昔話を調べる「民族文化の会」に参加

日本桃太郎の会の相原正博氏のご紹介で、「民族文化の会」に参加してみた。

赤坂見附から少し歩いたところのビルの4階で講演形式の会合だった。
今回の講演は下記の通り。
1 日本統治期創建、台湾の鄭成功廟
台湾大葉大学副教授 小久保喜久雄
2 「西遊記」の妖怪学
学習院大学名誉教授 諏訪春雄

前半では、17世紀、明の時代の軍人、鄭成功が、清との戦いで英雄となり、台湾で神格化(神社が創建)されたいきさつを概説された。鄭成功の母は日本人だったとのこと。何か背後の力を感じる逸話。質疑応答ではっきりしたのが、現在残っている廟は日本式の神社のようなものではなく、大分新しく中国式に改築されていること。もともとは祖末な作りであったようだということ。

後半の話では、西遊記に登場するキャラクター達が、もともと天界から降りてきた(下凡した)ものであり、下界で活躍して、天界にもどっていくというプロットがあるということをひも解いていただいた。また、中国の妖怪の分類として、自然の妖怪、人間の妖怪、道具の妖怪という分類ができ、自然起源の妖怪が多いというアプローチをご紹介いただいた。

また、参加者で下記の方と面識を持てた。
秋元淑子様
小川清未様
中川悟様
古事記に詳しい・・・はいやまみのる様

尚、「民族文化の会」の今後の予定は下記の通り。
3月13日
1 日本文化と陰陽五行思想-吉野裕子氏の業績を中心に-
学習院大学名誉教授 諏訪春雄
2 に本尾遊郭をアジアからみる
茨城キリスト教大学教授 染谷智幸

4月17日
1 日本の大道芸・見世物芸
学習院大学名誉教授 諏訪春雄
2 題未定
東海大学名誉教授 大矢建正

5月8日
1 縄文の祭り-諏訪の御柱を中心に
学習院大学名誉教授 諏訪春雄

6月5日
1 「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪学
学習院大学名誉教授 諏訪春雄
2 題未定
学習院大学名誉教授 湯沢威

7月3日
1 写楽肉筆浮世絵の再検討
学習院大学名誉教授 諏訪春雄

参加費1,000円

会場:〒107-0052 東京都港区赤坂3-10-3
黛ビル4Fホール
TEL 03-3633-3606

各回午後2時から
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「天湖」

●〈石牟礼道子・詩文コレクション〉特別イベント
 講演と朗読、音楽と映像の世界 part 4
「天湖」
入魂の朗読、音楽、映像の世界。
石牟礼文学の美の頂点ーーー小説「天湖」
その精髄を語り、映像、音楽を交えて立体構成!

●2011年 2月9日(水) 開演18:30~(開場 18:00)
会場:内幸町ホール
・都営三田線「内幸町」駅
・東京メトロ銀座線・都営浅草線・JR「新橋」駅
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-5-1
TEL 03-3500-5578
入場料 3000円 (全席自由)

●出演
朗読= 佐々木 愛(俳優)
  原作= 石牟礼 道子
  尺八= 原郷 界山
  piano= 金 大偉
歌・トーク= 米良 美一 (歌手)

●音楽・映像・演出=金 大偉
プロデューサー・企画=藤原良雄
構成=能澤壽彦

主催・申込み先: 藤原書店
東京都新宿区早稲田鶴巻町523

電話03-5272-0301
FAX 03-5272-0450

http://www.fujiwara-shoten.co.jp/
info@fujiwara-shoten.co.jp

インドの弦楽器、サランギー+金大偉

ジェイトリップアートギャラリーでパーティ。

月森砂名さん、万城目純さん、金大偉さんと出会う。

いずれも今年、奈良でお世話になった方々。

金大偉さんはインドの弦楽器、サランギーの演奏。

後でこそっと聞いたら、まだ弾いたの2回目だそうだ。そんなことを感じさせない、堂々とした演奏だった。

サランギー

ジェイトリップアートギャラリーはリニューアルオープン。アーティストと千葉TVがつながっている場所でもある。今後のイベントに期待したい。

稲垣三郎氏の世界

横浜で開催されている、稲垣三郎「風景の向こうへ・ヨコハマ」の展示会のオープニングパーティに参加。民族伝説に詳しい相原正博氏の紹介。

稲垣氏は元共同通信の金沢支局長まで務めたメディアマン。ご友人で霞ヶ浦で自分で制作した飛行機を飛ばしているという日高勝彦氏から情報をいただいた。しかし、そんなことは一切見せずに、ずっとアーティストをしてきたような風貌だった。芸大出身という情報は乾杯の挨拶をされた稲木秀臣氏からの情報。

墨絵の中に、西洋と東洋、自然と人工物、そして波を感じさせるスタイルの作品で、確かに「ヨコハマ」を感じさせてくれる作品だと感じた。

会期:12月11日〜18日まで。
場所;Galerrie Paris 横浜市中区日本大通り14 三井物産ビル1F

inagaki

inagaki2

金大偉氏のイベント3D撮影参加

関東学院大学の海老根先生、教え子の塩入君と共に金大偉氏のイベント「紹興」に参加。

今回はCinemaxからお借りしたリグを使って、3D撮影に取り組んだ。

二胡、中国琵琶・古琴の音色が印象的。

今回は友人で中国のシステム会社社長の李健氏も参加してくれた。

Cinemax Rig

紹興

関東学院@Campus

NHKの@Campusの取材車発見!

関東学院大学に講師として来た年の始めての学生をけしかけて、関学メディアプロジェクトというサークルを作ってもらった。そのチームの後輩が,今回の取材の受け口になったのには感慨がある。

@Campus

これは編集機器等が入っている車らしい。

私が教えている教室の隣の居員室でも、Macintosh+Final Cutでの編集が行われていた。

放映日
2010年11月11日 午後6時

デジタルコンテンツエキスポで四枚翼のヘリコプターを運転

クアッドリコプター
クアッドリコプター

日本科学未来館で開催されているデジタルコンテンツエキスポに再度訪問。

お台場では自転車の競争競技や、バイクの中古車販売等で賑わっていたが、一直線に日本科学未来館へ。

まずは関東学院大学の海老根先生とNECディスプレーソリューションズの竹内様と打合せ。
2010年10月29日に開催される、平城遷都1300年祭─舞台【祝祭祀あをによし】のレセプション及び翌日の本番時に、今回取材した奈良の3D映像を大々的にお見せしようという試み。

80インチのスクリーンにNECの3DプロジェクターNP216J-3Dを活用して映写する。

なんとか方法も見つかり、後は来週火曜日に大学で実機を使ってテストを試みることになった。

この手法が確立されると、例えば学校でレッドローバー社のリグを活用し、2台のビデオカメラで撮影した運動会や理科の実験等の模様を、教室で再現できること可能になりそう。

新たなマーケットを作り上げられるかもしれない。

後半はじっくり見ていなかった他のブースを回り、四枚翼のヘリコプター、パロット社のクアッドリコプターを試運転。結構面白かった。

なんとか3D映像が撮影できる機材が載せられないだろうか?

デジタルコンテンツエキスポ

日本科学未来館で開催されている、デジタルコンテンツエキスポに行って来ました。

関東学院大学の学生・教員と共に奈良で撮影した、世界遺産の果無集落や、玉置神社、神代杉の前で踊る相良ゆみさん、十津川村の様子が3Dでご覧いただけます。

一緒に旅をした内藤君が展示会場で頑張ってくれていました。

2010年10月17日(日)まで開催されています。