Daily Archives: 2007 年 9 月 1 日

2007ヨーロッパ旅行06ケルン、デュッセルドルフ

https://youtu.be/FHRGNBFQwvE

帰りはケルンの大聖堂へ。ゴシック建築の代表だ。

「本を黙読したのはルターの宗教改革以降」という説をK君がドライブ中力説。
その頃には識字率も低いし、何しろ本の出版は年間300冊程の時代なので、一般の人が黙読を習慣にするなんて説はいかがなものか?そんなところに突っ込みを入れるのが文学部出身者の嫌らしさか?
途中社内でぐっすり寝てしまった。ケルンの大聖堂の近くまで来ると、20年前に来た時の駅周辺の様子が思い出された。人間の記憶力ってすばらしい。当時は 一人旅だった。すごい威圧感と、内部のステンドグラスがすばらしい。ステンドグラスは2重ガラスになっていることを発見。外側は汚れてもステンドグラスは 汚れない仕組み。

一路デュセルドルフへ。レンタカーをT君の会社のそばのAvisに返却。無人のレンタカー屋。土曜日は半ドンということらしい。車のキーと書類をボックス に投函して返却終了。近くに日本食スーパーがあるというので立ち寄る。「松竹」という店名。ほぼ3倍の食材価格。W君はうどんと麦茶のティーバックを買っ ていた。パリまでもって帰る予定。

夕食を食べに旧市街の伝統的パブに。私のビデオとW君のカメラ持っている姿を見て、典型的な日本人旅行者をちゃかすかのように、パブで飲んでいたドイツ人 にからかわれた。結婚を明日に控えている男性がバチェラーパーティをやっていたのだろう。罰ゲームをやらされているのか、しきりにこちらにちゃっかいを出 してくる。一人は初めて吸った葉巻の最後の一本をこちらに吸えと迫って来た。顔は緑色のへんな化粧。宮島と日光に行った事があるらしい。良くサッカーの試合に観客でいるようなタイプ。しばらくすると去って行った。


私たちのテーブルのビールは合計19杯。一杯飲むごとにビアコースターに一本鉛筆で線を入れていた。消しゴムを持ってくれば良かった。ソーセージとアイス バインを食べる。アイスバインは豚の骨付きすね肉料理。T君は骨までしゃぶっていた。帰りは地下鉄で帰路へ。スーパーで水を買い、高里家でメールを確認し て寝た。
どうやら会社のサーバーがダウンしているようだ。メールで東京に再起動の指示を送り作業してもらった。ネットさえ繋がっていれば仕事になる。

2007ヨーロッパ旅行06ライン下り

翌日は朝七時に起きて、全員で南にドライブ。今日はライン下りをしようという試み。車中で小さ

なクロワッサンを頬張る。借りたレンタカーに7人で乗り込み、一路ザンクト・ゴアルスハウゼンST.Goarhausenの列車の駅を目指す。途中慣れない、文字だけのカーナビに難儀しながらのドライブ。ST.は「ザンクト」と読む。ザンクト・ゴアルハウゼンを目指して、カーナビを設定しようとするがうまく機能しない。どうやらSANCTと入力する必要があったかも。まずはカーナビの表記をドイツ語から英語にするのに一苦労。結局途中のドライブインで地図を見て、降り口の番号を発見。57号から1号、61号と経由。車は韓国車、7人乗り。結局世界中どこに行っても私が地図ナビゲーターやっている。これは私に備わった特殊技能かもしれない。ライン側の反対側に鉄道の駅があるので、車ごと渡し船に。本当は車は渡す必要がなかったかも。ライン川下りの帰りに同じ側に停泊していたから。

駅前で車を降りて駐車、もちろん無料だ。ライン川沿いに列車でRuedesheimに。。ウムラウトはeを入れて表現(ue)。切符を 持っていないと40ユーロの罰金だそうだ。T君が前もってすべてを予約。会社に世話好きのおばちゃん(50歳、ドイツ滞在20年以上)が手配してくれたら しい。

Ruedesheimの街並が素敵だった。朝からビールを飲んで楽しんでいる人たち。どぶろくのようなワインも試飲。看板なども日本語を多く見る。中国語、韓国語はさほど見ない。教会の鐘の音を聞きながら、船着き場を目指した。船着き場前のお土産屋さんのおじいさんは日本語、大阪弁が堪能で、すぐに地図 を買い込まされてしまった。この地図も日本語表記のものが準備されている。船着き場そばで鉄道が結構通る。踏切を渡れない場合の為の地下道まで用意されていた。

 


リューデスハイムの船着き場。味わいのあるライン川に観光客船がゆったりと入ってくる。1997年に乗ってから2度目の乗船。さあ、いよいよライン下りだ!

 

最後の夏の終わりを楽しむかのような船内。やはり線上デッキから埋まる。前半は大陽も出ていて気持ち良く好調。船に乗ってビールで乾杯!と思っていたが、 かなり涼しい。みんな寒くてビールどころではなかったようだ。それでもしばし船の甲板で席を取り周囲の古城を眺めながら川下りを楽しんだ。私は我慢でき ず、ビールを一杯。こちらはとっくりのセーターに冬用ジャケット着用。バーバリーの革ジャンも娘が着てくれて役立った。準備良く革ジャンを一人だけ持って 来ていたので防寒対策はばっちりだ。ヨーロッパはTシャツに革ジャンという組み合わせがこういう季節の温度調整には便利だ。
スペイン人らしき男が黒人二人の女性を口説いていた。途中、小雨が降り、船内に移動。船内では昼食を予約していた人達が窓際の予約席で賑わっていた。パッケージツアーでの客は船内での食事も楽しむらしい。結局私たちは何もオーダーせずにすむ。

https://youtu.be/cTLo70Srld8

https://youtu.be/I6bfzcyqx9A

見過ごしてしまいそうなローレライの像。

仲間は船上からローレライの像を見る事ができなかったみたい。私は2度目でこのあたりだろう予測しながらカメラを回す。

船内で案内も英語であったんだけっどな・・・

望遠で撮影しないとなかなか肉眼では確認できないかも。

ST.Goarhausenの船着き場のすぐそばのレストランはバスツアーの予約客で一杯。4人用の席に7人が案内されようとしていたので、注文せずに出 て,鉄道の駅前の寂れたホテルで食事。ハンバーグ、クリームソースの豚肉、オムレツなどを食べる。パリより圧倒的に安い!