CoderDojoの故郷を訪ねて(1)〜準備編〜

今回、イギリス・アイルランド出張の機会を利用して、CoderDojo発祥の地で関係者に会ってくる、という企画を立てました。

ダブリン空港

まずはアポイントを取る、の巻です。

ダブリンにあるCoderDojo FoundationのAmy O’Mearaさん(Community Support and Experience担当)は、先月のCoderDojo品川御殿山キックオフ直前に受けたウェブ・コールによるオリエンテーションでとっても親切で感じよかったので、勇気を出して「Foundationのオフィスを訪問したい」とメールしてみました。

二つ返事でOK!9月3日(月)午後3時に訪問することになりました。

また、今回の出張ではダブリンの他にコークも予定に入っていましたが、コークはCoderDojo発祥の地です。2011年、コークの高校生だったJames Whelton君が、自分の通う高校にパソコン部がなかったので作ろうと思い立ち、社会起業家のBill Liao氏とともに始めたのがCoderDojo第一号。それが世界中に広まったのです。

今は26際になっているJamesさんは、ドバイを拠点に世界を飛び回っているようで、私たちの短い滞在期間中に会うのは難しいかなと思いましたが、メールアドレスがわかったのでダメ元で「コークかダブリンで会いたい」とメールしてみました。

またしても快諾いただき、コークに着く日にDukesというコーヒー店でお会いすることになりました。

 

ユニバーシティ・カレッジ・コークの門

その後、彼のスケジュールが変更になり、面談はキャンセルか!?と落胆しかけましたが、なんと見ず知らずの日本人のためにあれこれと策を練ってくださり、私たちがアイルランドを発つ前夜の9月11日(火)夜、ダブリンのパブで一杯ということになりました!

もう一人の創始者Bill Liao氏にも、彼が所属するSOSVの広報を通じて面会を申し込んだところ、秘書の方からご連絡いただき、コークで開かれるCoderDojoにBillも来るので、と誘われたり、それが日程的に無理とわかると、Billの移動中に駅かその周辺ではどうかなど、いろいろ画策してくださいました。残念ながらどうにも日程が合わず、今回はお会いできませんでしたが、またの機会を期待しています。

そんなこんなで、アイルランド人はつくづくフランクで親切な人たちだということが、出発前にわかり、期待が膨らみました!

 

CoderDojo Shinagawa Gotenyama No.2

2018年9月29日(土)
午後4時 – 6時
場所:明蓬館 品川・御殿山SNEC(東京都品川区北品川6-7-22和田ビルディング2階)
Meihokan High School Shinagawa Gotenyama SNEC, 2F Wada Bldg., 6-7-22 Kitashinagawa, Shinagawa, Tokyo, Japan

新しい道場の2回目の活動です。初めての方も大歓迎です。
CoderDojoでは参加する子供達をNinjaと呼びます。ぜひたくさんの方に忍び込んで欲しいと思います。
これからどんなことをやりたいか、参加者みんなで一緒に考えていきます。どんどんやりたい事をおしらせください。

プログラミング初心者から上級者まで、誰でも参加大歓迎!
社会課題やSDGsについても一緒に考えましょう。

Papero iやSpheroなどのロボットも一緒にお待ちしています。
前回のキックオフでは英語の得意な方も揃いました。アイルランド発祥で
世界に拡がったCoderDojoのコンテンツはまだ日本語のものが不足しています。翻訳プロジェクトなども立ち上がりそうです。英語で社会貢献に参加したい方などもぜひご期待ください。
アイルランドのCoderDojo本部からのビデオコメント等も準備中です。


    参加者関係メンター関係支援団体関係

    CoderDojo Shinagawa Gotenyama Kick Off!

    2018年8月26日(日)10時〜12時。明蓬館高校のキャンパスをお借りしてCoderDojo Shinagawa Gotenyama Kick Off会を開催しました。

    夏休み中の告知でこじんまりとした会になりましたが、参加者の皆さんの声を聴きながら、様々なプロジェクトが走り出しそうな印象を受けました。

    スターウォーズのドロイド達と遊んだり、SDGsのシャツを纏った「Papero i」も特別参加!「プログラミングを通じて、地球を守りたい!」という意見もニンジャから飛び出してくれました。

    偶然、英語の得意な方々が、ボランティアにも揃っていましたので、このあたりでも何かCoderDojoコミュニティにボランティア活動できるのではという意見も出て、これからの活動が楽しみです。

    次回も近々に企画しますので、ぜひお越しください。


      参加者関係メンター関係支援団体関係

       

      Dojocon Japan 2018に参加して

      2018年8月25日(土)、CorderDojo JapanのイベントDojocon Japan 2018を見学してきました。

      CorderDojoでは参加しているクリエータ達をニンジャと呼んでいますが、日本全国のニンジャの活動を評価して、選ばれた5人のニンジャ達の最終発表を聴いてきました。

       

      スクラッチで作成したゲームやRPG、キネクトを使ったゲーム等、様々なアイデアで子供達の好きを追求した作品群が紹介されました。投票は参加者の一人一票、折り紙で作った手裏剣を投票ボックスに入れてきました。

      優勝者は旅行券20万円がもらえます。それを活用して昨年の優勝者はDojoConがスタートしたアイルランドでのCoolest Projectsに参加してきたそうで、その発表もありました。「英語なんかわからなくてもコードがわかれば、作品の説明はできる!」という小学生の言葉には痺れました。なんと今年の9月にも北アメリカで開催されるCoolest Projectsにも参加するそうです。小学生でいきなり国際的なデビューをしているわけですね。

      CoderDojoは世界的な動き。しかもどのDojoも上下関係があるわけではなく、対応な組織なのだそうです。またそこに参加している、チャンピオン(プロジェクト・マネージャー)、メンター(コーチ)、ニンジャ(参加者)、ボランティアについても、皆対等の関係。つまり、CoderDojoに参加した小学生、中学生、高校生はいきなり、世界デビューの道が開けるという事ですね!

      プログラミンをしている人はネクラなんていうイメージがあるかもしれませんが、CoderDojoの世界はどうやら違うようです。参加者も他のコンテストより女の子の参加率が高いように感じました。コミュニティの力がそうさせているのでしょうね。

      CoderDojo Shinagawa Gotennyamaもこのコミュニティに恥じない組織に育てていきたいと再確認しました。

       

       

      CoderDojo品川御殿山 キックオフ・セッション

      2018年8月26日
      午前10時 – 正午12時
      場所:明蓬館 品川・御殿山SNEC(東京都品川区北品川6-7-22和田ビルディング2階)
      Meihokan High School Shinagawa Gotenyama SNEC, 2F Wada Bldg., 6-7-22 Kitashinagawa, Shinagawa, Tokyo, Japan

      新しい道場なので、これからどんなことをやりたいか、参加者みんなで一緒に考えてみましょう、ということでキックオフ・セッションを開催します。
      プログラミング初心者から上級者まで、誰でも参加大歓迎!
      社会課題やSDGsについても一緒に考えましょう。


        参加者関係メンター関係支援団体関係

        今年で15回目です!BBCoach Project二次審査会開催!

        プロジェクト・ベースド・ラーニングのコンテスト、BBCoach Projectが15年目のイベンを開催です。

        2017年度第15回BBCoach Project二次審査会

        日時:2018年3月31日(土)午後1時〜4時(予定)
        場所:慶應義塾大学 三田 西校舎 524番教室

        審査会への参加は無料です。
        親御様、来年度参加を予定している参加校の関係者の方などの観覧も大歓迎です。

        ぜひ一人でも多くの方にご参加いただきたいと思います。

        SDGs for Your Class

        国際的学習プログラム研究委員会は2017年度のイベントとして、教員向けミニ・ワークショップ:SDGs for Your Classを企画しました。

        *SDGs(持続可能な開発目標)が気になるけど…
        *SDGsを取り入れると学びの現場はどう変わる?
        *SDGsを学んだこどもたちは社会をどう変える?

        SDGsと教育に関心のある皆さん、お集まりください。 ワークショップ形式で、一緒に考えてみましょう!

        参加費無料です。

        ぜひご参加ください。お申しみはこちらから。

        日時:2018年3月31日 (土)10:00〜11:30
        場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 西校舎 524教室
        東京都港区三田2丁目15ー45

        主催:国際的学習プログラム研究委員会
        事務局:有限会社ラウンドテーブルコム
        (企業活動を通じてマーケットを動かしSDGsが掲げる社会課題を解決していこうとしている国連傘下組織の活動を支援しています。)

         

        慶應愛書家倶楽部(Keio University Society of Bibliophiles)例会のご案内

        慶應愛書家倶楽部(Keio University Society of Bibliophiles)例会のご案内

        どなたでもご参加いただける公開イベントになります。

        会場 丸善雄松堂書店 新宿区四谷坂町 10-10 一階ギャラリー
        Tel. 03-3357-1417(古書部)

        ※参加お申し込みは下部でお願いいたします。

        日時 2017 年 12 月 1 日(金)18:00-19:30

        演題 「アーサ―・チャールズ・フォックス=デイヴィス旧蔵の紋章学コレクション」
        Arthur Charles Fox-Davies (1871-1928)’s Working Collection on Heraldry

        講師 Edward Potten (Former Head of Rare Books, Cambridge University Library)

        フォックス・デイヴィス蔵書票

        19 世紀ヴィクトリア朝社会では、騎士道など中世の復活という現象が見ら れたので、紋章への関心も高まってよく使用されました。1871 年にブリストルで生まれたフォックス・デイヴィスは、紋章をもたない家系で育ちながら、 幼少のころより紋章学に夢中になったのです。正式な教育を受けないまま弁護士、また作家として生活しながら、紋章に関する著作で有名になりました。 カラー図版を用いて多くの著作を出版しましたが、最も知られたのは『紋章学大要』(Complete Guide to Heraldry, 1909)です。個人紋章の制作を希望 する人々にアドバイスを与え、調査し、夫人がC.ヒラード(C. Helard)の 匿名でデザインしました。

        Heraldic Drawing by C. Helard

        今回展示するフォックス・デイヴィス夫妻の working collection には、過 去の研究書のほかに自著のinterleaved and annotated copiesや銅版による 蔵書票、またヴェラムに描かれた美術品にも匹敵するカラフルな紋章などが 含まれています。
        講師のエド・ポッテン氏が、フォックス・デイヴィスの生涯と著作につい て解説した後、参加者の方々に紋章作品や著作に触れていただきます。

        参加費は無料です。

        2017年10月27日 慶應愛書家倶楽部会長 高宮利行

        参加お申し込みはこちらからどうぞ。

         

        BBCoach Project:2017年度第15回コンテスト募集開始しています!

        参加者、参加校、学習コーチ募集中!

        2003年度から実施しているプロジェクト・ベースド・ラーニング・ウェッブコンテスト。
        参加後にチームを組み、社会人等の学習コーチとの恊働を通じて、社会でも 通用する自立した学習者を育成する環境を提供しています。

        中学、高校、大学、NPO、フリースクール等からの参加実績があります。
        この経験を生かして続々と進学に生かしている生徒、学生さんが増えています。

        教育現場だけに閉ざされたコンテストではなく、学習コーチとして、高校生以上の方、成人の方等の社会人も参加可能。

        異世代との交流ができ、広く社会と繋がったコミュニティを形成し、クリエータ達の育成を応援できる実践の場です。皆様方の応援をお待ちしております。

        自由な発想でインターネット上での自己表現にチャレンジできる学習環境です。

        [特徴]
        SNSのコミュニティの中で、プロジェクトを進める事によって、目標設定力、役割分担、コミュニケーション力、チームワーク、記録の大切さ等が自然と学べる、プロジェクト・ベースド・ラーニング・コンテストにもなっています。
        新たな学習環境をサポートする学習コーチのトレーニングの場にもなっています。
        ゲーム制作や映像制作まで、コンテンツの内容は参加者の自由です。
        但し、機種を問わずに再現できるコンテンツであること、ユニバーサルデザインを意識したコンテンツであることが重視されます。
        プロジェクト・ベースド・ラーニングを実践する学習環境です。
        個人での参加より、チームで参加すると評価が高くなります。
        インターネットで繋がってコミュニケーションを深めながら参加すると評価が高くなります。
        記録をどれだけ残せるかが評価されます。

         

        さらに大きな特徴として、「i-TanQ」というiOS及びアンドロイドアプリでの学習ログの入力ができるようになりました。
        学習コーチとして広く社会人の応援団がネット上で参画してくれています。
        大学生や社会人と繋がったチームは評価されます。
        学校の授業での活用も可能ですし、学校に通っていない人の参加も可能です。
        (フリースクールや学校として認可されていない団体所属者でも参加可能です。)

        2017年10月1日~ 登録開始
        2017年12月31日 個人登録締切
        2018年1月31日 チーム登録締切
        2018年2月28日 一次審査締切
        2018年3月末 二次審査会

        BBCoach Project事務局
        〒141-0031 東京都品川区西五反田8-2-10-707
        bbcoach[アットマーク]roundtable.jp
        03-5434-7524
        (有)ラウンドテーブルコム内

        参加申し込みはこちらから