CoderDojoの故郷を訪ねて(2)〜CoderDojo Foundationを訪問〜

いよいよ来ました、アイルランドの首都ダブリン!ロンドンのヒースロー空港からエアリンガス航空で約1時間ほど。入国の際は「EU外パスポート所持者」の列に並び、パスポートには最大90日間有効の緑色のスタンプが押されます。以前は何もなしで国内並みだったそうです。ちなみに帰りは何もしないでヒースローで荷物だけ受け取って出られます。

前回の準備編で書いた通り、9月3日(月)午後2時、CoderDojo Foundationを訪問しました。Foundationのオフィスが入っているDogpatch Labsは、ダブリンの街を通ってダブリン湾に注ぐリフィー川の北岸、Custom House Quayに立つCHQビルの中にあります。川の名前リフィー(Liffey)とはアイルランド語で「生命」の意味だそうです。ところでアイルランドに一歩降り立った瞬間から、道路標識をはじめ全ての表示が、まず緑色の文字のアイルランド語で書かれ、その下に英語で書かれているのです。

CHQビルでカフェやレストラン、ショッピングモール、EPIC(アイルランド移民博物館)などと並んでいるDogpatch Labsとは、日本でも最近流行りのスタートアップ・ハブ、つまり起業中だったり、これから起業する人たちが集まっている場所です。

 

Dogpatch Labs

ここの受付で「CoderDojo FoundationのAmy O’Mearaさん」と言ったら、すぐに伝わり、写真で見た通りの可愛らしい女性がニコニコと現れました。

Amyさんの案内でCoderDojo Foundationの机が並ぶスペースに行くと、ここに写っている方々がいらっしゃって、

Foundation


皆さんとってもフレンドリーに歓待してくださいました!

Amyさんと、Sonja Bienertさん(Senior Community Manager)とともにラウンジの席へ。CoderDojo品川御殿山を始めたばかりの私たちの疑問や不安に適切に答えてくださり、励ましてくださいました。この日、Foundationには大勢の女性スタッフがいて生き生きとお仕事されていたので、「いいですね。日本ではIT業界はまだまだ男性中心で、CoderDojoに来るのも男の子が多いので、女の子たちにもっともっと楽しさを伝えたい!」と言うと、Sonjaさんが激しく同意して、「一緒に頑張りましょう!」と言ってくださいました。

お二人からは、素敵なビデオ・メッセージを撮らせていただきました。CoderDojo品川御殿山の皆さんに見てもらえるのが楽しみです!

帰り際、「ちょっと待ってて」とAmyさん。しばらくすると、「お土産に」とCoderDojoのステッカーやネームタグを持って来てくれました。これも、CoderDojo品川御殿山の皆さんにお分けしますね。

 

CoderDojoの故郷を訪ねて(1)〜準備編〜

今回、イギリス・アイルランド出張の機会を利用して、CoderDojo発祥の地で関係者に会ってくる、という企画を立てました。

ダブリン空港

まずはアポイントを取る、の巻です。

ダブリンにあるCoderDojo FoundationのAmy O’Mearaさん(Community Support and Experience担当)は、先月のCoderDojo品川御殿山キックオフ直前に受けたウェブ・コールによるオリエンテーションでとっても親切で感じよかったので、勇気を出して「Foundationのオフィスを訪問したい」とメールしてみました。

二つ返事でOK!9月3日(月)午後3時に訪問することになりました。

また、今回の出張ではダブリンの他にコークも予定に入っていましたが、コークはCoderDojo発祥の地です。2011年、コークの高校生だったJames Whelton君が、自分の通う高校にパソコン部がなかったので作ろうと思い立ち、社会起業家のBill Liao氏とともに始めたのがCoderDojo第一号。それが世界中に広まったのです。

今は26際になっているJamesさんは、ドバイを拠点に世界を飛び回っているようで、私たちの短い滞在期間中に会うのは難しいかなと思いましたが、メールアドレスがわかったのでダメ元で「コークかダブリンで会いたい」とメールしてみました。

またしても快諾いただき、コークに着く日にDukesというコーヒー店でお会いすることになりました。

 

ユニバーシティ・カレッジ・コークの門

その後、彼のスケジュールが変更になり、面談はキャンセルか!?と落胆しかけましたが、なんと見ず知らずの日本人のためにあれこれと策を練ってくださり、私たちがアイルランドを発つ前夜の9月11日(火)夜、ダブリンのパブで一杯ということになりました!

もう一人の創始者Bill Liao氏にも、彼が所属するSOSVの広報を通じて面会を申し込んだところ、秘書の方からご連絡いただき、コークで開かれるCoderDojoにBillも来るので、と誘われたり、それが日程的に無理とわかると、Billの移動中に駅かその周辺ではどうかなど、いろいろ画策してくださいました。残念ながらどうにも日程が合わず、今回はお会いできませんでしたが、またの機会を期待しています。

そんなこんなで、アイルランド人はつくづくフランクで親切な人たちだということが、出発前にわかり、期待が膨らみました!