【PM桃太郎!】:奈良でワークショップやります!

桃太郎のお話を元に、成功の秘密であるプロジェクトマネジメントを学ぶ試みです。

成功物語に何が隠されているか、みんなで探ってみませんか?

これまで中学生、高校生、大学生と共にウエッブでのコンテンツ製作に挑戦して来ました。ウェッブを活用して自分で考えている事を人に伝える作業はとてもハードルの高い作業です。特に人の心に残る作品を作る事は至難の技。

物語の本質を理解することは、人の心を動かして情報を伝え、人の心に残る作品を作る過程では必須の事だと最近思い始めています。

日本の物語と言えば桃太郎。そこに秘められた法則とは?

 

一方で、学校現場で社会に出ても役立つ知識を身につける試みが最近増えて来ました。就職難の中希望の職業を勝ち取るには、社会に出ても通用する世界言語をマスターしておくことも必要です。ひとつは英語かもしれません。もうひとつは仕事を実践する上での大切な知識。常に改善が続けられて来た、仕事を楽しく、ハッピーエンドに完遂できる為のノウハウでもある、プロジェクトマネジメントの方法論が注目されています。

学校現場でのプロジェクトマネジメントを普及させる活動を通じて、学校改革、教育改革に繋がる事例にも出会う機会が増えて来ました。

本当の意味で自立した学習者を生み出す為にも、社会に出てすぐに活躍できる有能なビジネスマンになる為にも、その成功の秘密を探る作業はとても大切な時間になります。

そうした時間をみなさんと一緒に過ごせればと願っています。

 

日時・場所:
2011年3月26日(土)、3月27日(日) 13:00〜15:00(12:30開場)
奈良教育大学 講義1号棟(L1) 104教室

参加対象者:
今回は小学校4,5,6年生、中学生、保護者、学校関係者、行政機関関係者、ご興味のある方(50人まで)を対象としてカリキュラムを構築中です。

参加費用(電子教材、テキスト費):
500円…二日通し/一人(学生)
800円…二日通し/一人(大人)
1,000円…二日通し/ペア(大人と子供)

申込はこちらから

共催:特定非営利活動法人 Layer Box/奈良教育大学社会科教育 岩本研究室
後援:奈良県/奈良県教育委員会
協力:田原本町観光協会/(有)ラウンドテーブルコム

 

一日目は、〜物語を通じて、成功の秘密の整理〜
二日目は、〜物語の制作と発表会・反省会〜

 

 

本当の視聴率調査

TVの視聴率調査は統計学的な調査であることは皆さんもご存知でしょう。

インターネットの広告費が伸びています。ラジオや雑誌を追い越して、どこまでつきすすむのか、ウェッブでのマーケティングが今後ビジネスの中核になってくることは間違いないでしょう。

なぜ、こんなに伸びているのか?

恐らく、実際にアクセスしたログを中心とした解析が可能であることが、その核心でしょう。
もちろんその仕組みを逆手に取った、ちゅっと首を傾げるデータ作りも起こってくるでしょうが、様々な新しいソリューションがその不満を改善して、日々真実のデータ作りに向かって、着実に進歩し続けています。

ここ数年、SUS4の森中氏とは、様々なところに出向きました。

大手広告会社の方にもプレゼンテーションした事もありましたし、私自身はこのネタを持って、雑誌やTV局関係の方とも、情報交換したことがありました。

ネットでの広告には動画が効果的か否か?

この本には様々な事例が取り上げられています。

もちろん効果的。

但し投資対効果が得られているかは、そのデータを解析すべきだということでしょう。

動画作成には費用がかかりすぎるとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんね。

そういた不安、不満を持った方にも、今まで見えなかった事が見えてくるはずです。
ログを解析すること。それをある程度自動的にやってくれるソリューションがここでは紹介されているのです。

大切なログ、取得できているでしょうか?

米国の大手企業のおんぶにだっこで、済ませて満足している人いませんか?

私の会社でも、これまで様々なIPTV、インターネット放送局等の提案をして来ましたが、これからが本番が始まる気配を感じています。

インターネットでの動画配信をお考えの方、ぜひご相談ください。

ワークショップ:The Lady of Shalottに参加して

慶應義塾大学の教養研究センターが主催する実験授業「アートと文学—ワークショップ Alfred Tennyson “The Lady of Shalott” の創造的解題:英語版創作をめざして」に参加してきた。

仕事の関係上これまでは参加できなかったが、今回が第三回目の開催。途中からの参加でも充分楽しめる内容だった。

今回は9月の連続授業の時にも関わっていたという、小関章ラファエル氏が講師。

4時半から6時半の2時間の予定の授業だった,参加者のディスカッションが白熱して30分程延長までしていただけた内容の濃いワークショップだった。

小関章ラファエル氏は劇団四季では『オペラ座の怪人』に関わり、その後、上智大学で神学を専門とされた方。『機動戦士ガンダム・ダブルオー / 機動戦士ガンダム00』『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』では神学考証に協力しているという。コンテンツの中の神学的アプローチ、ユング心理学を通してのアプローチというスタンスをもっているということ。この紹介だけでもぐぐっと引き寄せられてしまう、私にとっても興味津々の講師だった。

文部科学省 大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラムとしても活動の一環ということで、不破有理先生が担当されていた。不破先生と小関氏はアーサー王学会で知り合ったのだそうだ。なるほど、物語と神話というテーマになるとヨーロッパ文化に深く根ざしているアーサー王物語にもアプローチしておく必要ありということなのだろう。

9月の授業には確か高宮利行名誉教授も参加されていたと聞く。

”The Lady of Shalot”は、大学時代の同級生、葛生千夏さんのテーマでもあり、彼女の創作する素敵な音楽を聴いていた。授業でも接したし、英国旅行をすれば、ウォータハウスの有名な絵画に出会える。かなり読み込んだはずなのだが今回のワークショップではまた新たな発見も。

まずは読んでみようということになり、参加者の中から津森優子(翻訳家)さんが流暢なブリティッシュイングリッシュで朗読してくれた。1842年版のテキストと翻訳文の資料も配布されていたので、始めてこの詩に接した人にも内容が理解できる。実際この日始めてこの詩に接した参加者もいた。

その後小関章ラファエル氏のこのワークショップでのテーマが紹介された。「物語がわたしたちの伴侶となる」

「物語の構造を見る」というアプローチでこの詩を一緒に見てみよう、ディスカッションしてみようという試みだ。

松岡正剛「知の編集工学」等も紹介され、物語の構成要素を整理した後、ディスカッションの課題が出る。

「境界」というテーマでのディスカッションが出され、3〜4名程のグループに分かれて、一般的な物語の中での「境界」やこの詩の中での「境界」に関して自由ディスカッション。リーダーがその内容を発表という流れ。このあたりはKJ法等を活用して、カードを配布して、一人一人のアイデアをもっと引き出す為のブレーンストーミングの時間を取った方が良かったかもしれない。既に読み込んでいる人や経験を積んだ社会人等の意見が強く出過ぎたかもしれない。ディスカッションの内容は発表という形でしかデータとして残されてなかった。始めてこの詩に接した人のアイデア等ももう少し聞きたかった。恐らくこの活動だけでも授業としては成り立つだろう。

後半はJoseph Campbell のThe Hero with a Thousand FacesThe Power of Mythなどの紹介もあり、映画Star Warsの映像等も交えたCampbellのインタビュー映像を英語で観て、気になった単語や文章を書き取りながら、ヒーロー物語の構造を各自が考えまとめる時間をもらう。さらにグループでのディスカッションを通して理解を深める。また、ダースベーダーがヘルメットを取るシーンがシャロット姫の決断と相通じる部分があるとい解説がある。グループ内では、男性と女性の探究(Quest)物語には少し構造が違う所もあるのではないかという意見もあり、またまた白熱。

このあたりは、Derek BrewerのSymbolic Storiesも紹介したくなった。
Symbolic Stories

そのインタビュー映像の中で、The Point of No Returnという言葉が出ていたのをきっかけに、シャロット姫の場合はどのスタンザがそれにあたるのかを議論したのも面白かった。シャロットの姫が若い恋人を観たシーン第8スタンザでは「I」という一人称の単語が始めて出てくるのだそうだ。シャロットの姫がラーンスロットを鏡で観た後に3歩いて、窓の外のキャメロットと睡蓮の咲くのを観て鏡が割れるシーンは第13スタンザ。シャロット姫がボートを見つけてそれに名前を書くシーンは第14スタンザ。いずれにしても「境界」を超えてしまった悲劇のヒロインの意思が表現された部分。さて、みなさんはどう考えますか?

物語の構成は3部構成が有効だという解説もあり。能なども序・破・急という展開があるそうだ。2部にはCentral Crisisが設けられて、3部で昇華させる、そこに人の心を動かす物語の成功方程式があるのではないかと。

来年度の関東学院大学で実施する私の講義「メディアワークショップ」でも影響を与えてくれるアイデアが満載されたワークショップだった。

授業後の交流会では、ヨーロッパ神話の起源や、カオスから生まれてくる神話、日本の神話との繋がり、古事記、能、翁舞、プロジェクトマネジメント等の話題でさらに盛り上がった。

山口英一氏との出会い

素敵な人に出会えた。

奈良遷都1300年祭りイベントのひとつ、「あおによし」のプロジェクトで知り合ったNPO法人レイヤーボックスの月森さんから、山口英一氏をご紹介いただいた。

慶応大学卒の塾員で先輩にあたる。法務省を経て日立テクノロジーに入社。キドカラー並びに希土類セラミックの研究開発に従事した方だ。

レアメタルの話や、五感教育について博識なお話を伺った。科学と社会の接点を楽しく学べる学習環境として価値があるお話だった。文系と理系にこだわらない、学際的な学習をしていく基本姿勢も教えていただいたような気がする。

また、学習してみたい課題をいただいたような、楽しいひと時だった。

HiPM Day2本番

プロジェクトマネジメントを学ぼう!「HiPM」を実施してきました。

芝浦工大中学高等学校(中学3年生)
芝浦工大(TAとして大学院生が参加)
NPO法人プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会(授業実施)
(有)ラウンドテーブルコム プロジェクトマネージャー

Day2:「トーイハウスプロジェクト」
レゴを使って家を建てます。
発注者からの要求項目(敷地面積、建築物の免責、2階立て、費用、窓、入り口)に対して、うまく家ができるでしょうか?
最後には品質(Q)、コスト(C)、納期(D)等で採点します。

中学生の創造力は流石!
限定された条件の中で様々な家ができあがりました。


芝浦工大の学長と授業作り

HiPM Day1二回目。
芝浦工大中学高等学校(中学3年生)
芝浦工大(TAとして大学院生が参加)
NPO法人プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会(授業実施)
(有)ラウンドテーブルコム プロジェクトマネージャー

今回は学校の先生方に実践をお願いする。
なんと大学から植綾夫(つげあやお)芝浦工業大学柘学長も参加してくれて、中学生の授業を作り込みました。

午前の授業の雰囲気と午後の授業の雰囲気では少し違います。3学期のこの時期になると、クラス単位である一定の雰囲気がでてくるのでしょうね。
成功率、かかった時間等、ある傾向が見られました。

なんと「ビルダーとメッセンジャー」ではメッセンジャーが一回ずつ、合計3回観察しただけで、課題を解いたチームもありました。念のため4回目も使いましたが・・・本来は9回観察する機会が与えれています。すごい!

レゴを使ったPM模擬授業

[podcast format=”video”]http://pod.roundtable.jp/20100206HiPM.m4v[/podcast]

芝浦工大中学高等学校で2回目の模擬授業。

「トーイハウスプロジェクト」

ある条件を満たす家を建てます。

スケジュールを設定し、完成予想図を描き、発注と同じ条件の家ができるかどうか。

大人がやっても結構難しい作業なんだと実感しました。

toyhouse

課題

折り紙の技術?

昨日のNHKの夜の番組で、日本にもすばらしい技術があるということで、宇宙の衛星の技術に日本の折り紙の技術が使われているという発言があった・・・

うーん、確かに紙を折るということからヒントを得た技術だと思うのだが、適切な表現だったかどうか・・・

東大名誉教授の三浦公亮先生のアイデアだと思う。
いわゆる「ミウラ折」。

http://www.miura-ori.com/

http://www.miuraori.biz/

きっかけは、海外旅行をしている時に地図を大きく拡げていかにも観光客というような感じを出したくなかったという、三浦先生のとてもプライベートな動機があったというお話を以前聞いた。小さくたためて、しかも一気に大きく拡げることもできる技術。人工衛星の太陽電池もこの方式でたたんだり、拡げたりすることができる。

地図の場合、小さくたたんだ部分の隣の部分を見る事もとても簡単。そんな折り方なんですね。歩きながらその地域からはずれてもすぐに次の地域が確認できるなんて、すばらしい。

地図学会の方々と一緒に行ったJaxaツアーも面白かったし、衛星写真の地図のミウラ折バージョンなど、おもしろネタがたくさん。奈良遷都1300年祭でもこうした地図を取り上げると話題になるのではないだろうか?

ミウラ折は、飲料の缶の構造にも使われているとか。

Jaxa制作の人口衛星で撮影した奈良の地図
Jaxa制作の人口衛星で撮影した奈良の地図
Jaxa制作の人口衛星で撮影した奈良の地図
Jaxa制作の人口衛星で撮影した奈良の地図

出た!iPad!

いよいよ電子出版が本格化しそうですね。

カラーの電子書籍がこれで解決です。絵本なんかも出てくるだろうし、コミックもいけそう。

動画入りの科学の教科書なんていうのも夢ではなくなりました。

あとはFlash動画が動けば最高なのだけど、そのiPodと同じなら無理かも・・・

下のようなデジタルブックをiPadで読みたいんです。
http://demo.ensophia.com/?s=428&t=P3tw85JxHQptSyBB

01vps