2024年11月22日・23日に開催された「紀北町デジタルフェア」に、私たち有限会社ラウンドテーブルコムも出展企業として参加しました。このフェアは、最新のデジタル技術を通じて地域の可能性を広げるイベントであり、地域住民、企業、行政が一堂に会する貴重な場となりました。
私たちの出展内容
今回、私たちは 「みらいへのとびらZA企画」 と、そのツールである 「SDGsアクティブローカルポイントシステムL-TanQ」 を皆さんに体験していただきました。この取り組みは、地域の課題解決やSDGsを軸とした新たな価値創造を目指しています。
ブースでは、来場者がSDGsの観点からアイデア商品やサービスを即興で企画し、そのアイデアに応じてポイントを付与。ポイントを使って、メタバース制作体験やオリジナルグッズを楽しんでもらいました。特にメタバース空間では、「未来の紀北町」を自由にデザインする体験が大好評でした。
1日目:未来を担う中学生たちの来場
初日は、紀北町内の中学校から合計250名を超える生徒たちが来場しました。
ブースでは「SDGsアイデア商品・サービスの企画」をテーマに、生徒たちが積極的に未来の紀北町を想像しながらアイデアを出し合いました。ポイントを獲得した生徒たちは、メタバース空間に「こんな施設が欲しい!」「自然をもっと守れるアイテムを!」など、自分たちの理想を形にする楽しさを満喫していました。
短い滞在時間にも関わらず、生徒たちの柔軟な発想力には驚かされるばかり。未来の町をデジタル上で形にする姿は、私たちにも大きな刺激となりました。
2日目:地域住民との対話
2日目は、中学生とは一転、高齢者を含む地域住民や行政関係者の方々が多く来場されました。
午前中は住民の方々との交流が中心となり、「孫が作った未来の町を見てみたい!」という声も多く、メタバース空間に設置された中学生のアイデアが多くの関心を集めました。
中学生がRobloxで作った「未来の紀北町」
https://www.roblox.com/ja/games/110129669073269/Kihoku2024
午後の式典後には各町の町長や行政関係者がブースを訪問。中学生のアイデアを実際に体感していただき、地域活性化や行政の新たな取り組みへのヒントとして活用いただける可能性を感じました。
並んだ商品リスト
ローカルポイントの流通量とSDGsポイントの発行量をリアルタイムで確認
SDGs Active Local Point System: L-TanQ (roundtable.jp)
今後の展望
今回のデジタルフェアは、地域と企業が手を取り合いながら未来を共創する素晴らしい場となりました。私たち有限会社ラウンドテーブルコムも、紀北町の皆さんと共にデジタル技術やSDGsの視点を活用しながら、以下のような活動を進めていきたいと考えています。
- 地域住民の声を反映した新たなデジタル体験の提供
- 教育機関や行政との連携強化
- 持続可能な地域社会の実現に向けたプロジェクトの推進
これからも「みらいへのとびら」を開き続ける企業として、紀北町の皆さんと共に歩んでいきます。素晴らしい2日間を共有させていただき、本当にありがとうございました!