終講義のお知らせ

最終講義
演題 「江藤淳・大岡昇平論争をめぐって」(仮題)
日時 平成21年3月4日(水) 午後4時〜 (午後3時30分受付開始)
場所 慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎526番教室

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ブルーアー先生逝去

英国中世文学研究に多大な寄与をされた研究者、Derek Brewer先生が亡くなったとのお知らせが、大学のゼミのOB会のメーリングリストに投稿された。Brewer先生の弟子とも言える、私の恩師高宮利行先生からのメールだ。高宮先生がオックスフォード大学で講演をされている時に逝去されたとのこと。

ブルーアー先生は、私の専門とした「指輪物語」で有名なJ.R.R. トールキンとも交流があったと聞いていたので、学生時代からどうしても会っておかなくては行けない先生というイメージを抱いていた。

1987年にそのチャンスはあって、ケンブリッジのEmmanuel Collegeで開かれたお茶会のようなイベントでご挨拶してから、授業に潜りで出させていただいた思い出がある。

その後、慶應大学での講演で来日された時にも再会できて、確か学生時代慶應の授業で使った先生の著作本にサインをしていただいたはず。どこかにしまってあるはずだ。

ご冥福をお祈りいたします。

日本英文学会記念講演会

久しぶりに恩師、高宮利行慶應義塾大学教授の公式講演を聞きました。
「ベーオウルフ」と渡辺綱の鬼退治の話との共通点。日本の浮世絵との関係。
等をヨーロッパの学者は研究しているのに日本の学者に追随する者が出てきていない現状。

日本の女流作家が描いたベーオウルフが退治した龍グレンディルの母親を詠った詩の紹介。

トールキンとその弟子の交換した絵日記に出てくるグレンディルの母の解釈。
チョコレートのブランドのGodivaと中世のLady Godivaとの関係。
インターネットで簡単に調べられるそうだ。世の中便利になったものですね。
ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。
今回はビデオ撮影をさせていただきました。後日TKTV(Takamiyans’ Internet TV,http://tktv.roundtable.co.jp/)で公開する予定です。編集するまで少しお待ちください。

ゼミのOBが続々と集まってきていたけど、流石日本英文学会です。大教室が一杯になって仲間を捜すのが大変でした。挨拶できなかった方、申し訳ございません。

こうした学会は毎年すごい量のコンテンツを生み出しています。しかも良質なコンテンツ。今回のような記念講演会だけでも今後ネットで公開してくれる と、日本にいる英米文化に興味をもっている人にも多大な影響があたえられるでしょう。ぜひ日本英文学会テレビを配信して欲しいと願っています。