2024年12月18日、有限会社ラウンドテーブルコムのコーディネートで、SDGsの視点を入れた「わたしたちのくらしとプラスチックパッケージ」出前授業が実現しました。
提供いただいたのは、プラスチック製容器包装の特定事業者を主な会員とする事業者団体のプラスチック容器包装リサイクル推進協議会様。容器包装リサイクル法に基づき、プラスチック製容器包装の効果的・効率的な再商品化(リサイクル)システムを構築し、その円滑な運用体制を整備しながら、3R+リニューアブルの推進・普及・啓発に努める団体です。当日は会員企業から、パッケージにかかわる仕事をしているメンバーで、環境にやさしいパッケージのことをみんなに知ってもらうために活動している「プラッと探検隊」を中心に16名が世田谷区立瀬田小学校を訪れ、4年生142名に、プラスチック製容器包装と環境問題について授業を行いました。

折あしく感染症の流行で、4クラス中2クラスが学級閉鎖となってしまいましたが、登校している2クラスは体育館に集合、在宅の児童はオンライン(zoom)で参加という形で、予定通り行うことができました。
メイン講師の日清食品ホールディングス㈱ をはじめ、山崎製パン㈱、マルハニチロ㈱、サントリーホールディングス㈱、㈱ライオン、雪印メグミルク㈱、TOPPAN㈱、大日本印刷㈱ の社員の方々から直接お話を聞ける貴重な機会に、小学生たちは興味津々で楽しく学んでいました。


特に後半の体験タイムでは、実際の商品サンプルを手に取り、同協議会の環境配慮パッケージ事例検索システム「プラッとサーチ」を使って、商品の見た目だけではわからなかった環境にやさしい工夫を調べ、ワークシートに記入する作業に熱心に取り組みました。





そして、その後の質問タイムでは、小学生たちの質問のレベルの高さに企業人たちが感動する場面が見られました。子どもたちにとっては、環境配慮への企業の意識がいつ頃から変わって来たのかと言う点が、気になるところだったようです。

企業が容器包装の改善に不断の努力をし続けて来ていること、これからも新たな視点、新たな素材の研究をし続けていくことを、子どもたちに知ってもらう貴重な場となりました。
そんな企業変革を起こすアイデアを、これから入社して来る未来の社員候補の子どもたちに、大いに期待できそうです。
有限会社ラウンドテーブルコムでは、このような企業と学校現場をつなぐ取り組みをしています。