尚美学園大学臨時講義

美大で最近躍進している尚美学園大学で臨時講義を行ってきた。
「大学のインターネット放送設立の為のステップと学習コーチの必要性」というテーマ。

定平教授のご好意だ。ゼミの学生及び近隣のSOHOで活動しているビジネスマンが集まってくれた。

メディア革命が起こっている事実を
グーテンベルグ聖書の影響で宗教革命が起こった事実からスタートして、現在ICT革命による新しいメディアの出現とサービスの出現を追って、 今すぐに着手すべき課題であることを強くアピールした。

また、メディアというからには、その配信システム、ログ管理、広告配信システム等が揃っていないと、単なるデータの垂れ流しであること、また、公式なサイトとして組織と連携した配信でなければメディアとは言えない事などを確認してもらった。

弊社の抱えているシリコンバレー発のソリューションが上記課題を全て満たした物であること、既に大手企業にも導入されている事実を伝えると、会場か らは興味ある質問も飛び交った。特に授業の後で交流した飲み会では積極的に学生がアプローチしてくれて、今後の情報発信を積極的に展開していきたい希望を 多々聞かされた。とても良く理解していただけたのではないかと思う。ぜひこれを機会に新たなメディアが創出されることを願っている。

Second Life公式ガイドブック

インプレスR&Dに別件で伺ったときに、この本の翻訳を開始している話を聞きました。うーん、翻訳にチャレンジしたかったなー。直訳部分が少し気になりますが、初心者には必見の本になるでしょう。大学の授業で使っても面白いかもしれません。

Second Life2

Second Lifeが好調だ!
米国の3Dバーチャル空間。
mixiの立体版という感じだろうか。
私が登録したのが、1月末。
その時は会員数300万人。
現在は350万人を超えている。

登録すると、ネットゲームのような世界に入り込んで、自分のアバターで自由に世界を飛ぶ事ができる。そう、人間が空を飛ぶ夢の世界の始まりだ。フロイト的に言うと、空を飛ぶ事と性欲は繋がるとか・・・この辺がポイントなのだろうか?

月会費を払うと土地が購入できる。土地がないと、この世界で手に入れたグッズなどを保管することができない。土地を購入すると、部屋が作れたり、看 板を出す事ができたり、自分の居場所を確保することができる。土地はGIS情報にひもづいており、座標軸から検索対象にもなる。もしかすると窮極のGIS 学習基盤になるかも。

昨年からこの中のバーチャル空間で手に入れるバーチャルマネーが米ドルと換金できるようになったことで、一躍騒がれ始めている。既にこの空間内での 様々な取引が始まっていて、そろそろ実社会が無視できない金額が動き始めているからだ。建築業界や金融業界の規制も無く、まだまだ未開拓だが、実社会とは ことなるパワーシフトが組まれるとしたら、チャンスは無数にあるだろう。しかし、一方で実社会とのつながりが既得権者からの規制を受ける抜け穴になってし まう危険性も秘めている。さて、どっちに転ぶか。

いずれにせよ、そのうち経済学者も研究対象としなければならない空間が出来上がってくるのかもしれない。

日本ではデジタルハリウッドがローカライズ化をしかけている。また、この世界の建築屋さんも少しづつ出て来ており、3Dアーティスト達が立ち上がろうとしている。
先日そんな3D空間プロダクションの(株)メルティングドッツ(http://meltingdots.com/)の浅枝社長と話す機会があった。なんと 日経ビジネスサテライトに出演された翌日にある仕事の関係で、偶然お会いした。私も一緒にプロジェクトを押し進めて行く方向で握手させていただいた。

Second Life

Second Lifeが盛り上がって来ましたね。
http://secondlife.com/world/jp/
日本語版も登場の予定とか。
聞くところによると、昨年の3月15万人だった参加社が6月には20万人、そして現在は300万人もの参加者がいるようです。日本の大手企業もこの空間で のマーケッティングを開始しているようですし、バーチャルユニバーシティの実験も既に日本大学のいくつかが取り組んでいるようです。

バーチャルな空間の中で、土地を購入したり、ビジネスもできてしまうということです。
米ドルとの交換もできるようになったバーチャルマネーが参加者には魅力のようです。
日本ではデジタルハリウッドが中心に動いている模様で、今後この三次元空間での建築物や物品のデザインがビジネスに繋がってくる可能性もあるようです。美大のカリキュラムに取り入れても面白いかもしれません。

日本でどのように普及していくかが楽しみです。