大学の図書館

びっくりしました。
大学の図書館がアウトソーシングされる時代なのですね。
CAUAというフォーラムでお話を伺いました。

江戸川大学では5年前から図書館業務をアウトソーシングしているとのこと。図書選定も任せているとの話には驚きました。知能の集積場所が大学の本業だと思ってきたのですが、意識改革をしなければならなそうですね。コストは下がったそうですが大学の独自性という点では少し危惧しているそうです。

しかし、一方でアウトソーシングして学生の図書貸出冊子数は増加しているという効果が現れているそうです。貸出許可数を5冊まら10冊まで増や下という戦略もありますが、それ以降も順調に貸出件数は増えているとのこと。文字離れの学生を図書館に呼び寄せる効果も出て来たというのは驚きです。

感動と学習環境

学習環境を提供、提案している時に、最近特にキーワードになってくるのが、「感動」。

学習環境を感動を与える場として考えている人達と話をする機会が増えて来た。学習環境もひとつの舞台なのだろうな。

「授業は舞台だ!」
「座学と声を出す事、そして体験する事」
「目を輝かした子供たちを増やしたい」

そんなキーワードが頼もしく思える。

高輝度スクリーンも子供たちに感動を呼び起こすひとつのツールであることは間違いないだろう。ただ今見積もり提出中!

パンデミックとバーチャル学習環境

新型インフルエンザの流行で、学習の現場がパニックになっている。

一週間の休校だけで済めば良いのですが・・・

ウィルスはそう甘くはないでしょうね。乾燥して、繁殖しやすい時期には、今より注意が必要になってくるのではないでしょうか?

こういうときこそ、インターネットを活用した学習環境をリスクヘッジとして、準備しておくべきではないでしょうか?携帯電話で学習できる環境なども準備できていれば最高です。子供たちにどんな状況でも学習を継続できる環境を準備しておくのは、私達大人の責任なのではないでしょうか?

いつも健康で問題なく学校に通える人達が大多数の時には、バーチャルでの学習環境の準備は必要ない、本来の学業とは異なる、学習効果が期待できない、e-Learningは本学に必要ないなどと、否定される経験をたくさん積み上げて来ました。こうした危機の時期に本当にみなさん同じ事を言えるでしょうか?

もう、一刻の猶予もありません。本当に子供たちの事を考えている学校経営者、塾経営者、教育関係者の方々、ぜひお手伝いさせていたければと願っています。

金大偉の夕べ

tompa

kintaii

kinntaii

夕方、大崎のバージンカフェで金大偉氏のミニコンサートがあるということだったので、出かけました。

中国をテーマとした金大偉さんのパーティーは業界人で一杯。なかなか好評だったのではないでしょうか?ラフな格好に野球帽の姿の私には少し似つかわしくない雰囲気もあり、前半の演目を聞いてから帰宅してしまいましたが。

金大偉氏はトンパ族をテーマにこのところ音楽、映像を製作していますが、次はその奥地、ジェームズ・ヒルトン「失われた地平線」でも描かれた桃源郷、シャングリラをテーマにするようです。期待しています。

kinntaii

プロジェクト・マネジメント

システム業界では良く使われる言葉なのですが、プロジェクト・マネジメントという役割をご存知でしょうか?既に資格ビジネスにもなっています。

システム開発をしていくと、必ずお客様と開発者側での行き違い等が生じて、スケジュールがタイトになってしまったり、納期が遅れたりすることがあるかと思います。こうした問題を改善する為に、プロジェクトの全体を見渡せる役割を仕事として請け負うことが標準になりつつあるようです。例えば政府系のお仕事等ではプロジェクト・マネージャーとして有資格者が必ず付かないと、仕事にならないという事になっているとお話を伺いました。

私もいくつかのシステム開発のお仕事に関わって来ましたが、結局やっていたのが、このプロジェクト・マネジメントのお仕事だったのかもしれないと、最近気がつき始めました。

実は昨日、こうしたプロのプロジェクト・マネージャーの方々に縁合ってお誘いいただき、ある会議に出席して来ました。今後の人材育成の観点からも、早期からプロジェクト・マネジメントの概念を学習する機会を提供する必要性があるということで、高校生等にも伝えて行くボランティア作業を実施したいということで、協力して欲しいということでした。

私は1997年から教育現場に入って、子供たちとコンテンツ制作を通じた学習の機会を構築して来ました。結局、コンテンツ制作もひとつのプロジェクトとして考えた場合、学習コーチはプロジェクト・マナージャーでもあるかもしれませんね。少しプロジェクト・マネジメントの極意を探究してみたくなりました。

また新たな学習にチャレンジしなくてはなりません。

「祝祭祀あをによし」イベント予告お知らせ

平城遷都1300年祭参加イベント─社団法人平城遷都1300年記念事業協会後援

【zhu JI SI AONIYOSHI 祝祭祀あをによし】
〜日本と中国─古(いにしえ)と現代が融合する感動の舞台!〜

第一部:金春流能(金春康之、他)
第二部:中国の昆曲(北京より来日公演)
第三部:コンサート、和太鼓とアジア楽器の融合(壱太郎「鬼太鼓」)他

日時:2010.10.30(sat.)16:30〜19:40
会場:奈良県文化会館 国際ホール
主催:『祝祭祀あをによし』実行委員会→特定非営利活動法人Layer Box(申請中)
料金:S 席 6,000円 / A 席 4,000円

総合演出/映像・構成:金大偉
企画/プロデュース:月森砂名
特別協力:日本中国文化交流協会
協力:株式会社阪急交通社 / CSC企画京劇団

金大偉映像空間展の予告お知らせ

〜映像と絵画による幻想的な夢空間〜

2009年10月20日(水)〜11月1日(日)
11時〜19時

場所:ジェイトリップアートギャラリー
〒104-0061
東京都中央区銀座6-7-18デイム銀座ビル2F
TEL:03-3571-7818
www.jtrip-118.com

プロジェクトマネジメントと高校教育

HiPMHiPMプロジェクトの打合せで森下文化センターへ。都営線で大門乗り換え、清澄白河で下車して徒歩5分程度。

システム系のプロジェクトマネージャー達が立ち上がったNPOが企画している、高校生に対するプロジェクトマネジメント体験授業をどのように普及させたら良いかということを模索する会。

システム系プロジェクトマネジメントと言えば、いつの間にか私の仕事の中心になっているところ。やはりコミュニケーションが大切で、スケジューリングのコントーロールをすることがメイン。インディペンダントラーナーとも言える仕事だろう。

考え方は同じでPlan,Do,Seeの連続。ログを残してお客様、開発者と共に情報共有しながら、プロジェクトをまとめる仕事なので、学習の過程の本質とも言えるだろう。

プロジェクトマネージャーの団体は大きくわけると3つになると言う。ひとつはシステム系。大手ベンダー等の社員を中心に資格試験もあるという。最近では国の発注する仕事にはプロジェクトマネージャーを付けないといけないらしい。

あとは、システム系以外の仕事を中心とする団体。それと大学等の研究団体。それぞれ3000人規模の団体に育って来ているとのこと。うーん、ここでも資格ビジネスなのですね。

会議場の森下文化センターではのらくろの小展示会を開催していた。下町って良いですね。

のらくろ