開催報告 – デジタルきっず育成と「まちおこし」

2024年3月30日(土)慶應義塾大学三田キャンパス西校舎512教室およびZoomのハイブリッドで『デジタルきっず育成と「まちおこし」』を開催しました。

午前の部では国際的学習プログラム研究委員会による「地域通貨 x SDGsポイント」ワークショップ、午後は「第51回CoderDojo品川御殿山」、「第20回BBCoach Project最終発表会」、「第0回ZA Summit」というてんこ盛りの一日です。

まず、主催の有限会社ラウンドテーブルコムCEO 柳沢富夫、続いて慶應義塾大学文学部 原田範行教授より、開会挨拶。

続いて、有限会社ラウンドテーブルコムが開発・運営する「SDGsアクティブローカルポイントシステム:L-TanQ」を活用する「地域通貨 x SDGsポイント」ワークショップです。

このワークショップでは、SDGsの本質を理解し、17の目標だけでなく、SDGsターゲットファインダーを参照して169のターゲットまで踏まえながら、環境・社会・経済をパートナーシップで貫くエコシステムを創出する商品・サービスを一人一人またはチームで考案します。

そして、その商品・サービスが創出する価値をローカルポイントで数値化し、さらにSDGsへの貢献度を考慮して17の目標ごとにSDGsポイントをつけていきます。

それらをL-TanQのシステムに落とし込み、ポイント交換まで体験できるワークショップですが、今回はそれぞれの商品・サービスをプレゼンして共有するところまでを行いました。ポイント交換の確認はワークショップ終了後、各自がリモートで行うことが可能です。

昼食休憩を挟んで、午後いちばんは、第51回を迎えるCoderDojo品川御殿山です。

いつものように自己紹介の後、思い思いにプログラミングを楽しみ、最後に発表タイム。スペシャルゲストにJTBコミュニケーションデザインの佐野恭吾さんを迎え、小中学生が初心者でも中級者でも参加できるコンテスト「プログラミングスタジアム」をご案内いただきました。

続いて、第20回BBCoach Project および 第0回ZA Summit を同時開催しました。

BBCoach Project は、2003年にスタート、インターネットの発達とともに成長し、主に中高生の優秀なプロジェクトをコンテストで発掘、支援してきました。

新年度からは、Web3時代に相応しくさらに先をいくZAという企画に生まれ変わります。

今回は、BBCoah Project の最後を飾り、ZAの幕を開ける、小中高校生たちが力強い発表をしてくれました。

最後に、未来の扉を開くデジタルきっずたちを育成し、地域に貢献する素敵な大人たちのプレゼン大会です。キッズたちも目を輝かせて耳を傾け、特にXR/メタバースの企業には興味津々で感想や質問も上がりました。

〜参加した皆さんからの感想〜

貴重な体験をさせていただきまして本当に有り難う御座いました。
子供から大人まで一緒に学べる機会は他には無いと思います。
あっという間に時間が経ちました。

とても楽しく拝聴させていただき、1日を通じて大変有意義なイベントであることが十分に伝わってまいりました。
学歴の小さなお子さんや学生さんたちが堂々と発表されている様子にとても感銘を受けました。
これからもイベントにぜひお邪魔させていただきたいです。

貴重な経験いただき有り難うございました。
また機会があればよろしくお願いいたします。