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2007ヨーロッパ旅行05パリ&デュッセルドルフ

パリ最終日は凱旋門近くのカフェフーケでの典型的なパリの朝食。エスプレッソとクロワッサン。15ユーロ。ここは、イングリッド・バーグマンの映画「凱旋門」の舞台になったカフェ。パリに来るたびに必ず一度は寄っている。地下鉄でプランタンとギャラリーラファイアットデパートへ。最近有名になったマカロンの有名店には日本人の列が出来ていた。

歩いて、オペラ座からサントノーレ通りをウィンドウショッピング。最後に何度かグラスやデキャンタを購入したバカラの本店に入り込み、美しいクリスタルを眺めて来た。今回は時間がなくショッピングはできなかったが。
実は昼にK君とW君と合流する約束があったのだ。レンタカーを借りたポルテマイヨーのラウンドアバウトの近くの南仏レストランで最後のパリの食事会。少し濃いめの味付けのシーフード料理。なかなかボリュームもあり、おいしかった。今回は私が全てを支払った。ここは昼間からW君が接待でも使う所らしい。
夕方シャルルドゴール空港から次の目的地ドイツのデュッセルドルフへ向かった。

出迎えてくれたT君は、翌日のドライブの為大型のレンタカーを用意してくれていた。ドイツに駐在しているが、担当はヨーロッパ全域らしい。ビジネスはほとんど英語で事足りるようだ。転勤前はかなりドイツ語を勉強していたようだが。T君は奥さんと二人での生活をデュッセルドル郊外のMeerbuschという街で過ごしている。W君も遅れて到着。
日本にいたら住居費、車も支給されないが、ドイツに来たらいきなり生活がグレードアップしている。海外赴任もそう悪くはなさそうだ。何しろ給与がユーロで支払われるのは、今はお得。社用車もベンツだ。
T家は日本でもドイツでも私たちにとっては飲み屋のような存在。奥さんが飲める人なので、出てくるおつまみがタイミング、量とも抜群だからだ。ドイツ到着一日目の食事会は案の定T家での和食宴会になった。ドイツビールもこのあたりではミュンヘンとは異なり、デュンケル系の小さなグラスで飲むスタイル。結構和食にも合う。なにしろ煮物から始まり、おにぎりは出てくるはで、我が家族もまたここで一息。T家の近くに取ってくれたホテルはヨーロッパ特有の田舎町のパブがやっているようなこじんまりとしたホテル、Hotel Zur Krone。散歩をする為にホテルに地図を頼んだところ、親切に地図を貸してくれた。残念ながらインターネットは繋がらなかったが、パソコンをT家に持ち込んで、メール等のチェックをすることができたので何の不便もない。私は日本との仕事のメール、娘はしきりにSNSへの書き込みをやっているのが印象的だった。

2007ヨーロッパ旅行03ベルサイユ

A11からパリ市内に入る前に、N118を経由して一路ベルサイユ宮殿へ。入り口部分が工事中だったが、ゆったりと時間を取れたので、しばし宮殿内と庭を 散策。私は2度目だがK君も我が家族も初めてのパリ。娘と妻は仕切りに写真を撮りまくっていた。

あまりにも広い庭なので、遊園地にあるようなトロッコ型小型バスで庭の中央まで楽して移動してしまった。プティトリアノン等を通過して、庭の中央のカフェでビールを飲んで一休み。帰りは手入れされた庭の花を堪能しながら、ゆっくりと散策した。ベルサイユを出るときには既に日が暮れようとしていた。
レンタカーを返してホテルについて、再度集合。今日はW君のアパートの近くの中華レストランに向かった。そろそろ慣れた味に戻りたかったタイミングだったので、ここの春巻きがとてもおいしく感じた。

2007ヨーロッパ旅行02サン・マロ

避暑地の海岸沿いのホテルに宿を予約してあったので、田舎道を一路、サン・マロへ。実はインターネットで調べて、この街にカジノがある事が判明。ラスベガ スに何度か一緒に行ったことがあるK君も一緒だったので、一儲けしておいしい海産系のフランス料理を堪能しようという目論見だった。
ホテルについてみると予想した以上に景色の良い海沿いのホテル。既に海水浴客は少なかったが、海を眺められるホテルのバーで6時間程のドライブの疲れを癒 しながらビールを飲み干した。ホテルのコンシェルジェに聞いて近くのレストランへ。これから儲けるぞ!と語りながらK君がシャンパンと料理をご馳走してく れた。各自、量はあまり食べられないので、アラカルトでオーダーしたが、これが思いもかけず絶品だった。ようやくおいしいフランスに到着した気分を味わっ て、いざサン・マロの市内へ。

 

徒歩で10分程海沿いを歩いてカジノを探す。ようやく街の入り口に発見したが、様子がおかしい。豪華な避暑地のカジノを期待 していたのだが、なんとそこは場末のゲームセンターのようだった。一応入場にはパスポートの提示が必要。唯一ディーラがいたルーレットもオーソドックスな ゲームではなく、こどものおもちゃのようなものだった。数字も12程しかなく、投げるボールもゴムボール。それでもせっかくだからと妻と娘は少しだけチャ レンジ。一方K君と私は一気にやる気が失せてしまって、結局何もせずに退散してきてしまった。あの食事はこのままおごりで良かったのだろうか?


サン・マロの旧市街はなかなかの雰囲気を持っていた。夜のそぞろ歩きをしながら、ストリートパフォーマンスみたり、ウィンドーショッピングをしたり。最後 にカフェに入って、カフェオレを堪能。フランスの田舎もなかなか良いかもしれない。タクシーの数が少なかったので、既に寒くなって来た海岸沿いを早歩きで ホテルに向かった。