「木の戦い」からTolkienとウェールズ語へ

ご縁があり、木林文庫を訪問。

そこで入手した「木の戦い」を読んで、知的な連想を楽しんだ。

ウェールズの吟遊詩人タリエシン作の「木の戦い」は中世ウェールズ語で書かれた「タリエシンの書(Llyfr Taliesin)」のVIIIに含まれている。6世紀の作品だが、この井辻朱美翻訳版はロバート・グレイブ著の The White Goddes、1948英語訳からの翻訳。

木の戦士という事になると、TolkienのEntを想起する。

ということで発行者の須本実氏からすかさず直接購入。装幀は須本氏の次男の須本悠里氏。2021年に閉館してしまった品川の美術館原美術館の協力もと、華雪氏の書画でデザインされている。

さて、そこで気になった。Tolkienはどのバージョンを参考にしてEntの物語を創り上げたのか?

The Letters of J.R.R. Tolkienでentを探ってみると、1944年には既にコメントがされている。ということは、The White Goddesが起点ではなかった事は確か。

Ifor Williams. 1944. Lectures on Early Welsh poetry. Dublin: DIASはに紹介されているだろうか?原本を確認できてないので、確実ではない。

Tolkien: Maker of Middle–earth, 2018の中で出てくるTolkienの所蔵本の写真からはウェールズ語関連本としてA Welsh grammar, historical and comparative : phonology and accidence,1913が見られる。この本を使って原語で読んだのだろうなと想像。

J. G. Evans, Book of Taliesin ,Llanbedrog, 1910あたりが怪しい。ファクシミリデータが公開されているが、ウェールズ語が全く分からない私には手が負えないと感じる。

先輩の辺見葉子氏の論文にも辿り着き、しばし知的な旅を楽しむことができた。

ちなみに木林文庫には評論社版の「指輪物語」の初版本が書庫にありました。

奥様の佐喜世さんはロシア通。お二人とも東京生まれ東京育ち(私も)ですが、パリで過ごされた時期もあったとか。素敵なお二人との会話も楽しみ、コーヒーまでいただいて大変大満足な時間でした。

3D都市モデルのハッカソンに参加

Project ”PLATEAU”(プラトー)」に参加しました。「地球地図の学校」以来、GIS情報には興味を持っていたので、こんなのあるから参加してみませんかという声に気軽に反応してしまいましたが、それが間違いだったかもしれません。

集まってきた方々は本格的なハッカーが多く、私のレベルではとも思いましたが、とりあえず一歩踏み出しました。

こうしたハッカソンにもSDGsの意識をつけてもらいたいなと思い、参加を継続しました。つまりSTI for SDGsという考え方かな。意味のある活動をどうシステムと結びつけるか、最近の私の仕事の仕方にも通じるところです。

当初、実際にプログラミングをしてくれる人材が不足していたのですが、イベント内で知り合った人財とSDGsの活動で知り合った立正大学の先生の門下生の力をお借りして、なんとか最終コンテストまで活動を続けることができました。チームの皆さんに大感謝です。実際に実装することができました。チーム名は「SDGs三方よしマップ(環境・社会・経済)」。

私たちのチームは3Dの建物の情報を元にして、ビル風を計算、さらにはビルの作り出す影を計算しました。そしてそれを掛けわせた結果得られる快適度を導き出し、冬なら暖かい場所を選んでピクニックのできる場所、夏なら日陰を利用して移動できる道筋などを、主婦層や子供達にも伝えられるような簡単なインターフェースで伝えようとしました。

残念ながら一回めのアイデアソンも1ヶ月後のハッカソンも入賞はできませんでしたが、こうした活動を、ネットの中で初めて知り合った人達と協力してプロジェクトを進めれれたことは、今後の活動にも大きな自信に繋がったと思います。

次はこの活動を生かして、子供達に大人もこんな頑張っているよいうメッセージを伝えたいと思います。

BBCoach Projectの審査会は3月27日(土)午後、オンラインで実施予定。CoderDojo品川御殿山の活動も緊急事態宣言が解除されたら早速活動を再開したいと思っています。

なお、こちらの活動がASCIIオンラインで記事になりました。

ようやく届きました!

オックスフォード大学ボードリアン 図書館で開催されているトールキンの展覧会のカタログがようやく届きました!

ちょっと無理して、コレクターズエディションです。

予習して、この秋展覧会に訪問する準備をします。

 

今年も国際平和映像祭が開催されます!

今年も国際平和映像祭が開催されます。

一人でも多くの方々にご参加いただけると幸いです。

また、5月24日に横浜美術館レクチャーホールでキックオフイベントも開催されます。

少しでもご興味のある方、ぜひイベントにも参加して見てください。

http://ptix.co/2o0RK2B

Kahoot!使いやすいかも・・・

アンケートや、授業中でのクイズなどで利用できそうなサービスです。

Kahoot!
アンケートやクイズの作成サイト
アンケートやクイズの利用サイト

生徒、学生の携帯端末を入力デバイスにできます。

授業で使ってみようと思います。

 

 

国際平和映像祭のイベント

今年もUFPFF、キックオフしています。

顧問として応援させていただいています。

http://www.ufpff.com/

毎年国連が定めた国際平和デー、通称ピースデー9月21日に開催しているUFPFF 国際平和映像祭。

今年も9月21日に開催が決定しました!

5分以内の映像で平和を表現しただいた作品を表彰します。

いよいよ4月21日(月)からエントリー受付開始となります。

下記のイベントを開催することになりました。

http://peatix.com/event/32682

日時:2014年4月13日(日)

場所:JICA地球広場 国際会議場 19:30〜22:30

東京都新宿区市谷本村町10-5

Song for Peaceというコンサートイベントを行います。

ぜひご興味のある方はご参加ください。

ジュニアクリエータ達のPBL:第11回BBCoach Projectの一次審査の結果

BBCoach Projectの一次審査通過チームは以下の通りに決定しました。

「gust」
「My Pace」
「purple boys」
「Shali&Neta」
「SISK沿線たち」
「Sky Factory」
「STATION」
「四駆魂」

テーマは様々
「食品サンプル」「環境問題」「水耕栽培」「フィジー」「折り紙」「電車」「ミニ四駆」

中高生がどんなPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)を体験したのか、楽しみです。

二次審査会は下記の通り実施します。
日時:2014年3月15日(土) 午後1時より
場所:慶應義塾大学 大学院校舎 1階 313番教室

第11回BBCoach Project一次審査締め切りました!

2003年度から続けている、プロジェクト・ベースド・ラーニングを体験できる、BBCoach Projectの第一次審査を締め切りました。

二次審査会は
日時:2014年3月15日(土)午後1時〜
場所:慶應義塾大学 三田 新南校舎411教室

さて、今年はどんな作品のプレゼンテーションがあるのでしょうか?
今から楽しみです。

審査会の参加は無料。公開ですので、どなたでも参加できます。
一人でも多くの方々のご参加をお待ちしています。