石牟礼道子

金大偉さんからの招待で石牟礼道子さんをフィーチャーしたイベントに参加してきた。

石牟礼道子さんは水俣病を取り上げた文芸作家。「苦海浄土」の著者として有名だということを以前から金大偉さんから聞いていたので、環境映像音楽を演出する金大偉さんとどうコラボするのか楽しみだった。

文芸座代表の佐々木愛さんの朗読と、金大偉さんのスタンレーのピアノ演奏、原郷界山さんの尺八のコラボがなんともうまくマッチングして、地水火空の自然と人間の心がひとつに重なる瞬間を見たような気がした。

さくら、さくら

不知火

光凪

微妙(みみょう)

という言葉が、帰路の山手線の中でも聞こえて来そうだった。

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金大偉演出のイベント

石牟礼道子詩文コレクション 発刊記念
講演と朗読、音楽と映像の世界 part 2

「光 凪」 ひかりなぎ
〜花を奉る〜

石牟礼文学のエッセンスを、
声と音楽と映像で立体構成。
原郷・不知火の言魂を、
今の世に解き放たん。

2009年 2月10日(火) 開演18:30〜  (開場 18:00)

出演
朗読: 佐々木愛(俳優)
尺八:原郷界山
piano:金大偉
原作=石牟礼道子『苦海浄土』『椿の海の記』ほか

講演: 大石芳野(写真家)
映像:『海霊の宮——石牟礼道子の世界』より

音楽・映像・演出:金大偉
総合プロデューサー・企画:藤原良雄
構成:能澤壽彦_

入場料 3000円
(申込先着順 全席自由 180席)

内幸町ホール
都営三田線「内幸町」駅
東京メトロ銀座線・都営浅草線・JR「新橋」駅
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-5-1

主催:藤原書店
東京都新宿区早稲田鶴巻町五二三
申込先(問)電話03-5272-0301
FAX03-5272-0450
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/
info@fujiwara-shoten.co.jp

東京芸術劇場+金大偉

東京芸術劇場東京芸術劇場での金大偉氏の活動に参加してきた。

杏林大学外国語学部応用コミュニケーション学科の講義「コンテンツ実習」を受講している学生のうち希望者を同行して。

思ったより大掛かりなイベントでびっくり。学生も緊張していたようだ。

すばらしできだった。特に金大偉氏の映像作りには感心されっぱなし。いわゆる映像のDJなのだと理解した。即興で日本の古楽器やお坊さんの声明が混ざった音響空間に映像を組み合わせて行くのだが、そのコラージュは圧巻だった。

地水火空が揃った映像や日本の絵巻物の画像、さらには現場での中継によるアーティストの映像などをうまく組み合わせて、来場者の視覚に訴えて行く。そこには時間と空間を超越した場が作り出されたのではないだろうか?

今回も私の役目はNECディスプレーソリューションズのご協力をあおぐ事。夏の野村ビルのイベントでもお世話になったが、すばらしい協力をいただくことができた。

とても優雅な時間を堪能させていただいた。

金大偉ヒーリング・アート講座のお知らせ

友人の金大偉さんの講座のお知らせです。

-第2回-
生命の美に目覚める

08年10月18日(土)

北村公晴/金 大偉/斉藤啓一
健康や環境保護に対する芸術の可能性をさぐる

芸術(アート)の可能性を探っていくヒーリング・アート講座の第二回目は、独自の思想を盛り込んだ逸品を世に送り続けている宝飾作家、北村公晴(きたむらきみはる)氏を迎え、芸術的な創造性が健康的な生活を送るうえで、どのように貢献できるかを模索していきます。
また今回のセミナーでは、北村氏の作品を鑑賞しながら、音楽・絵画・舞台・映像など多彩なシーンで芸術活動を展開しているアーティスト、金大偉(きんたいい)によるピアノ演奏を行い、さらに斉藤啓一が生命の美学を解説するという、右脳(直感)と左脳(論理)の両方から、この問題にアプローチしていきます。
プログラム(予定

第一部
北村公晴&金大偉&斉藤啓一による三者対談
「過去の美、未来の美」

第二部
「いかにして生命の美に目覚めるか?」
解説:北村公晴/斉藤啓一
音楽:金 大偉
日時 10月18日(土) 14時00分〜16時30分

場所 東京芸術劇場 池袋駅西口下車徒歩2分
小会議室7 *正面の長いエスカレーターをご利用ください。
東京都豊島区西池袋1−8−1
電話03−5391−2111

会費 2000円

予約不要 お問い合わせは下記まで

東京芸術劇場バックヤードツアー

風雅頌
fuugakou

来る2008年11月6日に開催される、友人金大偉の参加するイベント開催の為の事前調査の為に東京芸術劇場を訪問した。
当日は「風雅頌」というイベントが開催される。
日本テレビ文化事業団のサポートするイベントで、正倉院に納められている楽器の復元楽器を使ってのコンサート、そして仏への祈りの聲明というイベントだ。金大偉はその舞台に幻想的な映像を映写してイベントを盛り上げようという試みにチャレンジする。

今回も8月の野村ビルでのイベントと同様、私が関わってNECディスプレーソリューションズのサポートをお願いした。大型プロジェクターを使って、交響楽団が使うような大型部隊を映像で埋めようという試みだ。

劇場最上階最後部に配置された、映写室。電源ユニットの確認と、映写するスクリーンまでの距離を確認した。距離の確認にはゴルフ上でも活躍するスコープを活用した。劇場の電源はヨーロッパ式の特殊なものが使われている事が多いとのこと。ここも大型の変わった電源ユニットだった。

劇場の舞台に移り、舞台上にもたつ事ができた。演技者でも演奏者でもない私がこんな劇場の舞台に立てるなんて!すごい感覚だった。ついうれしくて携帯で劇場全体を撮影してしまった。

当日はスクリーンの大きさに頭を悩ませている。500インチ程のスクリーンが必要であることがわかったが、そうしたスクリーンを運び込めるエレベータがない。折りたたみの大型スクリーンを探す必要が出て来た。

東京芸術劇場
東京芸術劇場
東京芸術劇場
東京芸術劇場
東京芸術劇場

野村ビル、映像と音楽、そして雨

野村ビルプロジェクトなんとかうまく進める事ができました。みなさんのご協力のおかげです。

高額なプロジェクターを貸し出ししていただき、7人もの人もつぎ込んでいただいたNECディスプレーソリューションズ、撮影機材を貸し出していただいた関 東学院大学工学部、そして生番組のような映像を撮影協力していただいた、関東学院大学の学生達、もちろん映像コラージュを演出してくださった金大偉さん、 そして30周年記念プロジェクトの場を貸していただいた野村不動産の方々、たくさんの人にご協力いただき、すばらしい空間をプロデュースできたのではない かと思います。

また、当日駆けつけてくださった関連者の方がにも深くお礼いたします。

最後の最後に雨に降られてしまいましたが、それも良い思い出の一つになることでしょう。

金大偉映像空間展

金 大偉映像空間展

『天・地・人』

会期|8月8日(金)〜31日(日)/火曜定休

開場|12:00〜21:00(最終日は17:00まで)

入場|無料

協賛|NECディスプレイソリューションズ

場所: ギャラリー・エフ Gallery ef
〒111-0034
東京都台東区雷門2-19-18
Tel 03-3841-0442 Fax 03-3841-9079
URL●http://www.gallery-ef.com

映 像と音楽によって、タオイズムや龍神信仰など中国の古代思想を現代に応用してきた金 大偉。中国・雲南省の山岳地帯で自然とともに生きる少数民族・納西(ナシ)族の人々の歌声を収録し、テクノアンビエント音楽と融合させた金は、そののち自 身のルーツでもある満洲地方を訪れました。伝統的な言語や文化がほぼ失われてしまったその地でシャーマンたちを通して出会ったのが、「三」という数字に込 められた「天と地の間に、人間が存在する」という世界の成立ちを示す概念でした。自然界のエネルギーの循環と人間の営み。その関わりの重要性を再認識した 金 大偉が、響き合う天と地を表現した映像空間を創出します。

金大偉の音楽と映像空間の夕べ

游游アジアPresents Vol.4
<金 大偉の音楽と映像空間の夕べ>
● Natural Spirit
● 未来と過去の交錯!自然と人工の統合による電子音楽組曲
〈全5章構成〉

自然の森羅万象から発する無限なるイメージをテーマに、独自な現代的な音楽
の手法を駆使する 金 大偉 の夢幻曼荼羅の世界!

出演:金 大偉(シンセ、エレクトロニック)

2007. 11/17(土) 19:00 Open 19:30  Start
料金: 1800円(ドリンク付)

会場:ギャラリー 茶園
中野区中野5−68−7−2F(テラス)
JR中野駅より歩5分
JR中野駅北口より歩5分(早稲田通りへ歩く、ドンキホーテを過ぎ2軒目)
問) TEL 03-3388-6151

友人の銀座での個展のお知らせです

金大偉個展 Energy in GINZA
「金大偉」的シャングリ・ラ

金大偉が描く「シャングリ・ラ」は、西洋文明と自然を単純に二元論の対極
として語るものではない!カオスの扉を開いてしまった21世紀の目指すエネルギーとしての「シャングリ・ラ」。 By kazz

会期:2007年10/30(火)〜11/10(土)
開場:13:00〜19:00(月〜金、土は17:00まで)日・祝日休
入場:無料

銀座  風 GALLERY
所在地:〒104-0061 中央区銀座1-4-9 第1田村ビル2F
アクセス:JR有楽町駅より徒歩2分、東京メトロ有楽町線銀座1丁目駅より徒歩1分
ホームページ www.kazegallery.com
問い合わせ 電話 03-3563-6066