Curriki

Global Education & Learning CommunityをテーマにNPO活動を続けているBarbara Kurshanさんと名刺交換できた。K-12向けの学習カリキュラムを集積公開していこうとする試みだ。サン・マイクロシステムズのスコット・マクネリー氏の発案。Java ベースのxwikiで動いている。今後大きな動きになりそう。
ざっとのぞいてみたが、音楽系のコンテンツ等は動画が既に集められていたりする。動画投稿サイトをうまく連携させてつくりあげているようだ。まさに私のブログK-12 OCW Server Japanの活動に近い。ぜひお近づきになって応援したいプロジェクトだ。日本では東大総長のさんのところに話を持っていっている模様。

curriki

JOCW

日本オープンコースウェアーコンソーシアム
http://www.jocw.jp/

MITがカリキュラムや授業ノートを公開しているのはみなさんもご存知だと思う。これはその日本版。しかしひとつの大学のプロジェクトではなく、日本の一流どころの大学が揃って少しずつ始めているのが特徴だ。

慶應義塾大学のDMC(デジタルメディアコンソーシアム,http://www.dmc.keio.ac.jp/)のe-Learning担当の福 原教授を訪問した時にご紹介いただいた。福原氏は日本イーラニングコンソシアム(http://www.elc.or.jp/)の理事でもある。

確かに、日本の有名どころの大学が連携して情報を公開していっているという作業は、かなりインパクトがある。米国ではMITが走りすぎて他大学がつ いてきたいないからだ。しかもこのデータはNIME(http://www.nime.ac.jp/)の力で現在国の予算を使ってメタデータを入力してい る最中だとのこと。つまりデータベースとの親和性ができてくるということだ。SCORMにも対応していくという方針で、e-Learningのコンテンツ にもなっていく可能性がある。その将来図としては、無料のコースウェアーのマーケットと有償のサポートサービスで学位を取得するマーケットが融合してくる という話。つまり今のコミュニティサイトやSNSのビジネスモデルの発展系か。無料のコンテンツにむらがる潜在顧客、そこに対するAIを活用した広告マー ケッティング、さらには人のサービスとAIによるサービス。そんな図式が思い浮かべられる。

私からは、日本が世界に勝てる仕組みとしての、動画の活用と携帯コンテンツの活用を提言しておいた。融合すると世界をリードできるプロジェクトに発展していくかもしれない。