稲垣三郎氏の世界

横浜で開催されている、稲垣三郎「風景の向こうへ・ヨコハマ」の展示会のオープニングパーティに参加。民族伝説に詳しい相原正博氏の紹介。

稲垣氏は元共同通信の金沢支局長まで務めたメディアマン。ご友人で霞ヶ浦で自分で制作した飛行機を飛ばしているという日高勝彦氏から情報をいただいた。しかし、そんなことは一切見せずに、ずっとアーティストをしてきたような風貌だった。芸大出身という情報は乾杯の挨拶をされた稲木秀臣氏からの情報。

墨絵の中に、西洋と東洋、自然と人工物、そして波を感じさせるスタイルの作品で、確かに「ヨコハマ」を感じさせてくれる作品だと感じた。

会期:12月11日〜18日まで。
場所;Galerrie Paris 横浜市中区日本大通り14 三井物産ビル1F

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桃太郎伝説

日本桃太郎の会の運営委員会の会議に参加。

NPO法人レイヤーボックスの月森砂名さんのご紹介で、桃太郎伝説を中心とした任意団体の方々と接触。

小久保桃江氏の桃太郎コレクターの活動から発生した日本桃太郎連合会の流れとのこと。小久保さんは35歳から桃太郎の研究を始めて、104歳で亡くなるまでその活動を続けた。

全国でも桃太郎伝説に由来のある、奈良県田原本町、愛知県犬山市、岡山県倉敷市、香川県高松市等の活動も加わり、桃太郎サミット等も開催している。来年は7月9日に東京で開催される予定。

今回は東京で活動しているきびだんご会と日本桃太郎の会を合併して一緒に活動していこうとする議題等も含めて、今後の会員募集活動についても議論されていた。残念ながら参加している会員の方々がまだインターネットの活用をしていない方が多く、ホームページの活用や通信費削減の為のメールの活用等も話題にのった。このあたりの情報発信のお手伝いが私達としてもできないか、今後検討していきたい。

参加されていたのは、エネルギッシュに全国を歩き回っている松川忠嗣氏、きびだんごの会の桑原正佳氏、カッパ伝説にも詳しい萩原金吾氏、民族伝説・神話に詳しい相原正博氏、歴史好きな税理士の吉見和典氏、起業家の重松まみさん、社交ダンスの舞ルチアさん等々。(名刺をいただいた方のみ記載)個性的なメンバーに遭遇した。

桃太郎の話が現代でも息づいて、人と人を繋いでいるパワーを持っている事を再認識させていただいた。

現代の子供たちにどのように伝わっているのか、接点はどんなところにあるのか、今後探って行きたい。私としてのスタンスは桃太郎伝説とICT技術、最先端技術の組み合わせで、新たな読者層、ファン層を掘り起こす活動に繋げて行ければと願っている。