2025年10月8日、有限会社ラウンドテーブルコムのコーディネートで、SDGsの視点を入れた「わたしたちのくらしとプラスチックパッケージ」今年度2校目の出前授業が実現しました。
提供いただいたのは、プラスチック製容器包装の特定事業者を主な会員とする事業者団体のプラスチック容器包装リサイクル推進協議会様。容器包装リサイクル法に基づき、プラスチック製容器包装の効果的・効率的な再商品化(リサイクル)システムを構築し、その円滑な運用体制を整備しながら、3R+リニューアブルの推進・普及・啓発に努める団体です。当日は会員企業から、パッケージにかかわる仕事をしているメンバーで、環境にやさしいパッケージのことをみんなに知ってもらうために活動している「プラっと探検隊」を中心に14名が、初開催の品川区立御殿山小学校を訪れ、体育館に集まった5年生116名に、プラスチック製容器包装と環境問題について授業を行いました。


㈱エフピコ、花王㈱、大日本印刷㈱、TOPPAN㈱、 日清食品ホールディングス㈱、 日鉄リサイクル㈱、マルハニチロ㈱、山崎製パン㈱、雪印メグミルク㈱、ライオン㈱といった、有名企業の社員の方々から直接お話を聞ける貴重な機会に、小学生たちは興味津々で楽しく学んでいました。

特に後半の体験タイムでは、実際の商品サンプルを手に取り、同協議会の環境配慮パッケージ事例検索システム「プラっとサーチ」を使って、商品の見た目だけではわからなかった環境にやさしい工夫を調べ、ワークシートに記入する作業に熱心に取り組みました。


質問タイムの後、アンケートに答えた子どもたちからは、
- 多くの会社や商品が環境負担を減らすための工夫をしていたことがわかった。
- 身の回りに環境にやさしい、いろいろな工夫が施されていて驚きました。これからはプラっとサーチを使い、いろいろなことを学びたいです。
- 私達の身の回りには沢山の物が環境にやさしい工夫がされている事が分かりました。
など、驚きや感謝の言葉がたくさん寄せられました。
企業が容器包装の改善に不断の努力をし続けて来ていること、これからも新たな視点、新たな素材の研究をし続けていくことを、子どもたちに知ってもらう貴重な場となりました。
そんな企業変革を起こすアイデアを、これから入社して来る未来の社員候補の子どもたちに、大いに期待できそうです。
有限会社ラウンドテーブルコムでは、このような企業と学校現場をつなぐ取り組みをしています。