地球を止めるな!〜みんなのSDGs会議〜」参加者募集!

これからSDGsの学習に取り組もうと思っている、子どもたち、保護者、教育関係者向けのイベントシリーズをサポートしています。
新型コロナの問題で学校に通えていない今、こうした課題にも取り組みたいと思っている方々、ぜひ参加してください。

主催:(有)ラウンドテーブルコム 国際的学習プログラム研究委員会
共催:PTA有志連合 「学びを止めるな!Don’t Stop Learning!」

品川区をSDGsで盛り上げる2年目の試み

今年もまたSDGsのイベント行います。

昨年に引き続き、会場は立正大学にご協力いただきました。

企業、地域、自治体、学校現場を繋いで、SDGsの課題にどこまで挑戦し続けられるか。そんなプロジェクトを起こす為のイベントになります。

是非少しでもこの動きにご興味のある方々、ご参集ください。

参加は無料です。品川区後援。

お申し込みはこちら

2020年新年に情報社会論を再検討

この年末年始、とある出版プロジェクトをお手伝いするのに当たって、情報社会論を見直してみる機会を得ました。

情報社会論は2014年にフェリス女学院大学での非常勤講師時代に授業で扱う事がありました。

2020年の今、仕事関係でSDGsアクティブローカルポイントシステム「L-TanQ」という概念を教育現場を中心に普及している活動を通して、こうした機会に巡り合えました。

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お金が信用を基盤とする情報だと仮定すると、新たな世代が体験する世界にはどのような金融経済が展開されているのであろうか。また、我々にその準備は整っているのであろうか?

GAFAなどの巨大企業が個人情報を活用してさらにビジネスを拡大しようとしている。ヨーロッパでは2018年に個人情報保護法を運用し始め、こうした時代への対応をいち早く取り始めた。一方で、ESG投資をはじめとした、SDGsを社会課題として捉えその課題を解決するビジネスをレバレッジとして世界の基盤を再構築しようとする国際的な動きも、ようやく本格的に動き始めている。日本では特に大手企業が各事業体のビジネスについてSDGsのテーマに沿ってマッピングを行い、そこから新たなビジネス開発を共創する動きが見え始めている。一方で、教育の現場では少子化という大きな社会のうねりをいち早く体感している業界であるが故に、各組織の魅力化プロジェクトとしてSDGsに対するプロジェクト・ベースド・ラーニングに本気で取り組み始めている感度の良い団体も見え始めた。さらに、グレタ・トゥーンベリさんをはじめとしたこうした時代に生きている子どもたちの意識にも変化が起きているのを実感するほどの活動が芽生えようとしている。私たちはどのような時代に生きているのであろうか。

かつては、アルビン・トフラーやジョン・ネズビッツも、時代の最新情報をトレンド兆候として的確に捉え、分析、洞察することによって未来社会を模索していた。一方、日本では1960年代から情報社会を捉えている動きもあった。歴史的類推法も取り入れ、未来の情報社会についてその機会の開発者に視点を置いた発展段階を示唆したのは、労働省出身の益田米二氏だ。

国家が主体となり、巨大科学ベースで自然現象などを中心としたデータを扱う時代には、国家威信を価値観として、実際には宇宙開発競争などが起きた。経営ベースで経済成長を目標とした効率追求型の時代には、国民総生産が指標とされた。次は社会ベースで課社会課題に対して題解決型のデータが活用される時代、さらにその次は個人ベースで自己実現や知的創造型のデータが活用される時代と、4つの発展段階が示唆された。

現状を鑑みると、このレイヤーは順序だって発展していくのではなく、ほぼ入り混じった状態で、各主体のパワーバランスによって社会が支えられているかのように見える。新たな情報社会とはこうした時代に突入しているのではないであろうか?

だとしたら、私たちは今新たな世代が体験する情報社会に向けて必要とされる準備をどのように整えるべきなのであろうか。少なくとも、情報を出す個人にもその責任が生まれ、個人が出す情報が社会にも影響を与える時代に突入していくことは明白だ。情報の価値を生み出す可能性が社会や個人にまで出てきているのだとすれば、そのコントロールをする経験をしておく必要がある。そうしたニーズは新たなビジネスモデルを構築する手法にも反映されてくるであろう。

先にSDGsの動きで大手企業と教育の現場に触れたが、ここを繋ぐのが中小企業や地域のコミュニティである。教育現場を起点とした小さなムーブメントが、地域や中小企業さらには大手企業や国を巻き込む形で、スパイラル的に発展していくことを期待している。

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CoderDojo Shinagawa GotenyamaにJames Whelton氏来訪予定!

現在、来日しているCoderDojo創始者James Whelton氏がCoderDojo Shinagawa Gotenyamaに顔を出していただける事になりました!
(今は気ままな旅人なのでドタキャンの場合はごめんなさいですが・・・)

是非一人でも多くの子供達にそのパッションを伝えたいと思います。

お申し込みはこちら

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http://www.roundtable.co.jp/~tomio/blog/i01coach/?p=2603
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CoderDojo Shinagawa Gotenyama No.4.

2018年12月1日(土)
午後4時 – 6時
場所:明蓬館 品川・御殿山SNEC(東京都品川区北品川6-7-22和田ビルディング2階)
Meihokan High School Shinagawa Gotenyama SNEC, 2F Wada Bldg., 6-7-22 Kitashinagawa, Shinagawa, Tokyo, Japan

4回目の活動です。初めての方も大歓迎です。
CoderDojoでは参加する子供達をNinjaと呼びます。ぜひたくさんの方に忍び込んで欲しいと思います。
これからどんなことをやりたいか、参加者みんなで一緒に考えていきます。どんどんやりたい事をおしらせください。


参加者関係メンター関係支援団体関係

CoderDojo Shinagawa Gotenyama #3 Report

2018年10月27日(土)16時〜18時。明蓬館高校のキャンパスをお借りしてCoderDojo Shinagawa Gotenyama #3を開催しました。

今回の参加者はまさにダイバーシティそのものでした!これまで皆勤のニンジャ、初参加のニンジャ、初参加のお父様、そしてメンターたちもエンジニア、プロジェクトマネジャー、教員、自治体職員、中小企業診断士・・・

まずは皆勤記録更新中のニンジャから、前回のDojo以降に取り組んだプロジェクトの発表。前回みんなでチャレンジした、スクラッチで作る「おばけ退治」ゲームの進化形の作品、Swift Playgroundsで新たにチャレンジした成果も披露してくれました!

続いて、先週ご近所のCoderDojo五反田@freeeさんのメンター体験会で体験してきたBlockly Gamesの「迷路」を、早速ニンジャたちとメンターたちと全員でやってみました。ベテランのエンジニアも意外と苦戦!?
Blocky GamesはGoogleは提供する、全くの初心者から8ステップでJava Scriptがちょっと書けるようになるという教材。迷路は第2ステップです。

学ぼうと思うと、教材はあちこちに転がっているものですね。CoderDojoは、そんな教材を見つけたり、一緒に学ぶ仲間と出会ったりする、公園のような場所。

今回も、あっという間の2時間でした!

次回CoderDojo品川御殿山は、
12月1日(土)16時〜18時、明蓬館 品川・御殿山SNEC
次回はいよいよ、ProgateさんがCoderDojoのために特別に提供してくださる教材を活用できます。楽しみですね!

CoderDojo Shinagawa Gotenyama No.3

2018年10月27日(土)
午後4時 – 6時
場所:明蓬館 品川・御殿山SNEC(東京都品川区北品川6-7-22和田ビルディング2階)
Meihokan High School Shinagawa Gotenyama SNEC, 2F Wada Bldg., 6-7-22 Kitashinagawa, Shinagawa, Tokyo, Japan

3回目の活動です。初めての方も大歓迎です。
CoderDojoでは参加する子供達をNinjaと呼びます。ぜひたくさんの方に忍び込んで欲しいと思います。
これからどんなことをやりたいか、参加者みんなで一緒に考えていきます。どんどんやりたい事をおしらせください。

プログラミング初心者から上級者まで、誰でも参加大歓迎!
社会課題やSDGsについても一緒に考えましょう。

Papero iやSpheroなどのロボットも一緒にお待ちしています。
前回のキックオフではRaspberry PiがCoderDojo用に提供する学習者向けプロジェクトの中から、日本語に訳されているものを選んでみんなでやってみました。
アイルランド発祥で世界に拡がったCoderDojoのコンテンツはまだ日本語のものが不足しています。翻訳プロジェクトにご協力いただけるボランティア募集中です。英語で社会貢献に参加したい方なども、ぜひ!


参加者関係メンター関係支援団体関係

CoderDojo Shinagawa Gotenyama #2 Report

2018年9月29日(土)16時〜18時。明蓬館高校のキャンパスをお借りしてCoderDojo Shinagawa Gotenyama #2を開催しました。

台風が迫る中での開催でしたが、前回も参加したニンジャ、保護者の皆さんに加えて、初参加のメンター、そしてCoderDojoに関心をお持ちの中学の先生も来てくださり、外の不穏な天候を忘れるような楽しい会になりました。

まずは先日アイルランドのダブリンでお会いして来たCoder Dojo Foundationのスタッフの方々や、創始者のJames Wheltonさんからのメッセージ動画を観ながらのご報告。

続いて、ニンジャたちから、この一ヶ月の間にチャレンジしたことを報告してもらいました。
「新しいiPadを買ってもらって、Swift Playgroundsでゲームを作った」というニンジャや、
https://www.apple.com/jp/swift/playgrounds/
Progateの無料版でHTML & CSSを勉強し始めた」という保護者からの報告も飛び出しました!
https://prog-8.com

今回は、ニンジャたちに大人気のロボットPaPeRo iの仕組みをざっくりと学び、コードの画面も見てみました。これからコーディングを学んで、PaPeRo iを動かすプログラムを自分たちで作れたらいいですね!

そして、CoderDojoの豊富なリソースの中で日本語になっている教材を選んで、Scratchで「ゴーストバスター」という、お化けを捕まえるゲーム作りを一緒にやってみました。つまづきそうになると、「こうじゃない?」「あ、そうか!」と知恵を出し合って解決して行く、普段はあまりできない共同作業の楽しさが体験できたでしょうか。

あっという間の2時間でした!

CoderDojoの故郷を訪ねて(3)〜James Whelton氏、取材〜

ダブリン最後の夜、CoderDojo創始者の一人であるJames Wheltonさんが指定した場所、O’Neill’s Victorian Pub and Townhouseへ向かいました。

O’Neill’sという飲食店はいろいろあるようで、その日のお昼を食べたM.J.O’Neill’sとは別の店でした。観光客で賑わう中心地から少し離れた所にあり、地元っ子が通うパブのようです。Jamesさんお気に入りの店で、CoderDojo関係の打合せがあると「アフターパーティー」によく使うそうです。

O’Neill’s Victorian Pub and Townhouse

雨が降り出して傘を取りに部屋へ戻ったりして、約束の時間に少し遅れてしまいました。写真だけでJamesさんを見つけられるか不安でしたが、律儀に「入口を入って真正面に僕は座っています」とメールをくださいました。

Jamesさんは既に何か飲み物を飲んでいて、私たちはそれぞれギネスをゲットしてから、奥の席に移動してお話を始めました。
「この後、友達と会って、それからジムへ行って走るので、8時には失礼しますね」
高校生の頃から有名なハッカーでCoderDojo創始者というから、いわゆるオタクっぽいルックスを想像していたのですが、お会いしてみると爽やかな好青年で、いわゆる「リア充」な感じでした。(註:どちらも私の偏見です。ごめんなさい)

–CoderDojoは日本でも大人気ですよ!「道場」「忍者」といったコンセプトが日本の子どもたちにも親しみやすいみたい。

「そうでしょう!子どもたちがプログラミングを学ぶコミュニティを作ろうと最初にネーミングをどうしようか悩んで、まず『教室』とか『学校』は絶対イヤだ、『クラブ』も『キャンプ』もありきたりでつまらない・・・僕は小さい頃から伊賀忍者に憧れて、剣道とか他にも武道を色々やっていて、Bill(註:CoderDojo共同創始者のBill Liao氏)もそういう世界が好きだったので、じゃあ『道場』にしよう、と決まったのがオープンの1週間前でした」

–そもそもCoderDojoを始めたのは、どうして?

「僕はとても小さい頃からコンピューターに興味があって、9歳の頃にはプログラミングをしていました。高校生になる頃には、勉強はできなかったけど、プログラミングができるやつとして一目置かれていました。学校にはコンピューター部がなかったのですが、僕は個人でコンテストなどにも出ていたので、学校内や、他の学校からも、プログラミングを学びたい生徒たちから教えてほしいと頼まれるようになりました。そういう子たちの助けになるように、クラブを立ち上げようと思ったのです」

–Billさんとは、どうやって出会ったのですか?

「そういうコンテストの会場で出会って、その時は10秒間ほど会話しただけでしたが、Eメールを交わすうちに、僕はコークに住んでいたのですが、Billはオーストラリア国籍だけどアイルランドではコークで活動していて、ではコークで会いましょう、ということになりました。Billは忙しいので、駅で乗り継ぎのタイミングで待ち合わせて、僕は姉に車で駅まで送ってもらったのですが、喘息の発作を起こしてしまい、Billに会った時は大変な状態。そうしたら、Billも喘息持ちで吸入器を持っていて、それを貸してくれました。Billとの初めてのミーティングは、そんなです(笑)」

–ドラマチックですね!

「僕が立ち上げようとしていたクラブの話をすると、Billが、それは学校内だけの活動ではなく、もっと広げるべきだと言ってくれて、それがCoderDojoの始まりだったのです。こんな世界的な規模になるとは、その時は思いませんでした」

–あなたにとって、CoderDojoのポリシーとか、ビジョンは?

「まず、楽しいこと!アイルランドの大学にはコンピューター・サイエンスの学科があるけど、入学しても卒業できるのは4分の1ぐらい。難しすぎるし、面白くない。単位を落とすと再履修は有料になるので、みんなドロップアウトしてしまうのです。僕は子どもたちに、まず、プログラミングの楽しさを知ってほしい!
それから、日本でもそうかもしれないけど、プログラミングを学ぶ目的がIT業界での就職か起業だと思っている人たちが多いのです。僕はそれをもったいないことだと思います。CoderDojoの女の子で、両親が養蜂家を営んでいるという子がいました。彼女はプログラミングを学んで、両親のために養蜂に役立つアプリを開発したのです。そのように、プログラミングはそれ自体が目的ではなくて、社会に役立つツールだと思います。プログラミングを学ぶことで社会とつながることができます。だからもっと、CoderDojoで学んだ子たちが、公共とか、農業、漁業・・・いろんな他の産業に就職して、そこでスキルを活かして社会変革をしていってくれることを期待します」

–素晴らしい!それは私たちがやってきたPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)の考え方と一致します。

「僕からも質問させてください。CoderDojo品川御殿山は、どういう道場?他の道場と違う特色は?」

–CoderDojoは地域との繋がりが大きなメリットだと思います。一方で、では場所がないとできないのかというと、決してそんなことはないでしょう。インターネットの草創期から、プログラミングを学びたいと思ったら、学校に通わなくても、ネットの世界に先生や仲間はたくさんいました。CoderDojo品川御殿山は、場所を提供してくださる支援者のおかげで無事キックオフしましたが、将来的にはオンラインでも参加できる道場にしたいですね。

「そう、僕もネット上で学んだことがたくさんあります。でも、ちょっと怖い面もあります。ネット上で知り合った仲間の何人かは、違法なハッキングをして逮捕された者もいます。もちろん社会的に良い活動をしている仲間もいっぱいいますけどね」

–常にリスクとは背中合わせですね。子どもたちが間違った方向に行かないためにも、CoderDojoは月一回とか隔月とか顔を合わせる時だけでなく、もっと継続的に子どもたちを見てあげることができれば、危険信号も早めにキャッチできると思うのです。危険だからとあれこれ禁止するよりも。そのために必要なのは日々の学習記録。一堂に集まるのはたまにでも、記録さえきちんとフォローできていれば大丈夫だと思います。

「大賛成!ぜひこれからもCoderDojo品川御殿山の様子を知らせてください」

ここで、Jamesさんからもビデオ・メッセージを頂戴しました!

「カメラの前で喋るのは緊張しますね(笑)。アイルランドはどうですか?楽しみましたか?」

–もちろん!豊かな自然、温かい人々、そして、美味しい食とお酒!ギネスは日本でも飲めるけど、本場のは全然違いますね!

「そうでしょう!日本で初めてCoderDojoを立ち上げた時、Ross(註:CoderDojo FoundationのCommunity Lead担当Ross O’Neillさん)が日本のアイリッシュ・パブに行ってみたいと言って打ち上げをアイリッシュ・パブでやって、みんなでギネスで乾杯したのです。そうしたらそれが慣わしになってしまったみたいで、CoderDojoの打ち上げの度にギネスで乾杯している写真が日本から送られてくる・・・Rossのせいだ!(笑)」

–Jamesさん、今は何をしていらっしゃるのですか?

「18歳でCoderDojoを始めて、21歳の時、これも全く偶然だったのですが、アメリカ西海岸の友だちの家に滞在中に、たまたま来ていた中東の会社の人と知り合って、ドバイにある本社のCTOをやってみないかと誘われました。21歳の若造がいきなりCTOなんて、みんなびっくりしたでしょうね。そこで3年ちょっと働いてきたのですが、今はギャップ・イヤーです。18歳からずっと走り続けてきたので、少し立ち止まってこれからのことを考えているところです。
この10月から日本に行きますよ。日本語も勉強しながら、日本でいろんな所へ行ってみます。東京、箱根、飛騨高山、奈良・・・他にどこかお勧めがありますか?来年2月には東京マラソンにもエントリーしています」

–すごい!

ということで、Jamesさんには近いうちに東京で再会できそうです。