Zudeを芝浦工業大学付属中学高等学校に紹介

zudeBBCoach Project(http://bbcoach.roundtable.co.jp/)でお世話になってきた芝浦工業大学付属中学高等学校の神長先生のご好意で、久しぶりにパソコン部に訪問してきた。いつもどおり、規律のとれた挨拶のしっかりできる子供たちに今回は最先端のWeb2.0ソリューションを紹介しようという試み。Zudeは子供たちでも簡単にホームページが作れてしまうという優れものなのできっと喜ばれると思い、紹介してみることにした。

まず、登録時に困った事が起きた。どこの学校でもそうかもしれないが、子供たちにメールアドレスが付与されていない。セキュリティの問題、予算の問題、学校側の責任の問題などが複雑にからみあって、日本の多くの学校現場ではメールアドレスを子供たちに発行していない。そう言えば、私の学校運営連絡協議会委員をさせてもらっているある都立高校でも同じだ。都立高校の場合、教員にもメールアドレスが発行されていない。校長と副校長という役職者のみに東京都からメールアドレスが発行されている。こういう状態で情報教育って本当にできるのだろうかと心配になる。

仕方ないので、メールアドレスを持っていない子供たちには急遽無料のメールアドレス発行サービスを活用して取得してもらった。参加した20名程の子供たちの中で3〜4名程が自分のメールアドレスをまだ持っていなかった。友達から取得方法を聞いてもらって、Google,Yahoo,Hotmailなどのサイトを使って取得していた模様。ここでしばらく時間がかかった。

さて、メールアドレスさえあれば、昨今のWebサービス、いろいろと無料のサービスが受けられる。Zudeもその一つだ。http://www.zude.com/で登録するのだが、その前に私たちの活動サイトでもある日本語の解説ページを紹介。http://www.zude.jp/。一読してもらって、少し説明を加えた。既に参加してくれている生徒の一部はHTMLの学習も済んでいるようで、理解は早かった。さすが神長先生のご指導、行き届いている。

zude register

いよいよ、登録。「Join Now」のリンクを押すとポップアップ画面になる。現在はまだβ版なので「INDIVIDUAL ZONE」のみが利用できる。必要事項を記入していって登録するのだが、意外とここで時間を取られる。別々に作業していると効率的ではないと神長先生が判断して、部長が登録作業をやるのを各パソコンの間に設置されたセンターモニターで見てもらいながら、全員一緒に登録作業をし始めた。ここでもう一つ問題が発生。WindowsのIEで起きた現象だが、ある一定以上時間がかかってしまうと、登録作業の最後でエラーメッセージが出現して登録ができない。登録作業の方法を一度経験してしまえば、素早く登録できてしまうので、慣れている子は問題なく登録ができた。試行錯誤して一旦IEを再起動して素早く登録すればこの問題が起きないのがわかってきた。これも登録できた子とできなかった子にヒアリングしてようやく回避方法を見つけ出す事ができた。子供に教わる事は多い。

さて、登録してくれた後は楽だった。テンプレートでメインページを作り、画像や動画を他のサイトからコピー$ペーストで貼付ける作業、テンプレートにある文字をプロパティを活用して日本語に変更する作業などを簡単に紹介しただけで、子供たちは自由にページを作り出した。これからが楽しみだ。

勢い余って、こちらも調子にのって次のソリューションも紹介したところ、すぐに登録して活用してくれた子も何人もいてとても頼もしく思った。

Virtual DesktopのStartForce
http://www.startforce.jp/
startforce

Web ApplicationのZoho
http://www.zoho.com/
zoho

そして3Dアバターのgizmoz

Gizmoz


gizmoz
こんな面白いソフトを紹介してくれるおじさんっていったい誰?と思われたのではないだろうか。少しでも子供たちの創造力を刺激できたらうれしいと思う。
最後にきちんと挨拶をしてくれて、BBCoach Projectのコンテストに応募してくれると約束してくれた子供たちがとてもすがすがしく見えた。

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