Magic Planet

国立情報学研究所の三浦謙一教授から面白いソリューションをみせていただいた。

サイバー大学の石田晴久先生からのご紹介。久保田先生とともにお話を伺った。参加者みんなが子供に戻ったような感じで目がきらきらして説明に聞き入ってしまった。

magic planet題して「Magic Planet」。
地球儀上の球体ディスプレーに、地球上の様々なデータが写し出される。植生の分布図から海底の起伏図等。しかも動画だ。刻々と変わる地球の姿をあたかも宇宙から眺めている気分にさせてくれる。ちょっとした宇宙旅行。日本未来館で毛利さんから大型の地球儀ディスプレーの説明を受けたときもびっくりしたが、その小型版といったところか。お金があれば自分の部屋の中にも飾れてしまう。チャップリンが生きている間に開発されていたら、きっと「独裁者」で小道具として使っただろうな・・・

部屋を暗くして観ていたので、あの地球儀の裏から輝度のあがる塗料を塗ってあげたいと思った。私の扱っている塗料を使うときっと小学校や中学校でも暗室にしなくて、きれいな地球の姿を子供たちに見せてあげられるのではないかなと不思議な期待感を感じた。

NetCommons

NetCommonsというオープンソースCMSをご存知ですか?
学校現場では様々なオープンソースが導入されつつあります。
自治体の予算もないので、大手ベンダーのCMSやLMSを導入できなくなっているというのが現実のようですが。

2005年前後はxoops。私もずいぶんと使わせていただきました。戸山高校の授業や、多摩美術大学の授業はXoopsを活用して、学生達とのコミュニティを形成しながら、授業を進めました。高校生も大学生もBBSを中心としたコミュニティは大好きですね。

さて、NetCommonsも当初はXoopsを改造して開発が進められていたようです。バージョン1.1.4まではこうした開発されました。

しかし、XoopsはGPLライセンスというもので、何か新たに開発したらコミュニティに戻す必要があります。また昨今のもっと自由度の高い開発手法に追いつこうとすると、どうも開発しにくいという点があったようです。2.0系からはXoopsとは少し決別してスクラッチから書き直したそうです。

今日はそのあたりのお話を開発の中心で活動している国立情報学研究所の新井紀子教授を訪問して聞いてきました。1月30日には、サイバー大学さんとのセミナーでこのあたりのお話を私がする予定になっていたからです。サイバー大学の石田先生、久保田先生とご一緒しました。

ワンセグでの授業配信の実験で、動画データを閲覧した学生からのアンケートや、簡単な設問を携帯でアクセスできるように、私の会社で環境を構築していたからです。

NetCommonsのインストールは1系はXoopsそのもの、2系はもう少しスマートになっています。日本の携帯3キャリアーへの対応は確認の上、リリースされているということなので、とても便利です。

NetCommonsの対抗としてMoodleも準備しました。Moodleも大学なので多く活用されはじめていますが(実はある大学でMoodleのサーバのメンテをすることになっています)、モバイル対応は一部の限られた機能しか使えない点、モジュールのインストールにも少し癖があるので、今後の普及のことを考えるとNetCommonsではないかと判断しました。

NetCommonsはその管理の簡便性のせいか、全国の小中学校の教育の現場で普及し始めているようです。既に1500校に導入されているというお話を聞いてびっくりしました。恐らく開発元が日本の国立情報学研究所であるということ、ある自治体が使い始めたので、横並びで自治体単位で導入されているケースが増えて来ているのが原因でしょう。

携帯電話の利用を禁止するという動きが教育の現場ではるようですが、実際は学校のホームページが携帯対応になってくるという時代に、NetCommonsは可能性がでてきましたね。但し、利用者は一番使いたがっている子供たちではなくて、親御さんのようです。既に携帯電話での情報収集に壁が低くなっている世代が親御さんの世代になってきているということなのでしょう。

しかし、よくよく考えてみるとNetCommonsもMoodleも単なるCMS(Contents Management System)ではなくて、LMS(Learning Management System)であること、つまり問題を作成管理したりすることに長けているソリューションなのですから、学校現場に導入されるとしたらそこが評価されるべきかと。実際に生徒、学生、教師達が授業で使うときは、PCからのみということになってしまって、少し残念な気がします。

親御さんが携帯で学校の情報を取りに行く為のソリューションが欲しいなら、圧倒的にOpenPNEのSNSの方が、使いやすいと思います。今後の学校現場の携帯サイト導入の指針になるかと。NetCommonsの携帯サイトはもう少し使いやすくして欲しいですね。例えば「かんたんログイン」機能などは必須かと思います。

実は多摩美でXoopsで授業を運営していた時に、学生から、どうしてMixiのような使いやすいシステムでやってくれないのですか?と質問を受けた覚えがあります。使い慣れたインターフェースで授業が運営できるのならそれで良いのではないかと。

ということで、私自身は現在MixiクローンのOpenPNEを積極的に活用して授業展開しています。運用を工夫すると結構いろいろとできるんです。

西洋紋章研究会のリンク集に「Die linische Katze – Wappenrolle -」を追加

Die linische Katze – Wappenrolle –」を運営されているみかとさんとコンタクトが取れました。

ドイツの紋章を中心に、デジタル画像での紋章の再現を続けていらっしゃいます。

西洋の紋章全般を知る為の学習サイトとしても活用できますし、紋章のデザインを楽しめるサイトになっています。

西洋紋章研究会(Heraldry Reserch Institute)のリンク集に掲載させていただきました。

今後のご活躍、ご発展を祈念しております。

第六回BBCoach Projectのボランティア学習コーチを募集中

ジュニアクリエータ達を応援するWebコンテスト、第六回BBCoach Projectでは、ボランティアで応援してくれる、学習コーチを募集しています。

http://bbcoach.roundtable.jp/
に今すぐご登録ください。

http://01sns.roundtable.jp/
内のBBCoach Projectのコミュニティに参加して、ジュニアクリエータ達のチームに参加して、作品制作のコーチ役をしてください。

将来学習コーチを目指す人には、コーチングの体験が可能になります。

第六回BBCoach Projectの開催について

いよいよ第六回BBCoach Projectへの登録が開始されました。
http://bbcoach.roundtable.jp/

今回の予定は下記の通りです。
個人応募締め切り:2009年1月31日
チーム応募締め切り:2009年2月28日
第一次審査発表:2009年3月初旬
第二次審査発表会:2009年3月20日 東京国際アニメフェア会場

コラーボレーションで作成した作品が高評価が得られます。

今回はensophia(http://team.ensophia.com)を活用してのプレゼンテーション、また動画での作品のコマーシャル等も有効的です。

ビジネスマンから秋葉系まで

20090106150707今年も行って来ました。神田明神。

ビジネスマンが列をなす、正月最初の出勤日を外して、2日目を狙ったら、秋葉系の人もたくさん来ていて、なんだか少し不思議な雰囲気でした。

少しゆっくりとみることができたので、ご祭神の案内をじっくり読んできました。

大己貴命(おおなむちのみこと)だいこく様

少彦名命(すくなひこなのみこと)えびす様

平将門命(たいらのまさかどのみこと)まさかど様

が祭られているのですね。ふむふむ。勉強になります。

2009010615083420090106150855

おまわりさんもエンターテイナー

200901021640152009年の新年のご挨拶で明治神宮に家族で行った時の事。
通常は三が日を避けてお参りしていたのですが、今年はちょっと時間の関係もあり、風邪気味でしたが無理して2日に参拝してみました。

案の定人の山。以前娘がこの人の多さにやられてか、列で並んでいたときに立ちくらみを起こして、社務所でしばらく横にならしてもらうなんていう経験もあったので、なるべく避けていたのですが、やはりこの日はまだまだ並ぶ必要がありました。

20090102164120以前と違ったのが、列を誘導しているおまわりさんにアナウンス。芸人がアナウンスしているのではないかと思う程、流暢でおもしろおかしくアナウンスしてくれていていました。

中央の門を避けて、年に一度しか開かない横の門を通った方が珍しい経験ができて良いとか、早めにお賽銭を準備しておいて、スリや落とし物防止の為に財布は手荷物の一番奥にしまっておいてくださいとか、なんともテンポ良くおもしろおかしくアナウンスしてくれていたので、飽きずにすみました。

ユーモアって大事ですね。こころを和ましてくれます。