2019年11月15日(金)大田区立矢口中学の3年生向けのSDGs導入授業を提供。

大田区立矢口中学ではキャリア教育の一環として、科目の異なる先生方が協力して、SDGsをテーマとした授業に挑戦している。今回は全10回にわたる授業の2回目。

「知る」→「考える」→「行動する」という大枠の中で進められている。

1回目は3年生の担任の先生からのSDGsに関する概略の解説授業。インターネット上の情報を活用して、動画なども閲覧した。

そして今回は2回目。先生方からの要望は「なぜ今SDGs?」という子ども達の真摯な疑問に答え、自分事に落とし込めるような情報を提供してほしいとの事。
「日本の国とSDGs」「日本の企業とSDGs」「日本の地域とSDGs」「日本の学校とSDGs」「自分とSDGs」をいうテーマでなるべく周辺地域の情報も入れて、事例を紹介した。
さらに、最後には各自が2030年までにできる可能性のあるプロジェクトについての宣言文を記入してもらう。

授業は3年生の1クラスで提供したが、その授業を各クラスに配信する仕組みで、全クラスで参加してもらった。

図書館の司書の方も協力していただいているようで、廊下にはSDGsコーナーが設置されており、気軽に子ども達が書籍にリーチできる環境も整えているのが印象的だ。

既に1回目の授業でルーブリックのデータを取得しているので、この10回の授業で、どのような才能が伸ばせるか、最後までウォッチングしていきたい。