2007年度(第五回)BBCoach Projectについて

bbcoach projectバーチャルハイスクール(日本に居ながらにして米国の高校卒業資格取得応援サービス)の学習環境を提供している(http: //01school.roundtable.co.jp/)(有)ラウンドテーブルコム(http://www.roundtable.co.jp/) が事務局をやっている、ジュニアクリエータおよびそれをサポートする学習コーチ、企業、地域の方々の為のコンテストです。参加は無料。Web2.0型ソ リューションを活用して参加していただいた方々は評価ポイントが高くなります。奮ってご参加ください。今年は3月末に開催される東京国際アニメフェステバ ル会場でマッシュアップ発表会を実施する予定です。
BBCoach Projectを今回も開催することにしました。
(http://bbcoach.roundtable.co.jp/)
2007年度版では作品発表の場として、東京国際アニメフェアーの企業ブース(協力:(株)ジェミニテクノロッジー http://www.geminitec.jp/)をお借りすることになりました。フレキシブルディスプレーを活用したプレゼンテーションが可能です。ふるってご参加ください。
参加作品の内容は自由です。(アニメーションでなくても構いません。)
単独で制作した作品でも可。
複数人数チームで制作した作品は評価点があがります。
教員以外の学習コーチと協力して制作していただいた作品も評価点があがります。

ブロードバンドコンテンツ、Mash Upの概念を活用した作品を評価します。Zude(http://www.zude.jp/)等の活用を推奨。

BBcoach Project推奨環境を活用された方は、募集時にその旨をお知らせください。

チームは上限で5名まで。
大学や専門学校、小中学校で推薦する作品も応募可能。宣伝広報の一環として活用したい団体はご相談ください。
3作品/教育機関を募集します。
アニメーション大歓迎!
東京国際アニメフェアー(参加者予想10万人)
2008年3月27日〜3月30日
東京ビッグサイト
BBCoach Project参加方法

1 コミュニティサイトに登録してコミュニケーションを深めましょう!

http://bbcoach.roundtable.co.jp/

に登録していただいた方には

http://01sns.roundtable.co.jp/

SNSへの招待メールを送ります。

参加資格 小学校4年生以上、大学生まで

2 仲間ができたら、まずは審査会への個人登録(2008年1月31日まで)

3 次にチーム登録 。高校生以上のコーチをチーム内に一人以上つけてください。社会人、先生、となりのお兄さん等大歓迎!(2008年1月31日まで)

コーチ参加資格 高校生以上

4 作品の応募締切は2008年2月29日までです。

5 作品の内容は自由。但し、Webで宣伝できるもの。提出されたWebはその後BBCoach Project事務局からの告知等で活用させていただきますので、ご了承ください。

6 次の場合評価ポイントがあります。

一人より、二人 、三人で活動した作品

どんな環境でも稼働する作品

ブロードバンド環境ならではの作品

苦労話をたくさん公表してくれた作品

遠く離れた人と遠隔で製作した作品

Mash Up SolutionのZude(http://www.zude.com/)でホームページを作ってくれた作品

グループプロジェクトでの作業をする為にZoho(http://www.zoho.com/)を活用してくれた作品

グループプロジェクトでの作業をする為にStartForce(http://www.startforce.jp/)を活用してくれた作品

7 第一次審査(2008年3月初旬)通過者にはメールで告知します。

第二次審査審査まで作品をブラッシュアップしてください。

会場(東京ビッグサイト)までの交通費は自己負担でお願いします。

8 第二次審査発表会は2008年3月30日を予定しています。

ある大学ゼミOB会のポータルサイトの一例

私の出身の大学のOB会のポータルサイトを構築してみた。
http://www.roundtable.co.jp/~takamiya/

機能としては
公開情報管理用+会員サービス用のCMS
会員交流用のSNS+BLOG
教授のBLOG(IPTV対応)
付加サービスとしてSocial Web ServiceのZude、Virtual DesktopのStartForce、Web ApplicationのZohoへのリンクを張っておいた。
バーチャルハイスクール環境の01 Virtual Schoolのポータルサイト構築とほとんど同じ手法。 01 Virtual Schoolにはあと学習コーチングサーバー機能を付け加えている。無料で学習できる環境を提案するとともに、このサイトでは日本にいながらにして米国の 高校卒業資格が取得できるDiplomaコースも併設している。学習環境提案サイトであるとともに、学習相談機能を併せ持つ。究極の1 to 1サービス(個別サービス)の学習コーチサービスがついたコースを用意しているのが特徴。

Zudeを芝浦工業大学付属中学高等学校に紹介

zudeBBCoach Project(http://bbcoach.roundtable.co.jp/)でお世話になってきた芝浦工業大学付属中学高等学校の神長先生のご好意で、久しぶりにパソコン部に訪問してきた。いつもどおり、規律のとれた挨拶のしっかりできる子供たちに今回は最先端のWeb2.0ソリューションを紹介しようという試み。Zudeは子供たちでも簡単にホームページが作れてしまうという優れものなのできっと喜ばれると思い、紹介してみることにした。

まず、登録時に困った事が起きた。どこの学校でもそうかもしれないが、子供たちにメールアドレスが付与されていない。セキュリティの問題、予算の問題、学校側の責任の問題などが複雑にからみあって、日本の多くの学校現場ではメールアドレスを子供たちに発行していない。そう言えば、私の学校運営連絡協議会委員をさせてもらっているある都立高校でも同じだ。都立高校の場合、教員にもメールアドレスが発行されていない。校長と副校長という役職者のみに東京都からメールアドレスが発行されている。こういう状態で情報教育って本当にできるのだろうかと心配になる。

仕方ないので、メールアドレスを持っていない子供たちには急遽無料のメールアドレス発行サービスを活用して取得してもらった。参加した20名程の子供たちの中で3〜4名程が自分のメールアドレスをまだ持っていなかった。友達から取得方法を聞いてもらって、Google,Yahoo,Hotmailなどのサイトを使って取得していた模様。ここでしばらく時間がかかった。

さて、メールアドレスさえあれば、昨今のWebサービス、いろいろと無料のサービスが受けられる。Zudeもその一つだ。http://www.zude.com/で登録するのだが、その前に私たちの活動サイトでもある日本語の解説ページを紹介。http://www.zude.jp/。一読してもらって、少し説明を加えた。既に参加してくれている生徒の一部はHTMLの学習も済んでいるようで、理解は早かった。さすが神長先生のご指導、行き届いている。

zude register

いよいよ、登録。「Join Now」のリンクを押すとポップアップ画面になる。現在はまだβ版なので「INDIVIDUAL ZONE」のみが利用できる。必要事項を記入していって登録するのだが、意外とここで時間を取られる。別々に作業していると効率的ではないと神長先生が判断して、部長が登録作業をやるのを各パソコンの間に設置されたセンターモニターで見てもらいながら、全員一緒に登録作業をし始めた。ここでもう一つ問題が発生。WindowsのIEで起きた現象だが、ある一定以上時間がかかってしまうと、登録作業の最後でエラーメッセージが出現して登録ができない。登録作業の方法を一度経験してしまえば、素早く登録できてしまうので、慣れている子は問題なく登録ができた。試行錯誤して一旦IEを再起動して素早く登録すればこの問題が起きないのがわかってきた。これも登録できた子とできなかった子にヒアリングしてようやく回避方法を見つけ出す事ができた。子供に教わる事は多い。

さて、登録してくれた後は楽だった。テンプレートでメインページを作り、画像や動画を他のサイトからコピー$ペーストで貼付ける作業、テンプレートにある文字をプロパティを活用して日本語に変更する作業などを簡単に紹介しただけで、子供たちは自由にページを作り出した。これからが楽しみだ。

勢い余って、こちらも調子にのって次のソリューションも紹介したところ、すぐに登録して活用してくれた子も何人もいてとても頼もしく思った。

Virtual DesktopのStartForce
http://www.startforce.jp/
startforce

Web ApplicationのZoho
http://www.zoho.com/
zoho

そして3Dアバターのgizmoz

Gizmoz


gizmoz
こんな面白いソフトを紹介してくれるおじさんっていったい誰?と思われたのではないだろうか。少しでも子供たちの創造力を刺激できたらうれしいと思う。
最後にきちんと挨拶をしてくれて、BBCoach Projectのコンテストに応募してくれると約束してくれた子供たちがとてもすがすがしく見えた。

EZ-CMS

ez-cmsMac Miniを活用した面白いソリューションです。

「EZ-CMS」有償のCMS(コンテンツマネジメントシステム)ソリューションをサーバーとパッケージ化してしまったという商品。購入したその日からCMSを活用したWeb管理が実現します。

CMSを導入したいのだけど、サーバーの知識がない、Macintoshでサーバーを運用したいけど、サーバーとしてのセットアップが難しくてできない、それでも自社サーバーを運用したい、なんていう人向けでしょう。

デザイン会社やSOHO企業などに向いているかもしれませんね。

オールインワンパックで 966,000円からです。

IPTVを活用したジュニア報道記者育成プロジェクト

現在、都内のある区に対して提案を初めている。

今後のメディリタラシー教育の一環として、
1 子供たちに地域取材の機会を与える
2 それをさせる先生達に最先端Web2.0型ICT技術の環境の使い方を講習する
3 地域のサポータを(大学や専門学校と連携)組織して 学習コーチ集団を育成する
4 プロジェクトの発表の機会を創出する
5 コストパフォーマンスに優れた移動式放送局セット(自動車)などを考案、運営する

という趣旨のもの。

うまく活用できたら面白いプロジェクトを創りだすことができるかもしれない。
現在お茶の水美術専門学校、アップル・コンピュータ、サン・マイクロシステムズなどに相談を開始した。

東京工科大学にZudeを紹介

zude

東京工科大学大学院ビジネススクールの尾崎弘之教授にZudeを紹介してきた。仲間の渡辺さんとは以前証券会社で一緒に仕事をしていた間柄。説明の中で一番わかりやすかったのが、アフィリエーター達の活用方法だ。このソリューションを活用するとアフィリエータ達は無尽蔵にページを増やしていくことができる。しかもあまりサーバーの知識がなくてもアフィリエート商品を紹介するページ作成できるわけだから、アフリエーター達の裾野を拡げるのではないかというアイデアだ。これは社会変革にも繋がる現象になるので、研究対象にもなるのではないだろうか?こうした研究の専門家ってどこにいるのだろうか?

高校進学相談:社会人の悩み

ある社会人の方から相談を受ける事になっている。既にビジネスで成功している方なのだが、高校を中退していることがやはり精神的には不安な材料になるということだ。その不安を取り払ってあげたいと思っている。

私が最初に引き受けた学習コーチの仕事も、実は社会人の方だった。年齢も30代後半。その方は無事にバーチャルスクールで米国高校の卒業資格を取得 して、大学にの通信学部に進学していった。仕事をしながらの学習時間の確保は大変だったと思う。通常の学校には通えないし、通信制の高校もなかなか行きづ らい。自分の時間を有効に活用して、学習を進めて行くにはやはりインターネットを活用したバーチャルスクールが最も有効なのではないかと思う。しかも学習 コーチが必ずその学習の進む具合をチェックしてくれる。一人では挫折してしまう事でも、やはり一緒に帆走してくれる人がそばにいるというサービスは有効だ ろう。

今回の方もお仕事の事、学習の事、人生の事、いろいろと語り合いながらその方の学習時間を一緒に共有していきたいと思う。01 Virtual School(http://01school.roundtable.co.jp/)ではいつでも相談の窓口を解放しています。お気軽にお声をおかけく ださい。

Zudeをフェリス女子大学に紹介

zudeGISのプロジェクトでお世話になっているフェリス女子大学の内田先生にZudeを紹介に行ってきた。横浜の先、緑園都市まで第三京浜を使ってまっしぐら。フェリスと言えば横浜山手と思っていたら大間違い。今やこちらのキャンパスが中心のようだ。

今年はNota(http://nota.jp/) を活用して写真の共同編集に取り組んでいるらしい。共同作業での学習環境としてもZudeを評価していただいた。グループ機能が活用できるようになると、このあたりでのZudeの活用も拡大していくことだろう。いずれにしてもサーバーを意識せずにWebサイトが構築できる点は、女子学生にも好評だろうということで、積極的に活用していただけることになった。やはり女性がこのコミュニティに入り込んでくれる事が、とても重要な要素ではないかと思う。

「集い力」

東海大学の実践してる試みをある先生に紹介していただきました。
「でかちゃれ」というサイトです。
http://www.u-tokai.ac.jp/challenge/dekachallenge.html
「集い力」という言葉に惹かれました。
現在ICTの世界は「ユーザー参加型Web2.0」「公開API」が中心の展開を見せていますが、今後さらに飛躍して上記コンセプトを「Mush Up」させていく編集力を競う時代に突入しようとしています。大量に増えてしまった情報を個々がどのように編集してさらに発信していくか、おそらく「集い 力」の中から新しい価値を生み出していく過程を情報公開しながら社会的資本にしていく、そんな時代が来ようとしています。
私が現在アメリカから日本に紹介しようとしているZudeというソリューションがそのプラットフォームになるのではないかと期待しています。
このあたりの情報交換ができると良いなと感じました。少しアプローチしてみようかと思います。

慶應義塾大学の情報リテラシー授業の実践事例

CTCアカデミックユーザアソシエーションのカンファランスを覗いて来た。
滝島繁則さん、お声をかけていただきありがとうございました。
CTC: http://www.ctc-g.co.jp/
CAUA: http://www.ctc-g.co.jp/~caua/event/6th-bunkakai/index.htm

慶應義塾大学 理工学メディアセンター
事務長 市古みどり氏
の発表で慶応義塾大学が取り組んで来た、情報リテラシー教育の一端をかいま見ることができた。
http://project.lib.keio.ac.jp/kitie/
ではこの情報リテラシー教育の授業コンテンツが公開されている。
他の大学の情報教育にも活用されているということだ。
早速私の運営している無料学習環境01 Virtual School、及びK-12 OCW Server Japanからリンクをはらせていただいた。

特筆すべきは、図書館の司書という一般的に言うと、大学スタッフ側が講義を展開できたという点かもしれない。講演の後の質問にもそのような発言が大 学の教員側からあった。つまり大学の教員とスタッフとの間には厳然とした壁が今も存在していることが露呈されたということだろう。

しかし、私が学生の時から慶應の文学部には図書館情報学科が存在し、そこからはハイレベルな人材が輩出され続けていることを考えると、図書館司書という仕事が大学のサービスとしては重要な働きをしているということは容易に推察できる。

振り返ってみると、大学で一番覚えた事は、図書館を中心とした情報へのアクセス方法、そして活用方法だと思う。現在ではそれに加えてインターネットでの情報検索術という技も加わって来ているのだろう。

スタッフでも教員でも学生にサービスを提供している立場は変わりない。こうした組織の壁をとっぱらって、最高のサービスをどのように提供していく組織作りをしていくかが、今後の大学の質にも関わってくるのではないだろうか。
最近、大学の理事長さんとの会談も多くなってきたので、今後はそのあたりの話題も展開してみよう。

よく考えてみると、私の構想しているバーチャルスクールの学習コーチという職業も、情報への灯台や羅針盤の役目をしているのではないかと思う。今後もこうしたサービスを中心に子供たちに質の高い学習環境を提供していきたい。