三重県大台町でワークショップ「メタバースでチームの会議室をつくろう」

有限会社ラウンドテーブルコム(以下、RTC)からメイン講師1名、アシスタント講師2名が出講し、大台町の高校生8名(三重県立昴学園の有志)を対象に、昴学園寮食堂にて「メタバースでチームの会議室をつくろう」ワークショップを実施しました。

このワークショップは、大日本印刷株式会社(以下、DNP)他によるデジタル田園都市国家構想・三重広域連携モデルを促進する「美村」ブランドプロジェクトの活動で、2月から3月にかけて多気町でのワークショップ明和町でのワークショップ度会町でのワークショップに続き、4自治体で実施される最終回となります。このプロジェクトは、三重広域DXプラットフォームに関わる自治体において様々なデジタル技術を活用した地域活性化の一環として、「メタバース空間デザインワークショップ」実施によりキッズイノベーター育成を目指します。

  • 町から世界へデビューできるWeb3クリエーターを目指す意欲の獲得
  • メタバース空間開発の体験
  • メタバース空間での行動倫理の理解
  • ゲーム空間開発の意欲の獲得
DNPから三重広域DXプラットフォームの「美村」ポータルサイトおよびデジタルマップの紹介
メイン講師の柳沢富夫

はじめにDNPの担当者から本日の主旨説明、三重広域DXプラットフォームの「美村」ポータルサイトおよびデジタルマップの紹介、メイン講師からメタバースに関する基本的な知識のインプットの後で、参加生徒は1人ずつウェブ上に公開されている無料ソフトを使ってメタバース上で好きな空間をつくりながら操作に慣れていきました。その後4名ずつのチームに分かれ、役割分担をして共同作業でチームの理想の会議室(会議ができる空間)をデザインする体験を行いました。

チーム・ディスカッションでは講師陣も質問に答えたりアドバイスをしたりして生徒たちの創作活動をサポート、最後はチームごとに本日の創作活動の成果を発表してもらいました。

当初は途中までの参加を予定していた生徒も、創作が楽しくなり最後まで参加してくれたり、今回のワークショップ参加がきっかけで国際ゲーム・ジャムに参加希望の生徒が出てきたり、講師としては嬉しい経験でした。

参加生徒は多学年にまたがっていて、日頃は交流のない生徒どうしが協力し合ってチームのメタバース空間をつくることができたのも、大きな収穫です。

なお、一連のワークショップで、開始前と終了後にeラーニングのプラットフォーム「PM Gijuku Online」上でルーブリックへの入力作業をしてもらい、プロジェクト全体での効果測定や今後の展開への参考データとして活用していきます。


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