慶應義塾「アジアのともだちプロジェクト」
GISのプロジェクトをボランティアで活動してきたが、その延長線上で面白い企画に参加できそうだ。
慶應義塾普通部を中心とした
創立150年記念未来先導基金による2007年度プログラム
「見る、会う、語る アジアの友だちプログラム
-未来のグローバル・リーダーを育てるアジア交流プログラム-」
GISの授業を通じて、アジアの学校とのコラボレーション授業を展開していくというもの。慶應義塾普通部社会科の太田先生が中心となり、私の後輩でもある 英語科跡部先生にも協力いただく。e-Learningの視点で私はバックアップ体制に入るということになりそう。強烈なチームが形成された感じがする。 フェリス女子大学の内田先生、インターワークの石川さんもGISプロジェクトの流れで参加。慶應150周年記念事業としてはずかしくない業績を残したいと 思う
2007 PodCasting Special Lecture 2 for SNS
イベント(講演会)のお知らせです
2007年6月24日 午後1時から3時
SNSのメディア化!「動画インターネット放送局との連携」
SNSと動画配信ソリューションを組み合わせた、セグメントコミュニティの活性化
2007年6月24日(日) 午後1時から3時
アップルストア銀座3階シアタールーム
1 OpenPNEによるSNS構築 (株)手嶋屋
2 ポッドキャステイングと広告配信、BBCoach Projectへのお誘い (有)ラウンドテーブルコム
http://www.roundtable.co.jp/ http://bbcoach.mnw.jp/
3 .Macを活用した動画配信方法 アップルストアー銀座
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/
4 インターネット放送局を創ろう! (株)エムログ
http://www.m-log.com/
NEC e-Trend Conference 2007
第二日目
今日は「Web2.0」.
「集合知」「顧客接点の創造」というコンセプトがとても響きました。
もともとはBusiness2.0という言葉からパクってWeb2.0という言葉が出て来たんですね。ビジネスで活用しないでいる方がおかしいくらいです。
SNS、Blog、 動画配信、様々なソリューションが一カ所に向かって急拡大している感じがします。目的は「ユーザーとの接点の場作り、そこでの知識の集約、評価」になるの ですね。こうした見方で現在のWebサイトを分析してみると失格サイトばかりなのが気になります。というより、そのあたりが今後のビジネスの潮流になるの でしょう。
尚美学園大学臨時講義
美大で最近躍進している尚美学園大学で臨時講義を行ってきた。
「大学のインターネット放送設立の為のステップと学習コーチの必要性」というテーマ。
定平教授のご好意だ。ゼミの学生及び近隣のSOHOで活動しているビジネスマンが集まってくれた。
メディア革命が起こっている事実を
グーテンベルグ聖書の影響で宗教革命が起こった事実からスタートして、現在ICT革命による新しいメディアの出現とサービスの出現を追って、 今すぐに着手すべき課題であることを強くアピールした。
また、メディアというからには、その配信システム、ログ管理、広告配信システム等が揃っていないと、単なるデータの垂れ流しであること、また、公式なサイトとして組織と連携した配信でなければメディアとは言えない事などを確認してもらった。
弊社の抱えているシリコンバレー発のソリューションが上記課題を全て満たした物であること、既に大手企業にも導入されている事実を伝えると、会場か らは興味ある質問も飛び交った。特に授業の後で交流した飲み会では積極的に学生がアプローチしてくれて、今後の情報発信を積極的に展開していきたい希望を 多々聞かされた。とても良く理解していただけたのではないかと思う。ぜひこれを機会に新たなメディアが創出されることを願っている。
Second Life公式ガイドブック
インプレスR&Dに別件で伺ったときに、この本の翻訳を開始している話を聞きました。うーん、翻訳にチャレンジしたかったなー。直訳部分が少し気になりますが、初心者には必見の本になるでしょう。大学の授業で使っても面白いかもしれません。
大学のメディアセンターのサポート
先日、ある大学のメディアセンターを訪問した。最近では普通になってきたメディアセンターという言葉だが、80年代に慶應義塾が使い始めたのではないかと思う。私が現役だった頃も、大学の図書館の方向性ととしてメディアセンターということばが使われ始めていたと思う。
現在のメディアセンターは図書ばかりではなくマルチメディア教材を扱うことが普通になっているようだが、さらにパソコンのトラブル、教室のICT機器の利用のサポート等の部隊を含めている大学も増えているようだ。先日訪問した大学はそんなサービスを展開していた。
ただ、実際のサービスはまだまだ低レベルのものが多い。例えば学内でネットワークに接続された自分のパソコンでアプリケーションの操作がわからない 教授から、その利用方法が電話で問い合わせが入ったとする。 環境をヒアリングして、実際に起きている事を予測して、今までの経験則をイメージして電話で応対するというのが基本だろう。
ビジネスの世界では、こうした場合、遠隔操作サービスを提供することが増えてきている。例えば「NTRsupport System」はその代表例だ。WindowsでもMacでも遠隔操作環境を提供できる。相手のデスクトップ環境を共有する画像転送ソフトになり、ネット ワークコンピュータと似ているところもある。2000年頃だと、Sun Ray SystemにTarantella Systemを組み合わせて実現していたソリューションだ。しかもその当時はまだMacintoshは対応していなかった。それでも大掛かりなシステムソ リューションだった。それが今や月額15000円程度でその環境を手に入れる事ができる。 なんと便利になったことか。
システムの保守サービスで最もコストがかかるのが、こうした場合の人材出張サービスだ。やはり時間を拘束してしまうので、どうしても下げられない人 件費は重く消費者に降り掛かる。大学等でもこのサービスを提供できる質の高いサポーターを通年で待機させていなければならない。
このシステムソリューションを使って、システムサポートそのものを外注する企業も出始めている。人海戦術のサポートをどこまで質を維持してコストを下げられるかは、今後の学校経営にも大きく影響してくることだろう。私もそんなサービスを提供していきたい。
インタラクティブ・アシスタント
インタラクティブ(対話型)・アシスタントというソリューションをご存知だろうか?
データベースの構築から必要になるのでかなり高額なシステムになるが、その効果が出てくる企業もある。
NTT東日本のホームページを見て欲しい。
http://www.ntt-east.co.jp/
トップページの左上「お客様サポート」の欄をクリックして、次のページの「質問する」をクリックすると、Pop Up Windowが開く。「ご質問をどうぞ」というWinodowの中に、キャラクターが登場して、質問のフォームが出てくる。このキャラクターはFlash のアニメーションで作成されていて、なかなか表情が良い。瞬きもリアルで親しみのあるキャラクターだ。
面白いのがこの質問フォームが自由文を受け付けてくれる事。「引っ越しをしたいのですが、手続きは何をしたら良いですか?」というような文章を入力しても的確な反応がある。
これはデータベースの作り込みをしているからだ。一般的に検索エンジンは、人間が介在して登録していく方法と、ロボットが情報を収集していく方法の 2種類 に分けられるだろう。後者の代表的なサービスがGoogleだ。膨大なWebの世界の情報を整理するにはロボット検索によって、データベースを構築してい く手法が一般的になりつつある。以前はYahooは人間がデータベース構築をしていたが、現在ではロボット型との組み合わせになってきている。
一方で企業のホームページも膨大な情報量になりつつある。最近では無料のロボット検索エンジンが配布されていたり、Googleの検索エンジンを活用して自社内のWebの検索を実施している企業も少なくない。
しかし、この状態で問題が発生してきている。例えばNTT東日本はgooのロボット検索エンジンを自社で開発してきたがが、最近ではそのデータの量 が膨大 すぎて、消費者の質問に対して的確なページを表示させることが難しくなってきたようだ。「引っ越し」という言葉で検索しても、一番消費者に見せたいページ を検索のトップに表示させることが難しくなってきた訳だ。そこであえて見せたい検索結果をページの一番上に引っ張ってくるという仕組みを考えることになっ た。
もちろん検索という行為に慣れているネチズンであれば、このソリューションで充分なのかもしれないが、あまりにも無味乾燥なサービスになる。そこで 登場し てきたのがインタラクティブ・アシスタントだ。キャラクターには表情がある。実は感情もセットアップしておくことも可能だ。例えば,意地悪な言葉を質問し 続けると、5分間は退席してしまって戻ってこないというプログラムを埋め込むことも可能だ。これなら子どもも喜んで検索してくれるだろう。高齢者の方も質 問にチャレンジしてみようという気持ちになるかもしれない。
このNTT東日本のサイトでもこんな遊び方ができる。
「あなたの名前は?」→「鈴木ひとみ」であるという回答がある。
「私の名前は山田太郎です。」→「山田太郎さんですね。」
「私の名前は何ですか?」→「確か、山田さんですね。」
とあたかも対話をしているかのように振る舞ってくれる。
なんとも、ほんわかムードの中で質問することができるのだ。
さて、こうしたシステムの効果をどう考えるか。
お客様サポートで最もコストがかかるのが、電話応対やメールでの対応である。それは必ず人手を介して時間をかけなければサービスに繋がらないからだ。必ず 人件費がかかる。単純な質問になればなるほどこの人件費はばかにならないものになる。毎日毎日同じ質問を答える為にコールセンターを用意して、人を配置し ておかなければならないからだ。
この単純な質問を以下に減らすかが、コスト削減の最も効果的な施策になる。
また、一方で売上増が見込めるキャラクタービジネスへの発展も考えられる。そのうち「インタラクティブ・アシスタント・ビユーティーコンテスト」な んてい うのができるかもしれない。また既にキャラクターを持っている企業は、そのキャラクターに直接消費者にサービスを提供させることが可能になる。
つまり、この仕組みはコスト削減と売上増が見込まれるソリューションなのだ。このあたりをうまく考える経営者層にこの仕組みを提案していきたいと思い、現在このソリューション販売のコンサルティングを開始した。
NECカンファランスへの期待
今話題のNGN、そしてWeb2.0がらみのカンファランスが無料で開催されます。私の後輩が企画した模様で、一人でも多くの方に来ていただきたいとのことでした。ぜひ登録してあげてください。
以下はメーリングリストから引用
—
来る6/7(木)〜8(金)品川インターシティホール及びNECブロードバンド
ソリューションセンター品川にて、『次世代ネットワーク(NGN)で拡がる
ユビキタス社会と企業経営』をテーマに「NEC e-Trend Conference 2007」
を開催します。
慶應義塾大学 青山友紀教授によるNGNの動向と将来展望についての講演や、
新潮流Web2.0時代の新しいビジネスに関するネットイヤーグループCEO
石黒不二代様の講演を始め、NGNで進化するユビキタス社会に向けたNECの
最新ソリューション、サービスをワークショップと展示によりご紹介します。
是非ご参加ください。
事前登録受付中!お申込・詳細はこちら→ http://www.nec.co.jp/etrend
● NEC e-Trend Conference 2007 開催概要
────────────────────
■日時:6月7日(木)〜8日(金) <事前登録制:無料>
■場所:品川インターシティホール
NECブロードバンドソリューションセンター(品川)
■URL :http://www.nec.co.jp/etrend
尚美学園大学特別臨時講義
尚美学園大学で1回だけの特別講演を実施することになりそうです。
日時:2007年5月17日(木)午後4時半から6時
尚美学園大学 芸術情報学部 情報表現学科 定平誠教授の授業の一環
仮題:「美大のインターネット局実現の為のステップとその教育的活用方法」
尚、この後、埼玉県の地域のシステム系企業との勉強会でもお話させていただけることになりました。上記テーマで、動画ポッドキャスティングの活用とBBCoach Projectの大学での活用を訴えて来たいと考えています。
その後テレワーク学会でも発表の予定です。