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「ステラとカモメ」プロジェクト全体交流会を開催しました! #2

第1回zoom会議および以降1ヶ月間のPM Gijuku Online上でのディスカッションを踏まえ、再び参加者が一つのオンライン会議場に集い、プラスチック問題の解決に向けた遠隔地どうしの連携を促進する「プロジェクト憲章」を策定するため、第2回zoom会議を開催しました。

今回のゴールは、遠隔チームがオンライン会議で共通の課題への解決策を考察し、行動宣言をプロジェクト憲章に落とし込むことにより、今後のアクションを開始することです。

今回も、忍野村こどもエコクラブ「キッズカレッジSAKUYA」、ヒーローアカデミー、草加の有志チーム、そして協賛の大日本印刷さんに加え、株式会社JTBの方にもご参加いただきました。

まず最初にリレー朗読の編集動画(完成版)を視聴、それから、この1ヶ月間の調査・考察・行動の情報共有し、遠隔地どうしでチームを組んでアイデアをプロジェクト憲章にまとめるディスカッションおよび発表を行いました。

自分たちのプロジェクトを、
<why?>何のためにやるのか
<how?>どうやって実現するのか
<who?>だれがやるのか?
<what?>何をするか、何ができるのか
<when?>いつやるか(期間・時期)
<where?>どこでやるか
という順番でディスカッションを深めながら、最終的に、PM Gijuku Online上に次のようなプロジェクトが「プロジェクト憲章」として宣言されました。

  • 演劇プロジェクト(背景アート、音楽も含む)
  • 企業への提言プロジェクト(自動販売機)
  • アート写真コンテストプロジェクト(一般向け、企業むけ)
  • 「リサイクリエーション」プロジェクトの学校への働きかけ(ブロックのバイオプラスチック化を企業に提案)

このような、こどもたち発のプロジェクトに対して、大人はどんな手伝いができるかを考えなければいけませんね!

最後に、今回のプロジェクトのインパクトを地域ポイントとSDGsポイントに換算、SDGsアクティブローカルポイントの仕組みである「L-TanQ」によって協賛企業との間でポイント交換式を行いました。

今回のプロジェクトで重要な点は、遠隔地間どうしのこどもたちがSDGsのテーマでチームを組む協働学習のプロジェクトに対して、協賛企業が契機となる絵本20冊を寄贈してくださったことです。

このような企業の関わり方を価値化・可視化するために、有限会社ラウンドテーブルコム(RTC)が運営するSDGsアクティブローカルポイントシステム「L-TanQ」を活用しました。具体的には、絵本20冊の配布という支援を、市販価格を参考に32000ポイントに換算、今回のプロジェクトと最も関わりの強いSDGsの「ゴール4(教育)」「ゴール17(パートナーシップ)」に16000ずつのSDGsポイントとして振り分けて付与しました。

こどもたち等によるプロジェクトへの企業の関わりを、単なる「協賛」に終わらせず、このような形で評価して価値化・可視化していくことにより、様々な企業を巻き込むことが可能になり、継続的なパートナーシップにつながることが期待されます。

9月の絵本リレー朗読会から始まった一連のプロジェクトの結びにあたり、参加者の皆様から全体を通しての感想をうかがいました。

  • 二回ともディスカッションに参加させていただき、いろんな意見を聞くことができ、実に有意義な時間を過ごすことができました。これからもこのディスカッションを元に、いろんなことにチャレンジしてみようと思います。また機会があれば、その時もよろしくお願いします!(高校生)
  • SDGsについてもっと知りたい・調べてみたいと思いました。(小学生)
  • 参加させていただきありがとうございます。こどもたちの必死に考える姿に、何か大人としてできることを明確にお伝えしても良かったかなと思います。こどもの可能性は無限だと思いましたので、引き続き宜しくお願い致します。リアルで会えるようになったら、さらに盛り上がるのかもしれません。(保護者)
  • ありがとうございました。こどもたちの意見に感銘を受けました。私ももっと学習しないといけないと感じました。また、こちらの活動を活かし、次のステップである事業化を目指してがんばっていきたいと思います。(企業)

また、プロジェクトの開始時と終了時に簡単なルーブリック(アンケート)を取りました。

レベル1SDGsについて、全く知らない。
レベル2SDGsについて知っているが、特に興味ない。
レベル3SDGsについて、興味があり、もっと知りたい。
レベル4SDGsについて、自分でも調べてみたい。
レベル5SDGsについて、知ったことを仲間と共有したい。
レベル6SDGsについて、知ったことを仲間と共有して、活動をしている。
SDGsの意識・行動
レベル1自分で考えて一人で行動する方が良い。
レベル2みんなで一緒に考えてみるのも一つの方法だ。
レベル3みんなでやると、自分では考えつかないことも起こるので、やりにくい。
レベル4みんなでやると、自分では考えつかないことも起こるので、楽しいかも。
レベル5自分とは違う意見の人とも一緒に活動できることは大切だ。
レベル6みんなでやると1人ではできないこともできるので楽しい。
協働学習の意識・行動

一連のプロジェクト活動の事前事後のルーブリック比較により、「SDGsの意識・行動」「協働学習の意識・行動」の両側面において、オンラインを活用する遠隔地間のチームPBLは効果的であることが確認できました。

一冊の絵本を契機にスタートしたこどもたちのSDGsへの取り組みアイデアの中で、こどもたちが連携したいと思っているパートナーとして、具体的な企業名や企業イメージが浮かび上がってきて、様々な企業を巻き込める可能性が出てきたことも、今回の大きな成果と言えるでしょう。

「ステラとカモメ」プロジェクト全体交流会 を開催しました! #1

これまで2拠点で実施した絵本リレー朗読ワークショップの参加者が一つのオンライン会議場に集い、プラスチック問題の解決に向けた遠隔地どうしの連携を促進する「プロジェクト憲章」の策定に取り組むため、全2回の全体交流会の1回目を開催しました。

遠隔チームがオンライン会議で互いの活動への関心を高め、共通の課題への理解を深め、行動への宣言をする、というのが今回のねらいです。

1回目のリレー朗読に参加した山梨県忍野村のこどもエコクラブ「キッズカレッジSAKUYA」の皆さん、2回目のリレー朗読に参加した東京都港区を中心としたヒーローアカデミー生の皆さんに加えて、今回は埼玉県草加市からも有志の方々、そして協賛企業の大日本印刷からもご参加いただきました。

まずは、大日本印刷株式会社様のご協賛、株式会社岩崎書店様のご協力により、リレー朗読が実現した、絵本『ステラとカモメとプラスチック うみべのおそうじパーティー』Text©Georgina Stevens, Illustrations©Izzy Burton, 2020 伊藤伸子:訳 岩崎書店:刊の編集動画を中間視聴しました。

続いて、課題への気づきを促すクイズ形式のアイスブレイク、遠隔地どうしでチームを組んで思考を深めるディスカッション、次回に向けての行動宣言等を、全てzoomで行いました。

2つのブレイクアウトルームに分かれてのディスカッションでは、それぞれ次のような議論が行われました。

ルーム1:

  • オンラインの状況下で、どのように協力しながらプラスチック問題について話し合い、解決していけるか、これから1ヶ月で具体的にできるアクションを考える。
  • 定期的に情報交換できるテーマ、たとえば「1日に出したプラスチックごみの重量を測って報告する」などを決めてはどうか。(忍野村と東京のチームで毎日拾ったものを写真に撮って見せ合うと、量も内容も地域で違うなど気づきがあるのではないか。自分たちだけでなく、絵本の中でステラがやったように、どれだけの人を巻き込めるかという観点も必要)
  • 廃プラを使った工作を写真に撮って発信するなど。
  • 共同製作(一人ずつで貼っていくと最後に完成するなど。忍野村では折り紙アートで富士山の壁画を作ったので、そのようなことを廃プラでやってもいい。ステラの絵本を劇にしようと脚本を書いているところなので、背景をそのように作ったらいい)
  • プラごみと自然物を組み合わせたアートなど。
  • 以上を大別すると、1拾ったごみの量をチームで競争、2他の人たちを巻き込む、3ゴミをアートにする。中で3番目のアートのアイデアを中心に。

ルーム2:

  • 企業の取り組みでは、花王で詰め替えパウチを回収して、ブロックにして玩具にしている。回収場所があれば加工してもらえる。
  • 遠隔でできることでは、個人のリサイクル工作を写真に撮って集める。
  • 家庭で集めたゴミで作った工作の写真と一緒に証拠としてその材料(プラごみ)の写真を送ってもらう。みんな楽しみながらできるのではないか。
  • 私たちが提案して全国の家庭でプラごみを使った工作をして写真をもらってプラごみ工作だけの公開サイトができると面白い。プラごみをちゃんと集める手段として、箱を作ってそこに集まったもので工作する。
  • 視点を変えて、どうしたらプラスチックそのものを減らせるかも考えてみる。
  • プラスチックは容器に使われることが多いので別の素材にすればいい。スタバのストローが紙になったように、小さいところから材料を変えて減らしていく。
  • 自動販売機などでマイボトルを入れてボタンを押すとボトル入りを買うより多めにもらえるようにしたらいい。
  • 以上を大別すると、1リサイクルアートのコンテスト、2プラスチック容器の代替素材への移行を企業に働きかけ、3マイボトル普及のアイデアを推進。いずれにしても意識の変容がいちばん大切。

気づきの段階 → 発信 → アクション → 効果測定、というサイクルをプロジェクトによって回していくと、こどもたちが主体になることで社会全体が変わリます。企業の力もほしいですし、メディアも巻き込みたいです。情報集約の場として、有限会社ラウンドテーブルコム(RTC)が提供する「PM Gijuku Online」をぜひ活用していただけると幸いです!

約1ヶ月後の次回までの期間は、PM Gijuku Online上でディスカッションを展開していきます。