近年、長野県では「信州型フリースクール認証制度」をはじめ、不登校児童生徒の多様な学びの機会の確保や、学校外での学習活動を柔軟に評価・支援する先進的な取り組みが進められています。
有限会社ラウンドテーブルコム(RTC)では、子どもたちの自律的な探究や日々の気づきを記録するAI学習カレンダー「i-TanQ」の活用を見据え、山ノ内町教育委員会の方とのオンライン面談を実施し、公教育と学校外の学びの場をめぐる現状や課題について意見交換を行いました。
対話を通じて見えてきた現場のニーズと、長野駅前のフリースクール「寺子屋TANQ」様など地域の実践現場に向けた今後のアプローチ構想についてご紹介します。
背景:山ノ内町教育委員会との意見交換と「学びの多様化」
今回の面談では、一人ひとりの興味関心や日々の心の状態に寄り添う「i-TanQ」の仕組み(4段階のAIコーチングや活動ログ機能)についてご紹介し、自治体におけるICT活用や不登校支援の現場目線から大変前向きなご意見をいただきました。
その中で、学校内にとどまらず、地域で子どもたちの受け皿となっているフリースクール等の現場においてこそ、こうした「日々の思考や活動を無理なく記録し、成果として可視化できるデジタル基盤」が求められているのではないか、という貴重な視座をいただきました。
寺子屋TANQ様をはじめとするフリースクール連携への期待
特に、長野駅近くで子どもたちの主体的な探究活動を支えられているフリースクール「寺子屋TANQ」様をご紹介いただき、現場の子どもたちやスタッフの皆様にシステムを触れていただくためのトライアルのご案内を進めています。
フリースクール等の現場において、i-TanQは以下のような価値を提供できると考えています。
- 「日々の対話と探究」を自然に記録・蓄積 評価やプレッシャーを与えないAIコーチとの雑談や疑問の壁打ちを通じて、子どもが何に関心を持ち、どう考えを深めたかのプロセスをポートフォリオとして可視化します。
- 学校との連携や出席扱い判断へのエビデンス フリースクールでの活動内容が客観的なログとして残ることで、在籍校との情報共有や、指導要録上の出席扱いの検討材料として活用しやすい環境を整えます。
- 子どもの知的好奇心の解放 地域の自然や独自のテーマに没頭する子どもたちに対し、高度な探究相談にも応えられるAIコーチが「天井のない学び」に伴走します。
今後の展望:現場の声を起点としたモデル設計へ
現在は、ご紹介いただいた関係者の皆様にシステムをご案内し、実際の現場の動線や子どもたちの反応にどう寄り添えるか、ご意見を伺いながら活用可能性を検討している段階です。
また今後は、長野県内で多様な学びの場を運営されている関係者の皆様との意見交換の機会なども模索しながら、自治体・教育委員会と民間のフリースクールが手を取り合える持続可能な教育DXモデルを慎重に検討してまいります。
子どもたち一人ひとりが、自分らしいペースで学ぶ手応えを感じられる環境づくりに向けて、引き続き丁寧に対話を重ねてまいります。
【本件に関するお問い合わせ】 有限会社ラウンドテーブルコム フリースクール、教育支援センター、自治体における学習支援ツールの試用相談は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
