石牟礼道子

金大偉さんからの招待で石牟礼道子さんをフィーチャーしたイベントに参加してきた。

石牟礼道子さんは水俣病を取り上げた文芸作家。「苦海浄土」の著者として有名だということを以前から金大偉さんから聞いていたので、環境映像音楽を演出する金大偉さんとどうコラボするのか楽しみだった。

文芸座代表の佐々木愛さんの朗読と、金大偉さんのスタンレーのピアノ演奏、原郷界山さんの尺八のコラボがなんともうまくマッチングして、地水火空の自然と人間の心がひとつに重なる瞬間を見たような気がした。

さくら、さくら

不知火

光凪

微妙(みみょう)

という言葉が、帰路の山手線の中でも聞こえて来そうだった。

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高宮教授最終講義

慶應義塾大学文学部英米文学専攻
高宮利行教授の最終講義のお知らせ

最終講義
演題 「江藤淳・大岡昇平論争をめぐって」(仮題)
日時 平成21年3月4日(水) 午後4時〜 (午後3時30分受付開始)
場所 慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎526番教室

申込先はこちら

金大偉演出のイベント

石牟礼道子詩文コレクション 発刊記念
講演と朗読、音楽と映像の世界 part 2

「光 凪」 ひかりなぎ
〜花を奉る〜

石牟礼文学のエッセンスを、
声と音楽と映像で立体構成。
原郷・不知火の言魂を、
今の世に解き放たん。

2009年 2月10日(火) 開演18:30〜  (開場 18:00)

出演
朗読: 佐々木愛(俳優)
尺八:原郷界山
piano:金大偉
原作=石牟礼道子『苦海浄土』『椿の海の記』ほか

講演: 大石芳野(写真家)
映像:『海霊の宮——石牟礼道子の世界』より

音楽・映像・演出:金大偉
総合プロデューサー・企画:藤原良雄
構成:能澤壽彦_

入場料 3000円
(申込先着順 全席自由 180席)

内幸町ホール
都営三田線「内幸町」駅
東京メトロ銀座線・都営浅草線・JR「新橋」駅
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-5-1

主催:藤原書店
東京都新宿区早稲田鶴巻町五二三
申込先(問)電話03-5272-0301
FAX03-5272-0450
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/
info@fujiwara-shoten.co.jp

学習コンテンツとしての企業サイト


Wisdom

NECのビジネスマン向け情報サイト

複数の執筆者がテーマごとに寄稿。RSS配信をしている。

例えば、ITスキルやビジネス英語のコーナーなどは、学習ネタとしても使えるかもしれない。

残念ながらコンテンツの再配布を禁止しているので、せっかくのコンテンツの再利用方法までは検討されていない。Web2.0の考え方で参加型のパワーを使ってコンテンツを効率的に作成していくところまで構築できたが、その後のコンテンツの流布、再利用までは追いついていないと言ったところか。

Wikipediaのように、恐らく学生に紹介するとコピペをしてしまうところで終わってしまうかもしれない。

ensophia一方で最近活用しているensophiaは良くできている。

昨年来、この企業にもアプローチをかけているのだが、ぜひ検討して欲しいソリューションだ。

Web2.0の時代において、参加型で構築したデータの再利用をシステム設計段階から考えている。いわば、ネットを人類の資産と考えた時のナレッジマネジメントを構築しようという試みに繋がるかもしれなし。しかも執筆者が構築した知識は必ずデータベースでその人にひもづけられているので、著作権の心配がいらない。その知識をカードとして引用するだけだ。引用した人は、新たに自分のアイデアをカードで付け足し、新たな知識構造を作り込む、創造的な作業に移れる。一歩進んだナレッジマネジメントが構築できるだろう。

次世代Web3.0の戦略的サイト運営のコンセプトとして活用されるのではないだろうか。マッシュアップと再利用。このあたりがキーワードになりそうだ。

モバイルで学習にビジネスチャンス

「教育セミナー:モバイル教育の技術的基盤」

サイバー大学セミナーサイバー大学の石田晴久先生とのプロジェクト。ようやくここまで来れました。2年程このプロジェクトに関わって来ました。いろいろとありましたが、まず第一弾のセミナーとしては成功だったのではないでしょうか?

富士通にお借りできた会場も一杯になり、関係者ともども一安心です。

次世代のプラットフォームのアンドロイドの話もあり、教育現場でのシステムの活用がどんな感じで行われているかも参加者の方々に伝わったのではないかと思います。

私の結論としては、OpenPNE+Flash型の問題作成ツールがあれば、PC版も携帯版もユーザーが満足できる学習環境が構築できるのではないかということです。今の現実はそんなところだと思います。

少しうれしかったのが、セミナーの後の急な声かけにも関わらず、ちょい飲みの会を開催した時に参加してくれたアンドロイドの会の木南英夫さんとリムネットのstドメインの話題で盛り上がったこと。

それと、慶應義塾大学高宮研究会のゼミの後輩の高橋一也君が参加してくれたこと。何しろ英文学をお互い研究したわけですが、教育の現場に入り込んでICTを活用した授業運営を目指すことに興味を持ってくれた事は奇遇です。私の活動も無駄ではなかったのではと感じさせてくれました。高橋君の先輩になりますが跡部智君が慶應で活躍しているのも心強い繋がりになるのではないでしょうか。

個別のメールでお知らせ流した私の関連の方もたくさん参加してくれました。やはり携帯と教育、これからはこのあたりにビジネスチャンスが生まれるのかもしれませんね。

経済危機に突入した世界の中の日本。教育行政も少子化の動きとともに今後予算カットが予想される中、各教育団体もこれから工夫が必要になってくるでしょう。大手ベンダーに丸投げしていられる時代は終わったのだと思います。頭を使ってうまくソリューションを組み合わせて、しかも現場の子供たちの学習意欲を高められるような学習環境を今後も提案していきたいと願っています。

Magic Planet

国立情報学研究所の三浦謙一教授から面白いソリューションをみせていただいた。

サイバー大学の石田晴久先生からのご紹介。久保田先生とともにお話を伺った。参加者みんなが子供に戻ったような感じで目がきらきらして説明に聞き入ってしまった。

magic planet題して「Magic Planet」。
地球儀上の球体ディスプレーに、地球上の様々なデータが写し出される。植生の分布図から海底の起伏図等。しかも動画だ。刻々と変わる地球の姿をあたかも宇宙から眺めている気分にさせてくれる。ちょっとした宇宙旅行。日本未来館で毛利さんから大型の地球儀ディスプレーの説明を受けたときもびっくりしたが、その小型版といったところか。お金があれば自分の部屋の中にも飾れてしまう。チャップリンが生きている間に開発されていたら、きっと「独裁者」で小道具として使っただろうな・・・

部屋を暗くして観ていたので、あの地球儀の裏から輝度のあがる塗料を塗ってあげたいと思った。私の扱っている塗料を使うときっと小学校や中学校でも暗室にしなくて、きれいな地球の姿を子供たちに見せてあげられるのではないかなと不思議な期待感を感じた。

NetCommons

NetCommonsというオープンソースCMSをご存知ですか?
学校現場では様々なオープンソースが導入されつつあります。
自治体の予算もないので、大手ベンダーのCMSやLMSを導入できなくなっているというのが現実のようですが。

2005年前後はxoops。私もずいぶんと使わせていただきました。戸山高校の授業や、多摩美術大学の授業はXoopsを活用して、学生達とのコミュニティを形成しながら、授業を進めました。高校生も大学生もBBSを中心としたコミュニティは大好きですね。

さて、NetCommonsも当初はXoopsを改造して開発が進められていたようです。バージョン1.1.4まではこうした開発されました。

しかし、XoopsはGPLライセンスというもので、何か新たに開発したらコミュニティに戻す必要があります。また昨今のもっと自由度の高い開発手法に追いつこうとすると、どうも開発しにくいという点があったようです。2.0系からはXoopsとは少し決別してスクラッチから書き直したそうです。

今日はそのあたりのお話を開発の中心で活動している国立情報学研究所の新井紀子教授を訪問して聞いてきました。1月30日には、サイバー大学さんとのセミナーでこのあたりのお話を私がする予定になっていたからです。サイバー大学の石田先生、久保田先生とご一緒しました。

ワンセグでの授業配信の実験で、動画データを閲覧した学生からのアンケートや、簡単な設問を携帯でアクセスできるように、私の会社で環境を構築していたからです。

NetCommonsのインストールは1系はXoopsそのもの、2系はもう少しスマートになっています。日本の携帯3キャリアーへの対応は確認の上、リリースされているということなので、とても便利です。

NetCommonsの対抗としてMoodleも準備しました。Moodleも大学なので多く活用されはじめていますが(実はある大学でMoodleのサーバのメンテをすることになっています)、モバイル対応は一部の限られた機能しか使えない点、モジュールのインストールにも少し癖があるので、今後の普及のことを考えるとNetCommonsではないかと判断しました。

NetCommonsはその管理の簡便性のせいか、全国の小中学校の教育の現場で普及し始めているようです。既に1500校に導入されているというお話を聞いてびっくりしました。恐らく開発元が日本の国立情報学研究所であるということ、ある自治体が使い始めたので、横並びで自治体単位で導入されているケースが増えて来ているのが原因でしょう。

携帯電話の利用を禁止するという動きが教育の現場ではるようですが、実際は学校のホームページが携帯対応になってくるという時代に、NetCommonsは可能性がでてきましたね。但し、利用者は一番使いたがっている子供たちではなくて、親御さんのようです。既に携帯電話での情報収集に壁が低くなっている世代が親御さんの世代になってきているということなのでしょう。

しかし、よくよく考えてみるとNetCommonsもMoodleも単なるCMS(Contents Management System)ではなくて、LMS(Learning Management System)であること、つまり問題を作成管理したりすることに長けているソリューションなのですから、学校現場に導入されるとしたらそこが評価されるべきかと。実際に生徒、学生、教師達が授業で使うときは、PCからのみということになってしまって、少し残念な気がします。

親御さんが携帯で学校の情報を取りに行く為のソリューションが欲しいなら、圧倒的にOpenPNEのSNSの方が、使いやすいと思います。今後の学校現場の携帯サイト導入の指針になるかと。NetCommonsの携帯サイトはもう少し使いやすくして欲しいですね。例えば「かんたんログイン」機能などは必須かと思います。

実は多摩美でXoopsで授業を運営していた時に、学生から、どうしてMixiのような使いやすいシステムでやってくれないのですか?と質問を受けた覚えがあります。使い慣れたインターフェースで授業が運営できるのならそれで良いのではないかと。

ということで、私自身は現在MixiクローンのOpenPNEを積極的に活用して授業展開しています。運用を工夫すると結構いろいろとできるんです。

西洋紋章研究会のリンク集に「Die linische Katze – Wappenrolle -」を追加

Die linische Katze – Wappenrolle –」を運営されているみかとさんとコンタクトが取れました。

ドイツの紋章を中心に、デジタル画像での紋章の再現を続けていらっしゃいます。

西洋の紋章全般を知る為の学習サイトとしても活用できますし、紋章のデザインを楽しめるサイトになっています。

西洋紋章研究会(Heraldry Reserch Institute)のリンク集に掲載させていただきました。

今後のご活躍、ご発展を祈念しております。

第六回BBCoach Projectのボランティア学習コーチを募集中

ジュニアクリエータ達を応援するWebコンテスト、第六回BBCoach Projectでは、ボランティアで応援してくれる、学習コーチを募集しています。

http://bbcoach.roundtable.jp/
に今すぐご登録ください。

http://01sns.roundtable.jp/
内のBBCoach Projectのコミュニティに参加して、ジュニアクリエータ達のチームに参加して、作品制作のコーチ役をしてください。

将来学習コーチを目指す人には、コーチングの体験が可能になります。

第六回BBCoach Projectの開催について

いよいよ第六回BBCoach Projectへの登録が開始されました。
http://bbcoach.roundtable.jp/

今回の予定は下記の通りです。
個人応募締め切り:2009年1月31日
チーム応募締め切り:2009年2月28日
第一次審査発表:2009年3月初旬
第二次審査発表会:2009年3月20日 東京国際アニメフェア会場

コラーボレーションで作成した作品が高評価が得られます。

今回はensophia(http://team.ensophia.com)を活用してのプレゼンテーション、また動画での作品のコマーシャル等も有効的です。