SNSとのつき合い方

先日、関東地区学生生活連絡協議会様からのご依頼で、上記テーマでで講演をさせていただきました。

会場は昨年出来上がったという東洋大学125周年記念館の素敵な講堂でした。
準備していただいたスタッフの方々、熱心に聴講していただいた方々に感謝いたします。
皆さん「学生を守りたい」と思いをひとつにしている方々でした。

「SNSとのつき合い方-現状とリスクマネジメントとその先へ」と題したところに、私の立ち位置もご理解いただけるような内容にしました。

現状では、データを中心に、それぞれのSNSには性格があること、大学生ではTwitter,mixi,LINE,Facebookの順番で利用率が高い事、またLINEが急速に利用率をのばしている事などをお話して、第二のメディアとなってしまったインターネットを私達は無視できないということを再確認していただきました。

さらに、事なかれ主義で無視して議論もしないのではなく、もし大学等でもSNSに対するなんらかの対策をとらなければならないと感じているのであれば、積極的にプロジェクトとして立ち上げる必要があること、そしてリスクマネジメントの概念で、各大学でその状況を分析しさらに対応策を前もって準備しておく必要があること、そうしたマネジメント手法を学習、活用すべきであることをお伝えしました。私の経験上、問題視だけして避けてしまっていて、議論がなかなか起きていないという事例も見て来ているからです。

さらに、積極的なSNSの活用方法としては、全員が受講する授業等にも取り入れて、SNSの正しい使い方、活用の方法としての学習記録サーバーとしての利用の可能性等を提案いたしました。SNSの対策については、特別講演等を実施しても、最も聞いて欲しい学生が参加してくれないというジレンマにも陥る可能性があるからです。また事後対策としてのソリューションの紹介もさせていただき、さらに学習ログは一体誰のものなのか、誰が管理して誰が利用するデータであるのか、じっくりと議論をすすめていただきたいというメッセージも発信しました。

講演後アンケートを実施したので、その結果を付記いたします。

学生のSNS利用率統計データ所有率:9.6%

PM理解度 3.3点(5点満点)

PM期待度 3.6点(5点満点)

リスクマネジメント利用度 3.8点(5点満点)

SNS対策実施度 2.8点(5点満点)

 

 

 

 

 

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