月別アーカイブ: 2021年6月

岩手町SDGs未来都市共創プロジェクト「未来の教室」基礎編第2回〜プロジェクトマネジメント体験 開催報告

有限会社ラウンドテーブルコムは、SDGsをテーマに地域での実践プロジェクトを考える一連のワークショップを岩手町で提供しています。

基礎編第2回となる今回は、6月20日(日)岩手町の公共施設を使って一般の方々に、21日(月)沼宮内高校にて高1、高2の生徒たちに、同じワークショップを受けていただきました。今回は講師も現地に赴き、地域の皆さんと一緒に楽しく学びの多い時間を過ごすことができました!(東京からの講師はPCR検査をして伺いました)

前半は、「プロジェクトとは?」「プロジェクトマネージャーとは?」「記録が大切」というお話を、簡単な実験も含めてお届けしました。

そして、後半はレゴを使って、実際にミニ・プロジェクトを体験していただきました。

参加者の皆さんは、4〜5人ずつのグループに分かれてそれぞれが「まちづくり会社」になったつもりで、岩手町で
・町民みんなを巻き込んで
・自然環境に配慮して
・地域経済を活性化する
新規事業を創造、アイデアをレゴで表現する模型を作り、発表します。
その過程でプロジェクト書類(簡易版)の作成もしっかり体験してもらいます。

最後に、できあがったレゴ作品は実際の岩手町の地図上に配置してみました。

今回はレゴを使ったことと、プロジェクトマネジメントを意識したことで、皆さんのプロジェクトの芽が、より具体的なイメージとなって膨らみ始めたと思います。

その一部をご紹介します。

【一般】
「石上サウナプロジェクト」
解決したい課題:若者が地元にとどまらない。
プロジェクトの概要:「自然と人が集まる」をコンセプトに、石神の丘に宿泊施設とサウナ施設を創る。

【高校生】
「自然と共に生きるプロジェクト」
解決したい課題:人口を増やす、陸の豊かさを守る、住み続けられる町づくり、働きがいも経済成長も
プロジェクトの概要:
・空き家をなくす
・森の中に家をつくる(ツリーハウス)
・祭りの屋台は岩手町で取れた野菜などを使う
・屋台街を作る(駅前)

「岩手町ピカピカプロジェクト」
解決したい課題:ゴミ箱が少ない(ポイ捨てが多い)
プロジェクトの概要:
・ユーモアのあるゴミ箱を作る(ゴミ箱のデザイン賞を設けて、入賞した人にバス・電車チケット贈呈)
・子どもたちでポスター作成
・保育所や児童館にゴミ箱を設置し、分別する習慣をつけてもらう

「今日から彫刻家プロジェクト」
解決したい課題:農家の減少、飲食店の宣伝のなさ、町の中に体験して楽しむ彫刻があるといい
プロジェクトの概要:
・日本人の彫刻家に依頼する
・彫刻を身近に感じてもらうために自分で作れるキットも作る

その他、たくさんのプロジェクトが生まれました。エコバッグ作りやリサイクルの活動にポイント制を取り入れるというアイデアも出てきました。

次回は、7月4日(日)一般、5日(月)高校生で、企業への提案を練るワークショップです。本物の企業の方々に課題をお話しいただき、提案書を受け取っていただきます。

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岩手町SDGs未来都市共創プロジェクト「未来の教室」基礎編第1回〜絵本で学ぶSDGs(SDGsを知る)開催報告

有限会社ラウンドテーブルコムは、SDGsをテーマに地域での実践プロジェクトを考える一連のワークショップを岩手町で始めました。

基礎編第1回となる今回は、5月16日(日)岩手町の公共施設を使って一般の方々に、17日(月)沼宮内高校にて高1、高2、高3の生徒たちに、同じワークショップを受けていただきました。東京は緊急事態宣言発令中のため講師はオンラインでの参加です。

前半は、『ステラとカモメとプラスチック うみべのおそうじパーティー』(ジョージナ・スティーブンス 作、イジー・バートン 絵、伊藤 伸子 訳、岩崎書店 2020)の絵本から、身近な課題に気づくワーク。

4〜5人ずつのグループに分かれて「ステラの気づきと行動を振り返り、自分たちにもできることを考えてみよう」というテーマで話し合い、次のような意見が出てきました。

【一般】
・ステラは身近な「自分のこと」から気づき、行動を起こしたら、 周りの理解から協力者が増えた。
・私たちの 町でも河川清掃活動をしていて、中学生は参加しているが主体的ではないので「気づき」があるだろうか?「気づき」を起こすには事前学習が必要では?
・行動する「判断基準」が必要なのかも・・・
・各自(個人・企業等)での「メリット」があると行動が起こるのでは?

【高校生】
・5歳のステラが自分の意見を手紙にして、チョコレートの会社に送った勇気と行動力がすごいと思った。
・無理して離れたところから解決していこうとするのではなく、まず身近なところから解決するのがいい。
・まず自分自身が、レジ袋を使わない、ペットボトルを買わない、ゴミを増やさない、ゴミの分別をしっかりして、リサイクルを心がける。
・地域の人たちにSNS、インターネットを使って呼びかける。高齢者などインターネットに疎い人には、お店に協力してもらってポスターを貼るなど、より多くの人に問題を知ってもらう。
・ゴミ拾いなどのボランティアでは参加してもらう人にもメリットがあるようにする。

後半は、世界や日本のSDGsの現状、企業の事例から学び、自分たちの地域で挑戦してみたい「夢のプロジェクト」をグループごとに話し合い、最後に発表してもらいました。

SDGsプロジェクトを考えるときは、必ずこの「ウェディングケーキ」を念頭に置きます

次のようなプロジェクトの「芽」が生まれました!

【一般】
・「うれしい楽しいプロジェクト」楽しく続けられるところから、環境、ゴミ、川、医療の問題を身近でできる、子どももできることから解決していく。
・「北上川クリーンプロジェクト」リバークリーン&おいしい魚づくり&耕作&エネルギー。
・「みんなでバラエティーレクリエーションプロジェクト」様々な運動やスポーツを行える場所の建築。木材を使用した物作りや、川などの自然で遊べて、湧き水を飲用に。

【高校生】
・「みんなでまんぷくプロジェクト」傷ついた野菜をインターネットで安く売る。食品ロスや食べ残しの現状を記録してシェア。おすそわけ。
・「木木植植プロジェクト」木が少ないところに木を植える。見て楽しむ彫刻ではなく、体験して楽しむ彫刻を作る。
・「AIの進化とドラえもんプロジェクト」AIやロボットを活用し、人々が楽しく暮らすための秘密道具の制作。
・・・などなど、想像力あふれるプロジェクトが多数!

素敵なプロジェクトに育てていきたいですね。

なお、高校生には、第1回のワークショップを開始する前に「ルーブリック」というシートを使って、探求力(1年生:立案力、独創力、2年生:分析力、考察力、表現力、3年生:未来創造力、率先力)の自己評価を記入してもらいました。最終回のワークショップの後に、同じシートを記入して、それぞれの力がどのぐらい伸びたかを確認します。

次回は、6月20日(日)一般、21日(月)高校生で、レゴを使ったプロジェクトマネジメント体験のワークショップです。

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岩手町SDGsのウェブサイトでも取り上げていただきました!


SDGs+企業の活動をPBLカリキュラムにして子どもたちに届けるサービスを提供しています!

有限会社ラウンドテーブルコムは、大日本印刷株式会社等と連携して、「持続可能な開発目標(SDGs)」にも挙げられている社会課題の解決に向けた企業の活動を、主体的な対話による課題解決型授業である「プロジェクトベースドラーニング(PBL)」のカリキュラムにして、国内外の子どもたちに授業やワークショップとして提供することで、新たな意識の変容を促すサポートをしています!

PBLの一環として、2021年5月29日(土)・30日(日)に開催された「日比谷音楽祭2021」のコラボレーションイベントの一つ、タイと日本の子どもたちが音楽を通して交流するオンラインイベント「Asia Music Party」の企画に携わりました。

今回、日本側からは、有限会社ラウンドテーブルコムがこれまでにご提供してきた、SDGs、PBL、CoderDojo品川御殿山などでご縁ができましたキッズ&ユースの皆様にご参加いただきました。

タイと日本の双方からご参加の皆様に、CloudCertsという仕組みを使って、ブロックチェーンで記録され、改ざんされず、永久に残り、世界中どこでも使用できる「参加証明書」が発行されました。

今後もこのような学びの場を国内外で次々と生み出して参ります!

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