CEFRに準じた、語学学習履歴SNSβ版公開!

01 Profile先日ヨーロッパで始まっている、語学学習履歴サイトのことはご紹介したが、日本でも同じような事ができないかと思い、ベータバージョンだが、私もサイトを運営してみようと思い立ち、「01 Profile」 という語学学習履歴ブロフソーシャルネットワークを設置してみた。

当初は、英語、中国語、日本語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語 の学習履歴を作成し、それぞれを公開、非公開できる仕組みを付けてある。日本版という事もあり、日本の携帯電話にも対応しているという優れもの。文部科学省の科研費で申請してみようかな?

この春から、杏林大学外国語学部英語学科で教える事になり、その授業のサポートサービスの一環としても使ってみようと思っている。まずは自分で使ってみて、仲間と使い勝手を議論して、どんどんバージョンアップしていきたいと思っている。

公開のSNSになっているので、どなたでも利用可能。ぜひ会員になっていただいて、ご希望をどしどし送って欲しい。

海外留学を目指す、01 Virutal Schoolで学習している方にも使い勝手が良くなるように工夫したい。

グローバルな時代、外国語の学習はマルチリンガルを目指している時代だと思うので、こうした学習履歴は時代の要請になっていくことだろう。杏林大学は中国語を第二外国語と指定して必修になっているし、慶應義塾大学でも私が関わっている150周年記念事業ではアジアとの学校との交流も図っているので、今後アジアの言語学習の履歴も時代が求める資質になってくるのではないかと思う

Common European Framework of Reference for Languages

Common European Framework of Reference for Languages

欧米の言語の到達度をわかりやすく定義しています。
「CEFR」とも略して言うようですね。
ヨーロッパでは英語ばかりではなく他言語を使いこなす人が多く、ビジネスで成功していく為にも、こうした学習履歴を管理しておく事がとても大切な基礎データになるようです。
ひとりひとりの言語能力のポートフォリオ作成プロジェクトの指針といったところでしょうか。

日本で活用した場合、どのようなものになるのか、これからの研究の課題になることでしょう。

やはりアジアの人たちとのコミュニケーション基盤を作り込むことから始めるべきでしょうか。だとしたら、今後の日本の教育の進むべき方向性をも変えてしまわなければならない大変な作業にもなると思います。

01 Virtual Schoolの指針にも入れてみようと思っている。