講演とパネルディスカッションのモデレーターをやります。

2013年5月18日、NPO法人プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会(PMAI)主催により、「第1回日本PBLシンポジウム」が東京都北区の聖学院中学高等学校で開催される。

PMAIは2009年設立以来、中学、高校、大学、教育委員会等とも連携しながら、プロジェクトマネジメント研修やプロジェクト・ベースド・ラーニング(プロジェクト実践教育)の提言、サポート等を実施して来ている団体。会員には日本の最先端企業で活躍している現役プロジェクトマネージャー達や教育関係者で構成されている。産業界、教育界のコラボレーションによる自立的学習者育成環境を提供して来ている。2012年度には関東工学教育協会、日本工学教育協会から業績賞を受賞している団体。

これまでの現場での実践事例も含め、教員や生徒、学生の声も含め、昨今の教育界での動向情報なども考える時間も提供される。また米国等の最新情報の提供もあり、プロジェクト実践教育を中心としてディスカッションも行われる。

参加は無料。

開催日時:2013年5月18日(土)13:30〜16:45

場所:聖学院中学高等学校講堂(東京都北区)

主催:NPO法人プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会

http://www.pmai.or.jp

プログラム:

1. プロジェクト実践教育(PBL)の概要とその取組み

2. PBLの歴史の概説

3. PBLハンドブック翻訳から日本におけるPBL推進への提言

4.PBL実践報告(各校10分)※発表予定校

1) 聖学院高等学校

2) 埼玉県立松山女子高等学校

5. 米国におけるPBL活動の紹介(2012年10月視察報告)

1) Buck Institute Education (BIE)の活動紹介

2) PBL推進校「New Technology High School」の事例の紹介

6. パネル・ディスカッション

中・高等学校の教職員参加によるPBL実践の課題、今後の展開について

 

尚、Ustreamでも配信される予定。

http://www.ustream.tv/channel/pblj/

10年続けられました!皆様の御陰です。

BBCoach Projectの10回目の審査会を無事3月30日に開催して来ました。今回は母校の慶應義塾大学をお借りしての審査会でした。文学部の高橋勇先生にご協力いただきました。

10年前の発起会から関わってくれた仲間も少しずつ再結集してくれて、当時のエネルギーをもう一度感じる事ができました。というか終わってからの打ち上げが延々と三田界隈で・・・まだ皆エネルギーいっぱいです。

参加してくれたクリエータ達も、コーチの方達も今回のイベントは好評だったようで、たくさんコメントをいただきました。目頭が熱くなる思いです。

何もないところから何かを生み出すエネルギーはとても勇気がいる作業。子供達がテーマも設定されていないコンテストで自分たちで目標を設定するところから始めるこのプロジェクトはとてもハードルの高いものだとこれまでもたくさん指摘を受けて来ましたが、実際に動かしてみると子供達は自由に発想を展開して素晴らしい一歩を踏み出してくれます。「0 to One」というモットーも紹介することができ、このプロジェクトの原点を少しでも伝える事ができたかなと喜んでおります。

英語もプロジェクトマネジメントもパソコンもこれからますます大切な技能になってくると思いますが、そんなノウハウを実際のプロジェクトを進める上で自然と身につけてしまおうというのが、このコンテストの狙い。ただ、ノウハウをマスターするだけではなくて、その中からどれだけ自分たちらしさを打ち出して作品を制作していくか、そんなハードルを越えて来た子供達はもはや子供ではないのかもしれませんね。プロジェクトを始める前と後でははっきりとその成長の大きさが確認できるのも、参加者も支援者も達成感が味わえるイベントに育って来ました。

支援してくれる方も少しずつ増えて来てくれて、とても嬉しいです。ボランティアでイベント盛り上げていただいた方にも大感謝です。

来年はまた一歩、次の10年に向けて、バージョンアップを考えて行きたいと願っています。支援者募集中です!

 

 

 

 

 

感動の発表会

K-12の生徒達にプロジェクトマネジメントの考え方を伝える活動の一環でプロジェクト終結フェーズの発表会に参加してきた。

日時:2013年3月16日(土)午後2時から4時
場所:聖学院中学高等学校
テーマ:記念祭(文化祭)をプロジェクトマネジメント
後援:NPO法人プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会

今回は生徒会のメンバーを中心に年間5回の学習の場を設けてサポート。プロジェクトマネジメントを体験しながら学ぶワークショップや概念を学ぶ講義、自分たちで計画書等の管理書類を作成していく機会や、ブレインストーミングを利用した会議の進め方等も体験。コミュニケーション記録としてのSNSの活用等を経て、反省会も開催、最後に次年度の担当の後輩も一緒に発表会を開催した。

発表会を聞いて私たちが伝えようとしたプロジェクトマネジメントのエッセンスはほとんど自分たちのものにしていることがわかり安堵。一方で、管理手法が理解できたからか、反省点もはっきりとしてきていたが、改善への挑戦、機会の創出時間が足りなかったことがわかる。ぜひ後輩達にこのあたりを伝えてくれたら嬉しい。

なんとこのチーム、学内の教員向けのプロジェクトマネジメント研修を実施してくれたりしている。「プロジェクトマネジメントはマヨラーのマヨネーズのようなもの」という表現も出て来て、そのエッセンスをわかりやすく周囲にも伝えてくれそう。

既に他のプロジェクトへの応用も始まっていて、今後の彼らの活躍を期待したい。

 

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顕微鏡アダプター

HoverCam Neo3, Neo3Xに顕微鏡アダプターがつけられます。

顕微鏡の映像をデジタル録画する手法が一つ増えました。

理科の実習等に役立つのではないかと思います。

 

Neo3_3X

 

hcneo3

お買い求めはGHS

2013UFPFFちらし入荷!

2013年度の国際平和映像祭のちらしが届きました。

今年も様々な学生、生徒さんにこの映像祭の存在を告知できるよう、これから色々とあたってみます。

少しでも興味のある方がいらっしゃいましたら、遠慮なくお申し付けください。

20130207UFPFF_Brochure

母校での講演会

今日は母校でもある都立戸山高校に行って二時間程お話する時間をいただきました。楽しみですが少し緊張しています。

2005年〜2007年まで、新校舎になった時に市民講師として情報科のお手伝いをしたことがあり、生徒達にはお話をする機会があったのですが、今回はなんと先生方が対象です。

学校の中で起きている様々なプロジェクトをどのようにマネジメントしていくのか、プロジェクト・ベースド・ラーニングを実施する為の学習環境やその管理方法、そんな事を先生方と一緒に考えてみたいと思います。

後半はNPO法人プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会の伊東緑さんがお話します。

こんな機会を設定していただいた大野弘校長に感謝します。

PBLの歴史

英語力とプロジェクトマネジメント能力、最近この2つのポイントについて「グローバル人材」育成手法が組み立てられないか検討してきました。

いくつかの大学、中高等ので実践も踏まえてきましたが、今日は後者の能力育成の学習環境(中高)構築の為の、導入講演という形で表記のタイトルで講演することになりました。

今後もバージョンアップしていくつもりですが、日本の教育・学習環境に新たな提言できるよう活動していきたいと願っています。

日時:2013年1月21日(月)
場所:聖学院中学高等学校
対象:教員
講演タイトル:「PBLの歴史」
講演主旨・目的:基本講演。東京都私立中学高等学校協会のプロジェクト。プロジェクト・マネジメントによる夏期学校と座学教科の連携。

埼玉県の校長先生の為の研修、2年目になりました。

NPO法人プロジェクトマネジメント・インキュベーション協会の活動として、今年も埼玉県の新任校長先生(250名以上!)の研修に参加して来ました。

真剣に私たちの話を聞き入っていただける校長先生達の真剣な眼差しが印象的でした。

  1. バリュー、ビジョン、ミッションの設定
  2. プロジェクトの特定

を中心に、学校に戻って校長先生に活用して欲しい手順を一緒に確認しました。

企業戦士の有志が休暇をとって集まり、電車賃をかけての活動です。

ぜひ学校改革に役立ててほしいと思います。

プロジェクトを終えて、一人ずつ解散していくシーンが、七人の侍の映画のシーンのように感じました。(もっと多いけど・・・)