Zudeを関東学院大学工学部情報ネットメディア工学科でプレゼンテーション

zude2008年春から、「メディアワークショップ」を講義することになった、関東学院を訪問した。関東学院大学は神奈川の八景島のそばにあるクリスチャン系の大学。工学部の海老根先生とは、以前営業で関東学院を訪問した時にお会いした。理事長にインターネット放送ソリューションを提案に行った時だ。。それ以降メールを何度か交換している間に、講義を受け持つ話になってしまった。以前お邪魔したときもそう感じたが、関東学院大学のファシリティはなかなかのもの。125周年記念事業も展開しているようで、今後のいっそうの発展を期待したい大学だ。ただ、こうした設備がある事が外部に十分に伝わっていない気がする。そうしたことも踏まえて、授業で一つのメディアを作って世界に関東学院の存在を知らしめられないかという狙いもあって、お引き受けした。

私が担当する学生は最大でも40名程だという。実際に使う事になるであろう教室や、講師控え室、教務の方々などにもひととおり挨拶することができた。あらかじめ考えておいたシラバスをご紹介したところ、快諾していただいた。大筋は合意できたと思う。学生にWebで公開できるコンテンツを制作してもらって、さらにその制作過程のコミュニケーションを記録、最終的はクラス全体での力でひとつの情報発信基地のようなインターネットメディアを創造していくという楽しい授業だ。

つまり、いままで私がやって来た活動の焼き直しとも言える。1997年から7年程続けた、慶應義塾普通部での「Webpageをつくろう」という総合学習的情報の授業、インターネットを通じて米国の高校を卒業してしまおうという、01 Virtual School の学習方法、多摩美術大学での「インターネット放送」の授業、既に5回目を迎えているK-12の生徒達の為のブロードバンド対応マルチメディアコンテストのBBCoach Project 、こうした活動の延長線上の授業が展開できる。

今回は新たな試みとしてMash Upという概念を取り入れた。Zudeというソリューションを活用して、学生達に公開ページを作らせることにした。恐らくこのソリューションを活用した授業としては日本で始めての授業、もしかすると授業で活用するのは世界で始めての試みになるかもしれない。米国ではMITのあるプロジェクトで活用されてはいる。

画像系、アニメーション系、動画系のソフトも充実した環境があり、さらに学内に放送局並みのスタジオまで揃っている大学の学生がどんなコンテンツを創ってくるのかが楽しみだ。

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