メディアリタラシー教育

メディアを活用して、自己表現をコントロールできる人材教育」と定義しようか。

「メディア」って何?
昨今、ポッドキャスティングで自分の放送局を持つ事も夢ではなくなってしまった。こんな時代だからこそ、自分をコントロールする術が必要なのだろう。

テレビが悪い!テレビゲームが悪い!BBSが悪い!SNSが悪い!携帯が悪い!と大人が叫ぶ。その為には悪いコンテンツを排除して、良いコンテンツを配布するコンテンツ流通を整備する必要があると指摘される。

デジタルが悪くて、対面でコミュニケーションしないのが悪くて、だから子供達のコミュニケーション能力が下がっていると大人が叫ぶ。その為には絵本を読んで聞かせて、面と向かって話し合って、朝ご飯は家族全員で食べなければならない。

何か違わないだろうか?いつも危険を察知しているのは大人。子供達を守るのは大人。ではいつ子供達は理解するのだろう?自分を。いつ自立していくのだろう?

問題なのは型ではなくて、技術ではなくて、心なのでは?コミュニケーションなのでは?

子供達はコミュニケーションに飢えている。大人達の遊び心ではやっているSNS。一般的には18禁のはずなのに・・・もう子供達は携帯の中で、やり まくっている。「モバゲー」はゲームのサイトだけど、最もはまっているのが、こうしたコミュニテーションツールとしての活用だろう。「モバゲー」知ってい る?というテーマで友達同士が繋がる。見えない友達とも繋がる。でも携帯の中は直感的な言葉の世界だから、なかなかうまく伝えられないことも出てくる。そ んな関係をを放りっぱなしにしてしまっていることが問題だ。「もうひと言付け加えていれば、感情を害さなかったかも」なんていう言葉の使い方は大人のメー ルの中でもたびたび遭遇する。子供だからって体験を禁止されるのはどんなものか?携帯持ち込み禁止の学校は意外に多い。

いじめの質も変わった。大人も企業内でのいじめをメールでやってくる人間もいたっけ。だから子供を責められない。一億総人口コミュニケーションべたなのでは?

言葉を丁寧に、誤解のないように、自分の思いを相手に伝えること、そんな体験を数多く、子供達と一緒に実践していける学習環境を創り上げるべきだと思う。

BBCoach Project(http://bbcoach.mnw.jp)はそうした学習環境を目指している。一人一人が自立した人間として子供も大人も参加できるコミュニティだ

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