大岱小学校の西留校長が新著を出します!

「学びを起こす授業改革」というテーマで大岱小学校の西留校長が、これまで取り組んできた学校改革、授業改革について語ってくれるようです。期待しています。

また2月19日(土)に公開授業があります。
大岱小学校の授業を体験できます。
http://rs.roundtable.jp/blog/?p=29

昔話を調べる「民族文化の会」に参加

日本桃太郎の会の相原正博氏のご紹介で、「民族文化の会」に参加してみた。

赤坂見附から少し歩いたところのビルの4階で講演形式の会合だった。
今回の講演は下記の通り。
1 日本統治期創建、台湾の鄭成功廟
台湾大葉大学副教授 小久保喜久雄
2 「西遊記」の妖怪学
学習院大学名誉教授 諏訪春雄

前半では、17世紀、明の時代の軍人、鄭成功が、清との戦いで英雄となり、台湾で神格化(神社が創建)されたいきさつを概説された。鄭成功の母は日本人だったとのこと。何か背後の力を感じる逸話。質疑応答ではっきりしたのが、現在残っている廟は日本式の神社のようなものではなく、大分新しく中国式に改築されていること。もともとは祖末な作りであったようだということ。

後半の話では、西遊記に登場するキャラクター達が、もともと天界から降りてきた(下凡した)ものであり、下界で活躍して、天界にもどっていくというプロットがあるということをひも解いていただいた。また、中国の妖怪の分類として、自然の妖怪、人間の妖怪、道具の妖怪という分類ができ、自然起源の妖怪が多いというアプローチをご紹介いただいた。

また、参加者で下記の方と面識を持てた。
秋元淑子様
小川清未様
中川悟様
古事記に詳しい・・・はいやまみのる様

尚、「民族文化の会」の今後の予定は下記の通り。
3月13日
1 日本文化と陰陽五行思想-吉野裕子氏の業績を中心に-
学習院大学名誉教授 諏訪春雄
2 に本尾遊郭をアジアからみる
茨城キリスト教大学教授 染谷智幸

4月17日
1 日本の大道芸・見世物芸
学習院大学名誉教授 諏訪春雄
2 題未定
東海大学名誉教授 大矢建正

5月8日
1 縄文の祭り-諏訪の御柱を中心に
学習院大学名誉教授 諏訪春雄

6月5日
1 「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪学
学習院大学名誉教授 諏訪春雄
2 題未定
学習院大学名誉教授 湯沢威

7月3日
1 写楽肉筆浮世絵の再検討
学習院大学名誉教授 諏訪春雄

参加費1,000円

会場:〒107-0052 東京都港区赤坂3-10-3
黛ビル4Fホール
TEL 03-3633-3606

各回午後2時から
2 

かぐや姫がいるサハラ夢美術館

日本桃太郎の会で知り合った、宮道文子さんのご紹介で、サハラ夢美術館をNPO法人レイヤーボックスの月森理事長と訪問した。
〒224-0001
神奈川県横浜市都筑区中川3-20-20

出迎えていただいたのは創作画家の沙原秀さん。
ある日突然ひらめいた、心象風景を絵に描いたところ、どうもこれはかぐや姫なのではないかと感じたそうだ。月を見上げる女性のイメージが最初の一枚だった。それ以来、シリーズでかぐや姫の物語を沙原流で描き続け、とうとう私設美術館まで設立することになったという。
冬の午後、手作りのケーキなどもいただきながら、ゆったりとした時間が流れた。
サハラ夢美術館

シリーズの絵は、独特の色調とタッチで描かれていた。じっくりと見ていると、何か引き込まれそうになる錯覚を覚える。お話を聞くと、この絵を見て不安定な気持ちを整理でき、克服した人もいるという。また、この絵をモチーフにした映像作品も特別にご披露いただいた。VHSのマスターテープが一本あるだけという私的な映像だが、額縁に閉じ込められた絵とは異なるインパクトを与えてくれる。映像と音楽で絵と対峙するという手法もなかなか面白い試みだと感じた。
学生に課題として提案しても良いかもしれないと思った。
沙原秀

沙原さんは最近ではこの絵の前で独り語りをするイベントを開催しているという。
次回は開催
2011年4月3日(日)午後2時半から
サハラ夢美術館
入場料2,000円
語部:沙原秀
私も参加して映像として記録を取らせていただこうと願い出た。

尚、沙原秀さんの絵描きとしてのスタートから今に至るまでの自伝的ストーリーで、次の書籍が発行されている。

Web動画視聴率の大切さ

SUS4の森中さんから、朗報。半年かかってなんとか出版までこぎ着けたとのこと。
Webの動画の効果は絶大のはず。データになっていないので、まだみんな気がついていないのだが、通販等では動画の視聴率を取るか取らないかで販売にも大きく影響する可能性がある。
私としては、インターネット上のOCWの動画等の効果測定をしたくなる。
また、大学や教育機関の広報用動画も、こうした効果測定データが必要になってくるだろう。

狩野流英会話上達術

後輩の狩野みきさんと打ち合わせ。

狩野流英会話上達術を聞いて、インターネット塾を創りたくなりました。
さて、また面白いプロジェクトが動き出しそうです。

日向清人,狩野みき
ディーエイチシー
発売日:2010-06-25

著者からの献呈本ゲット!パターンを覚えて英会話上達しよう。
著者からの献呈本ゲット。男性でも効果あるかな?

金大偉氏のイベント3D撮影参加

関東学院大学の海老根先生、教え子の塩入君と共に金大偉氏のイベント「紹興」に参加。

今回はCinemaxからお借りしたリグを使って、3D撮影に取り組んだ。

二胡、中国琵琶・古琴の音色が印象的。

今回は友人で中国のシステム会社社長の李健氏も参加してくれた。

Cinemax Rig

紹興

奈良県県人会

椿山荘で開催された奈良県の県人会に参加。

田舎のない東京出身者には地方の県人会がどんなあつまりなのか、わからなかったが、始めての参加。

単純に食事に来ている人から、政治家の宣伝活動まで、様々な思いで来ているんだなと感じた。また奈良の人は本当にリッチなんだと。いにしえの文化の上で生活している人達はひと味違いますね。

1300年記念のろうそくの光の演出が印象に残った。

椿山荘1

椿山荘2

久しぶりに身体をうごかして大声を出して来ました

「慶應 「動く教室」 ~体と頭を刺激する健康コミュニティ~」というワークショップに参加

大学の同期だった横山千晶先生から情報をいただいた。

クリックして20101005.pdfにアクセス

今回は武藤武史先生の担当。何人もの先生で複数回実施している模様。
大学から飛び出して、地域の人達と交わりながらの授業実践という試みのようだ。

10/5 「ゆっくり強い和の動き」
10/12 「からだとことば」
10/19 「ひろがる体」
10/26 休み
11/2 「ひろがる体」
11/9 「からだとことば」
11/16 「ゆっくり強い和の動き」
11/23 カドベヤ健康体操「んだんだレゲエ」
11/30 休み
12/7 「からだとことば」
12/14 「ひろがる体」
12/21 カドベヤ健康体操
「んだんだレゲエ」忘年会版
12/28 休み

今回は「からだとことば」。

簡単にからだをほぐした後、言語と体の接点1を接点2について、レジュメに従いポイント解説。
記述・描写をあらわす言葉があるのに対して、行為・運動をあらわす言葉があり、動きや音などと関係している言葉がある。特に日本語では豊かな表現方法がたくさんあるということを紹介された。

ストレッチ運動から始まり、身体が柔らかくなったところで、発生練習。
「アエイウエオアオ・・・」
鼻濁音の解説等も含み、久しぶりに大声を出した。
次は「ういろう売り」。二台目市川団十郎の科白を全員で立ち上がりながら朗読した。結構気持ちが良い。

「カスカス・・・ヌルヌル・・・ホヤホヤ」等の擬声語、擬態語(オノマトペ)を全員で気持ちを入れて発声、その後各自で表現するのを共有した。

新聞記事を気持ちを込めて読むことにもチャレンジ。

太宰治の『斜陽』
***
朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、
「あ」
と幽かな叫び声をお挙げになった。
***
から始まる文章を気持ちを込めて輪読した。

その後、グループに分かれてオノマトペを発声しながら、身体で表現することにチャレンジ。ほとんど演劇の世界にまで入り込んでしまったようなチームも出現。

最後に健康スープをみんなですすり、おいしい野菜料理をいただいた。

ちなみに、なんと今日は紹介してくれた横山先生の誕生日だった!

APECの影響で夜空に警戒ヘリが飛ぶ中、26年以上前の学生時代を少しだけ思い出した。

リアル熟議に参加

教育を語り合うリアル熟議というワークショップに参加。

http://jukugi.mext.go.jp/library_view?library_id=308

主催はEducational Future Center多様な教育を推進するためのネットワークの共催。

40名程の熱い方々が文京区民センターに集まった。

まず第一弾の課題。
「言葉を使わずに参加者に誕生日順に一列になる」
案の定失敗する。
言葉を使って良いということになると、なんとか成功。

次は
「名前のひらがな順に整列」
一部失敗した人もいるが、なんとか並び、この列を基本に1から5まで順番に数えて5グループに分けられる。

小グループに分かれてブレインストーミング。
KJを使うのだろう。ポストイットメモと模造紙とマジックが置いてある。KJ法についての説明はいっさいなし。

「教育や学校に求めるもの」をディスカッション。
司会者、タイムキーパー、記録者で役割分担。
なんかここまではプロジェクトマネジメント的。
知識偏重型の教育への批判が50%。選択肢としてあっても良いが50%。
但し、答えが出ない問題だから、プロジェクトにはまだなりきれていない状態。

次に「この求めるものに対して私たちがすべき事」にテーマが移る。
発表者もこの時決めて、発表の準備。

各チームの発表。
我がチームから出た、「記録を残す」「アーカイブを共有する」というアイデアに主催者側は関心を示していた。(私が誘導した感じもしなくもないが・・・)

若干名刺交換をして帰宅。大学、高校、中学の先生も来ていたが、フリースクール系の人が多かったと感じた。小中の教育とそれ以降とは分けて議論した方が良いのではないかと思った。