6月に “ZA” の実践第一号となった素晴らしいプロジェクトを共創してくれた秋田県立湯沢翔北高校が、高校生による初のSDGs地域通貨「Jenco」の集大成とも言うべきイベントを再び企画・成功させてくれました!
前回は学内のイベントでしたが、今回は商店街6店舗の協力を得て、ポイントを実際にお客様に利用してもらうという実験ができたと、先生・生徒ともに大きな学びを得られた様子です。
今回Jencoが使われた「ゆざわの休日」は、湯沢市の中心商店街を会場に行われている毎年恒例のイベントです。毎年多くのお客様が来場し、活気あふれるイベントとなっています。今年度は2024年10月20日(日)に行われました。
新商品開発のためのリンゴの収穫
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企業様のご協力でリンゴを利用した新商品の開発
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ポイントシステム導入を商工会へ説明
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新商品の販売を小学生と一緒に実施
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イベントに訪れたお客様にポイントを配布







高校生が主体となって実現した、このような地域の資源循環を「Jenco」が可視化する、というストーリーです。その基盤となるSDGsアクティブローカルポイントシステム:L-TanQを技術提供した有限会社ラウンドテーブルコムにとっても、まさに「みらいへのとびら〜ZA企画」が目指す世界が具現化したので、嬉しい限りです。
また、その一週間後の10月27日に行われた「ゆざわ市民一日議会」では、チームリーダーの小塚君が議員として議会に登壇し、地域通貨の必要性について訴えました。
市の方でも地域通貨などの決済サービスについて検討していたところだったということで、議員さんからは大変よろこんでいただきました。
担当の佐藤聖仁教諭「今回の活動でさまざまな方とかかわることができ、生徒の良い学習の機会になりました。」
何より嬉しいのは、学内で実証実験したSDGs地域通貨「Jenco」を、もっと多くの皆さんに使ってもらいたいと、生徒たち自ら発想し、学校の枠から地域へと飛び出して、動き始めた結果だということです。
有限会社ラウンドテーブルコムでは、このような動きが全国で次々と生まれるように、引き続きサポートして参ります!