2025年9月19日、有限会社ラウンドテーブルコムのコーディネートで、SDGsの視点を入れた「わたしたちのくらしとプラスチックパッケージ」出前授業の2年目がスタートしました。
今回も、提供いただいたのは、プラスチック製容器包装の特定事業者を主な会員とする事業者団体のプラスチック容器包装リサイクル推進協議会様。容器包装リサイクル法に基づき、プラスチック製容器包装の効果的・効率的な再商品化(リサイクル)システムを構築し、その円滑な運用体制を整備しながら、3R+リニューアブルの推進・普及・啓発に努める団体です。当日は会員企業から、パッケージにかかわる仕事をしているメンバーで、環境にやさしいパッケージのことをみんなに知ってもらうために活動している「プラっと探検隊」を中心に16名が品川区立日野学園を訪れ、5年生88名に、プラスチック製容器包装と環境問題について授業を行いました。



授業は3クラスの各教室に分かれて行われましたが、教室はガラス張りでホールから見えるオープンな設計。当日はちょうど公開授業が行われていて、この授業も熱心に参観する保護者の姿が見られました。
前半は、各教室でメイン講師を務めた㈱ニチレイフーズ、花王㈱、森永乳業㈱をはじめ、山崎製パン㈱、日鉄リサイクル㈱、大日本印刷㈱、日清食品ホールディングス㈱、マルハニチロ㈱、TOPPAN㈱、ライオン㈱の社員の方々のお話に、小学生たちは目を輝かせていました。






後半の体験タイムでは、実際の商品サンプルを手に取り、同協議会の環境配慮パッケージ事例検索システム「プラっとサーチ」を使って、商品の見た目だけではわからなかった環境にやさしい工夫を調べ、ワークシートに記入する作業に取り組みました。

最後は質問タイムです。(新入社員の年収を教えて、という質問もありました。「各社の採用ページで検索してください」だそうです)
授業を終えた子どもたちの感想は、
- 企業努力がすごいと思った。
- プラっとサーチがとても面白くて、もっと他の工夫も知りたい!!
プラスチックがどうやって分解されるか、よくわかった。
石油からどうやって作るのかわかった。
みんな優しくて楽しかった。 - 日常に使ってたものが色々な工夫がされていてとってもびっくりしました。
とっても優しく教えてくれて今まで知らなかったことも知れてとっーーーーーーーーても楽しかったです。。
など、未来を担う子どもたちがサステナビリティの考え方をしっかりと受け継いでくれていることがわかる、嬉しいものでした。
有限会社ラウンドテーブルコムでは、このような企業と学校現場をつなぐ取り組みをしています。