リアル熟議に参加

教育を語り合うリアル熟議というワークショップに参加。

http://jukugi.mext.go.jp/library_view?library_id=308

主催はEducational Future Center多様な教育を推進するためのネットワークの共催。

40名程の熱い方々が文京区民センターに集まった。

まず第一弾の課題。
「言葉を使わずに参加者に誕生日順に一列になる」
案の定失敗する。
言葉を使って良いということになると、なんとか成功。

次は
「名前のひらがな順に整列」
一部失敗した人もいるが、なんとか並び、この列を基本に1から5まで順番に数えて5グループに分けられる。

小グループに分かれてブレインストーミング。
KJを使うのだろう。ポストイットメモと模造紙とマジックが置いてある。KJ法についての説明はいっさいなし。

「教育や学校に求めるもの」をディスカッション。
司会者、タイムキーパー、記録者で役割分担。
なんかここまではプロジェクトマネジメント的。
知識偏重型の教育への批判が50%。選択肢としてあっても良いが50%。
但し、答えが出ない問題だから、プロジェクトにはまだなりきれていない状態。

次に「この求めるものに対して私たちがすべき事」にテーマが移る。
発表者もこの時決めて、発表の準備。

各チームの発表。
我がチームから出た、「記録を残す」「アーカイブを共有する」というアイデアに主催者側は関心を示していた。(私が誘導した感じもしなくもないが・・・)

若干名刺交換をして帰宅。大学、高校、中学の先生も来ていたが、フリースクール系の人が多かったと感じた。小中の教育とそれ以降とは分けて議論した方が良いのではないかと思った。

金大偉氏のイベント情報

CHINA WAVE 2010
上海世界万博クロージング記念特別イベント
アジア、中国の様々なイメージの集結と調和、
陰陽対極を開く音楽と映像によるスペシャル空間ライブ!

● 開催日:2010/11/10(水)Open 18:30〜 Start 19:00〜
● 料金: 前 2,500 当 3,000 +1D別
● インターネット予約 〔 10月12日0:00~11月10日24:00迄 〕
http://www.moonromantic.com/?p=3690
電話予約 :03-5474-8115
● 音楽ライブ:金 大偉(Key、サランギー、他)
 岩崎裕和「obaiwa」(Key、他)、能登康雄(ba)
ゲスト:汪成 OHSEI(中国二胡)
●トークセッション:上海茶話会(上海情報ステーション) )
● ミニライブ:タイザソ(泰山に遊ぶ)
ほか出演予定あり、
映像:金 大偉 + TAII Project
企画:青山 月見ル君想フ TAII Project
制作協力:P-B-A
会場:青山 月見ル君想フ
住所:港区南青山4−9−1B1
地下鉄「外苑前」より徒歩6分
TEL:03-5474-8115
info@moonromantic.com
http://www.moonromantic.c

ワークショップ:The Lady of Shalottに参加して

慶應義塾大学の教養研究センターが主催する実験授業「アートと文学—ワークショップ Alfred Tennyson “The Lady of Shalott” の創造的解題:英語版創作をめざして」に参加してきた。

仕事の関係上これまでは参加できなかったが、今回が第三回目の開催。途中からの参加でも充分楽しめる内容だった。

今回は9月の連続授業の時にも関わっていたという、小関章ラファエル氏が講師。

4時半から6時半の2時間の予定の授業だった,参加者のディスカッションが白熱して30分程延長までしていただけた内容の濃いワークショップだった。

小関章ラファエル氏は劇団四季では『オペラ座の怪人』に関わり、その後、上智大学で神学を専門とされた方。『機動戦士ガンダム・ダブルオー / 機動戦士ガンダム00』『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』では神学考証に協力しているという。コンテンツの中の神学的アプローチ、ユング心理学を通してのアプローチというスタンスをもっているということ。この紹介だけでもぐぐっと引き寄せられてしまう、私にとっても興味津々の講師だった。

文部科学省 大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラムとしても活動の一環ということで、不破有理先生が担当されていた。不破先生と小関氏はアーサー王学会で知り合ったのだそうだ。なるほど、物語と神話というテーマになるとヨーロッパ文化に深く根ざしているアーサー王物語にもアプローチしておく必要ありということなのだろう。

9月の授業には確か高宮利行名誉教授も参加されていたと聞く。

”The Lady of Shalot”は、大学時代の同級生、葛生千夏さんのテーマでもあり、彼女の創作する素敵な音楽を聴いていた。授業でも接したし、英国旅行をすれば、ウォータハウスの有名な絵画に出会える。かなり読み込んだはずなのだが今回のワークショップではまた新たな発見も。

まずは読んでみようということになり、参加者の中から津森優子(翻訳家)さんが流暢なブリティッシュイングリッシュで朗読してくれた。1842年版のテキストと翻訳文の資料も配布されていたので、始めてこの詩に接した人にも内容が理解できる。実際この日始めてこの詩に接した参加者もいた。

その後小関章ラファエル氏のこのワークショップでのテーマが紹介された。「物語がわたしたちの伴侶となる」

「物語の構造を見る」というアプローチでこの詩を一緒に見てみよう、ディスカッションしてみようという試みだ。

松岡正剛「知の編集工学」等も紹介され、物語の構成要素を整理した後、ディスカッションの課題が出る。

「境界」というテーマでのディスカッションが出され、3〜4名程のグループに分かれて、一般的な物語の中での「境界」やこの詩の中での「境界」に関して自由ディスカッション。リーダーがその内容を発表という流れ。このあたりはKJ法等を活用して、カードを配布して、一人一人のアイデアをもっと引き出す為のブレーンストーミングの時間を取った方が良かったかもしれない。既に読み込んでいる人や経験を積んだ社会人等の意見が強く出過ぎたかもしれない。ディスカッションの内容は発表という形でしかデータとして残されてなかった。始めてこの詩に接した人のアイデア等ももう少し聞きたかった。恐らくこの活動だけでも授業としては成り立つだろう。

後半はJoseph Campbell のThe Hero with a Thousand FacesThe Power of Mythなどの紹介もあり、映画Star Warsの映像等も交えたCampbellのインタビュー映像を英語で観て、気になった単語や文章を書き取りながら、ヒーロー物語の構造を各自が考えまとめる時間をもらう。さらにグループでのディスカッションを通して理解を深める。また、ダースベーダーがヘルメットを取るシーンがシャロット姫の決断と相通じる部分があるとい解説がある。グループ内では、男性と女性の探究(Quest)物語には少し構造が違う所もあるのではないかという意見もあり、またまた白熱。

このあたりは、Derek BrewerのSymbolic Storiesも紹介したくなった。
Symbolic Stories

そのインタビュー映像の中で、The Point of No Returnという言葉が出ていたのをきっかけに、シャロット姫の場合はどのスタンザがそれにあたるのかを議論したのも面白かった。シャロットの姫が若い恋人を観たシーン第8スタンザでは「I」という一人称の単語が始めて出てくるのだそうだ。シャロットの姫がラーンスロットを鏡で観た後に3歩いて、窓の外のキャメロットと睡蓮の咲くのを観て鏡が割れるシーンは第13スタンザ。シャロット姫がボートを見つけてそれに名前を書くシーンは第14スタンザ。いずれにしても「境界」を超えてしまった悲劇のヒロインの意思が表現された部分。さて、みなさんはどう考えますか?

物語の構成は3部構成が有効だという解説もあり。能なども序・破・急という展開があるそうだ。2部にはCentral Crisisが設けられて、3部で昇華させる、そこに人の心を動かす物語の成功方程式があるのではないかと。

来年度の関東学院大学で実施する私の講義「メディアワークショップ」でも影響を与えてくれるアイデアが満載されたワークショップだった。

授業後の交流会では、ヨーロッパ神話の起源や、カオスから生まれてくる神話、日本の神話との繋がり、古事記、能、翁舞、プロジェクトマネジメント等の話題でさらに盛り上がった。

関東学院@Campus

NHKの@Campusの取材車発見!

関東学院大学に講師として来た年の始めての学生をけしかけて、関学メディアプロジェクトというサークルを作ってもらった。そのチームの後輩が,今回の取材の受け口になったのには感慨がある。

@Campus

これは編集機器等が入っている車らしい。

私が教えている教室の隣の居員室でも、Macintosh+Final Cutでの編集が行われていた。

放映日
2010年11月11日 午後6時

デジタルコンテンツエキスポで四枚翼のヘリコプターを運転

クアッドリコプター
クアッドリコプター

日本科学未来館で開催されているデジタルコンテンツエキスポに再度訪問。

お台場では自転車の競争競技や、バイクの中古車販売等で賑わっていたが、一直線に日本科学未来館へ。

まずは関東学院大学の海老根先生とNECディスプレーソリューションズの竹内様と打合せ。
2010年10月29日に開催される、平城遷都1300年祭─舞台【祝祭祀あをによし】のレセプション及び翌日の本番時に、今回取材した奈良の3D映像を大々的にお見せしようという試み。

80インチのスクリーンにNECの3DプロジェクターNP216J-3Dを活用して映写する。

なんとか方法も見つかり、後は来週火曜日に大学で実機を使ってテストを試みることになった。

この手法が確立されると、例えば学校でレッドローバー社のリグを活用し、2台のビデオカメラで撮影した運動会や理科の実験等の模様を、教室で再現できること可能になりそう。

新たなマーケットを作り上げられるかもしれない。

後半はじっくり見ていなかった他のブースを回り、四枚翼のヘリコプター、パロット社のクアッドリコプターを試運転。結構面白かった。

なんとか3D映像が撮影できる機材が載せられないだろうか?

デジタルコンテンツエキスポ

日本科学未来館で開催されている、デジタルコンテンツエキスポに行って来ました。

関東学院大学の学生・教員と共に奈良で撮影した、世界遺産の果無集落や、玉置神社、神代杉の前で踊る相良ゆみさん、十津川村の様子が3Dでご覧いただけます。

一緒に旅をした内藤君が展示会場で頑張ってくれていました。

2010年10月17日(日)まで開催されています。

CHINA IMPACT

恒例の金大偉さんのイベント情報です。

CHINA IMPACT SERIES Vol.3
Collision and Fusion  衝突と融合
中国と日本、過去と未来、文化と文化…。アーティスト金大偉の
プロデュースによって、21世紀の現代の「衝突と融合」を探る

●期間中金大偉特別作品展 [光と影]〜Light and Shadow〜
2010年7月16日(金)~18日(日)
GALLERY OPEN 13:00~、18(日)は11:00〜
入場無料(ただし有料イベント開催中は別途参加費が必要)

●トークショー&音楽ライブ  16日(金)18:30~21:30
「二胡」に見る中国民族音楽の日本における衝突と融合
トーク出演: 西野和宏 (二胡制作者)、山本隆之(十三堂楽器代表)
音楽ライブ:小谷 純 (二胡演奏家)  映像:金 大偉
協力: 十三堂楽器、韶山會、胡琴工房。  参加無料 席数40席。
パーティ : 20:00~21:30  会費:1.000円(soft drink付)

●パーティ&ライブ 「Borderline」 17日(土)18:30~21:30
アジアから世界へ、新しい表現の会が贈る「表現と昇華」によるパーティ&ライブ
出演:金大偉(VJ、DJ)、目黒大路(ダンスパフォーマンス)、倉岡未來人(ライブペンティング)
七鉄の会(写真作品) ほか  料金:2.000円(drink&food付)  制作:新しい表現の会

●セミナー 18日(日)13:00~14:30 「Neo Chinese Tea」
「中国茶」の急激な現代化における衝突と融合。
現在の中国茶について、鈴木朋博氏にお話とともに、美味しく珍しい中国茶を試飲。
講師:鈴木朋博(中国喫茶文化研究家)   参加料1000円(Chinese tea付)。席数40席。

●音楽ライブ18日(日)15:30~17:00
「Collision and Fusion衝突と融合」
映像と音楽、アジアの現代と過去のエッセンスによるコラボレーション。
出演:金 大偉(Key,他) 岩崎裕和[obaiwa](key,他)、能登康雄(Bass) ほか  料金:1800円(1drink)

●企画.制作: TAII Project ● 制作協力: ギャラリールデコ、新しい表現の会、Palette
●<スタッフ> PRODUCER & ARTIST 金 大偉  PLANNER & MANAGER 簡 憲幸
場所:ギャラリー ル・デコ 5F 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-16-3 ル・デコ ビル
tel: 03-5485-5188  http://home.att.ne.jp/gamma/ledeco/
渋谷駅東口より徒歩6分, 新南口より徒歩1分

インターネットセミナーへの参加校、参加者募集!

<大和古典芸能講座>のインターネットセミナーへの参加校、参加者募集!

下記のセミナーを教育・学習目的でご視聴いただける方に無料配信します。
視聴には招待メールを受信するメールアドレスが必要です。
下記メールアドレスまでお申し込みください。
aoniyoshi@roundtable.co.jp

開催場所:東京日本橋【奈良まほろば館】2F
◆6 月 5 日(土) 14:00~15:30
講師:金春安明(シテ方金春流八十世宗家)
「京劇と昆曲・歌舞伎と能楽。アジア大陸と奈良。」※6 月 5 日は定員に達し募集を締切ました。

◆6 月 12 日(土) 14:00~15:30
講師:張紹成(京劇俳優、ユネスコ世界無形文化遺産選定北方昆曲 劇院特別プロデューサー)
「昆曲と京劇」

◆6 月 19 日(土) 14:00~15:30
講師:金大偉(音楽・映像作家、演出家)
「異民族との融合、真の文化交流」

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■視聴確認用のテストサイト↓↓↓

 ※受講される環境で、問題が無いかご確認ください。
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 <大和古典芸能講座>主催:奈良県/奈良まほろば館

 <大和古典芸能講座>企画・協力
 <ライブセミナー>主催:特定非営利活動法人レイヤーボックス
【zhu JI SI AONIYOSHI 祝祭祀あをによし】
  e-mail info@aoniyoshi.us
  http://www.aoniyoshi.us/
 <ライブセミナー>協賛:(株)ブイキューブ
 <ライブセミナー>協力:(有)ラウンドテーブルコム、日本ディストリビューター(株)、関東学院大学、尚美学園大学

奈良まほろば館ロケハン

6月の講演の映像配信の為のロケハンを企画。

NPO法人 Layer Boxから月森様、山口様
奈良まほろば館から 奥田様
尚美学園大学から 定平先生、石井先生、そして学生のみなさん
関東学院大学から 柳沢
V-cubeから五十嵐様、川口様
日本ディストリビューターから八巻様

というメンバーでロケハンを実施