2025年1月16日、有限会社ラウンドテーブルコムのコーディネートで、SDGsの視点を入れた「わたしたちのくらしとプラスチックパッケージ」出前授業の2校目が実現しました。
今回も、提供いただいたのは、プラスチック製容器包装の特定事業者を主な会員とする事業者団体のプラスチック容器包装リサイクル推進協議会様。容器包装リサイクル法に基づき、プラスチック製容器包装の効果的・効率的な再商品化(リサイクル)システムを構築し、その円滑な運用体制を整備しながら、3R+リニューアブルの推進・普及・啓発に努める団体です。当日は会員企業から、パッケージにかかわる仕事をしているメンバーで、環境にやさしいパッケージのことをみんなに知ってもらうために活動している「プラッと探検隊」を中心に17名が品川区立日野学園小学校を訪れ、5年生89名に、プラスチック製容器包装と環境問題について授業を行いました。



授業は3クラスの各教室に分かれて行われましたが、教室はガラス張りでホールから見えるオープンな設計。当日はちょうど公開授業が行われていて、この授業も熱心に参観する保護者の姿が見られました。
前半は、各教室でメイン講師を務めたマルハニチロ(株)、雪印メグミルク(株)、山崎製パン(株)をはじめ、(株)ライオン、日清食品ホールディングス(株)の社員の方々のお話に、小学生たちは目を輝かせていました。






後半の体験タイムでは、実際の商品サンプルを手に取り、同協議会の環境配慮パッケージ事例検索システム「プラッとサーチ」を使って、商品の見た目だけではわからなかった環境にやさしい工夫を調べ、ワークシートに記入する作業に取り組みました。

最後は質問タイムです。(このキャラクターの名前を教えて、という質問もありました。「プラリン」だそうです)
授業を終えた子どもたちの感想は、
- 身近なものにもいろいろな工夫がされているのに大人でも知らなかったり気にしていない人たちがいてそういう人たちにも広められるようにプラッと探検隊がいることがわかりました。
- 色々な商品が環境にやさしい工夫をされていて、びっくりしました。もっと色々な商品をプラッとサーチで探したいです。
- この授業を通して、環境に少しでも良く改良された商品がたくさんあることがわかりました。「プラっとサーチ」で好きな食べ物が環境に良いことも知れました。親にも「プラっとサーチ」を知ってもらいたいです。
など、未来を担う子どもたちがサステナビリティの考え方をしっかりと受け継いでくれていることがわかる、嬉しいものでした。
有限会社ラウンドテーブルコムでは、このような企業と学校現場をつなぐ取り組みをしています。