アメーバスタジオ

原宿のアメーバスタジオ で、保阪尚希さんの番組に出演してきました。
「インターネット放送局」での生番組、初出演です。
多摩美術大学で「インターネット放送」をテーマに講義を持った経験がありますが、自分がその番組の出演者になるとは夢にも思っていませんでしたが。

保阪さんも教育問題にはとても興味があるようで、私を呼んでいただいてようです。

インターネットを活用して学習する人たちをサポートする学習環境を作りづけて来ていることをお話し、また実際の学校現場の実績も重ねて来たことをお話できました。途中、一人一人の情報をきちんと整理して学習コーチングするには、ブログやチャットを利用するなんてお話もしました。私が、保阪さんのブログ「保阪流 」をきちんと読んでいたので「ハワイにいても学習コーチはできるんですよ」と発言したら(保阪さんは1月にハワイに行っていたようです)、頭の良い人で、台本を一気に飛ばして別のコーナーのハワイの話題に進んでいました。その後の周囲の人たちがどうやって、話題を戻すか少し心配になる場面でもありましたが。でも出演者みんなが協力しあって生番組をを創り込んで行くという醍醐味を味わえたと思います。少し緊張したけど、とても楽しい体験でした。

icn現在01 Virtual SchoolではIEN(International Exchange Network)さんの海外バーチャル留学サポート(高校部門)も応援しています。海外留学をするという決断をするというその第一歩を評価すべきだという保阪さんの発言も納得。私の持論でもある「0 to 1」「ゼロから一歩踏み出す勇気を評価してあげたい」 という発言もすることができました。

また、「悩メール」というコーナーでは、アレルギーの人の話題になり、皮膚アレルギーを保阪さんも経験した話もあったので、私のこれまでの経験からバーチャススクールにもアレルギー経験者が25%もいるなんていうデータもお話することができました。少しでもみなさんのお役に立てる学習環境創り込めたらと願っています。最終的は私の夢は無料で学習できる環境を整備していくことでしょうか。 プロジェクトはいつまでも続いて行きそうです。

学校連絡網システムを慶應義塾普通部に紹介

r365

ASPサービスで提供する学校連絡網システムを紹介してみたところ、次のような反応があった。

・他社のサービスから比べてのとても安い!
・クラブ活動の連絡網システムとしての活用も期待できるのではないか!

確かにそうかもしれない。学校全体で取り扱うには様々な承認を得ないと採用まで至らない場合が多いが、クラブ活動なら担当の教員の判断で即決だ。しかも、部費でまかなえる程の価格帯であるので、そうした販売の仕方の方が有効かもしれない。

BBCoach Project

bbc第五回BBCoach Projectも参加者の応募が続々と送られて来ています。

締切まであとわずか。たくさんの人に集まって欲しいですね。

BBCoach Project

今年は01 Vitual Shoolのサービスでもある01sns でのコミュニケーションを活用します。

学習コーチの方もぜひ集まってください!

学校連絡網

学校の連絡網ってどうなっているのでしょう?

個人情報保護法ができて以来、「学校側が連絡網を作ってくれない」という話を耳にしたことがあります。だとしたら、運動会の朝雨が降っていたり、交通機関のストや事故で授業を遅らせたりなんて言う時にどうやって連絡しているのでしょう。

近所の小学生を持つお母さんの愚痴聞いていると、今の時代、親御さんがやる仕事が増えていることに気がつきました。学校が作ってくれない連絡網は自分たちで合意の上で作成しているようです。なんと最近では卒業アルバム等も自分達で作成しているとか。

何か寂しいお話です。

先日私の知人から紹介されたシステムがあります。学校・保護者連絡網をASPサービスで提供しているということです。なんと、これが安い!年間5万円程で学校全体の連絡網を個人情報を守りながら構築できてしまうということです。しかも、例えば修学旅行時に何らかの原因で旅程が変更になったりした時、現地から担当の先生が携帯電話で告知すれば、連絡網に参加している親御さんにすぐに連絡ができるようです。台風の影響で旅程を変更した時などが想定できますよね。今は携帯も国際的に使えるようになっていますからかなり便利かも。

「365日いつでもネット」(http://r365.jp/
)というサービスです。ご興味ある方はぜひ使ってみてください。このブログを見て登録したと記載してくれれサービスがあるようです。

私の運営するバーチャルスクール(01 Virtual School)でも採用してみようと思っている。

r365

フレキシブルディスプレーの可能性

薄い紙のようなディスプレー、輝度を5倍から8倍に変えてくれるディスプレーとして紹介された、ヨーロッパ製のフレキシブルディスプレーを友人達に紹介している。

昨年六本木で開催された、東京国際映画祭でも採用され、この3月に開催される東京国際アニメフェアでも公式ディスプレーとして採用された。私自身もこのディスプレーを活用して、学生達のアニメ作品などをプレゼンテーションする機会を東京国際アニメフェアでは与えられている。現在作品を集めている最中だ。

昨年末の私の会社の忘年会でも実演をしてもらって、大好評。今回はその時に参加できなかった仲間も同行した。

私のアイデアとしては、やはり教育現場での活用。昨今文部科学省等も積極的に電子黒板という製品を学校現場に投入していっている。結構現場では好評だ。恐らく先生方の教え方を変更することなく、子供たちの前で黒板を使うような感覚で、プレゼンテーションができるからだろう。ただここで注意しなくてはならないのは、子供達からすると電子黒板では環境は圧倒的に変化してしまっているということだ。電子黒板を使うには遮蔽した教室が必要。暗闇の中での授業になる。ノートも取れない。暗闇が嫌いな生徒には圧倒的に不安感を与えてしまう学習環境になってしまう。しかも子供たちと先生の間に光源が必要で、電子黒板を指差す先生の手の影が映ってしまう。ある意味、特殊な学習環境になってしまうのだ。

それに対してこのフレキシブルディスプレーを活用すると、現在学校に入り込んだプロジェクターを活用しながら、バックプロジェクションの方法で映写すれば、輝度の明るい画面で、暗室にせずに、授業展開が可能になる。いっそうの事、こうしたソリューションを試作してみようということになった。

実験する場所はいくらでも想像できるので、 どんな物が出来上がってくるか、とても楽しみだ。

土曜講座

公立の小学校での塾業界と市区町村の教育委員会が連携した「土曜講座」が注目を集めている。この動き、どこまで普及するかしばらくはウォチング状態だ。

モンスターペアレントの要望による学校現場の進学塾化傾向、そのサービス機能をもともと持たなかった(否定して来た)学校現場の進学指導力不足、話題性のあるプロジェクトの展開で報道を動かすことで社会貢献的仕事が達成されたと満足する現場、少子化傾向でマーケットの縮小でもがき続ける塾業界、様々な思惑が混ざり合いなんとなくうまくマーケットが形成されようとしている感じがする。もちろん、新たな学習環境が格安な状況で生まれてくるという方向性そのものは、私としては大歓迎したいが、どうも裏で動いている思惑が少し気にかかる。

この動きも選択できる学習環境一つ増えたぐらいであると考えられるのであれば、どんどん普及してくれれば良いと思う。しかし、普及を阻む要因として以下の事が考えられる。

1)決して塾業界は儲かる仕事ではないこと。現在はプロ中のプロが派遣されている人海戦術作戦。

2)教育委員会としてもこれまで否定してきた塾業界と連携することにアレルギーがある人がいること。

3)本気で取り込める教員がサポートしないと、決してうまく機能しないこと。つまり進学率を上げるには相当なパワーがいること。子供たちも学習意欲が継続できる状況があること、どうしても本当の塾に通えないという経済状況が揃っていること。そうしないと、ある時期になると一斉に土曜講座には参加せずに本当の塾に通ってしまうということになりかねない。

学校って進学塾や予備校とは違ったから面白かったのではないかと、個人的には思う。子供たちはきちんと使い分けていたはずなんだけど、余計な大人の工作はかえって邪魔になるのではないかとも思う。

実はこの動き、高校には予備校がサポートするというスタンスでとっくに始まっている。しかも衛星放送を活用したり、最近ではインターネットを活用したりと、コスト削減方法を取れば塾としてもビジネスになるので、継続的なサポートが提供できる。でも本当にそれで実績があがるのかどうか・・・やはりそこでも学校現場での人間によるサポートとか、なんらかの人によるサポートが必要なのだろう。コンテンツ+サービスが重なり合って初めて持続的効果的学習環境が作り込めるのではないだろうか。01 Virtual Schoolで提供しているネットを活用しての学習コーチング技術は、そのあたりにもお手伝いできる可能性があると信じている。

実は、この日、私が商談していた早稲田アカデミーにはフジテレビの取材が来ていた。藤原校長が挑戦している中野区の公立中学での平日夜の優秀な生徒に対する試みにも都教委がちゃちゃを入れ始めたという動きや、千代田区、港区で早稲田アカデミーが提供してきたサービスとの比較、取材ネタはいくつかありそうだ。どんな切り方でメディアが捉えるのか、お手並み拝見と言ったところだ。

Zudeを杏林大学外国語学部に紹介

zude2008年春から、「マルチメディア・イングリッシュ」の講義をお手伝いすることになった、杏林大学を訪問。外国語学部の倉林先生と面談を行った。今回はどのような授業展開をしていくのかを検討するブレインストーミングのような話し合いになる。マルチメディアという言葉自体、少し古い感じもしないでもないが、パソコンやインターネットを活用して、生きた英語を学ぶ機会を学生に創り出す授業ということだろう。

この手の学習環境作りでは以前慶應義塾普通部に紹介したインターネットでの英語検定試験の導入(CASEC)、ビー・エヌ・エヌ新社からオファーのあったTOEIC向け実用英語学習問題集の2400問の問題作成プロジェクト(TOEIC TEST 500,600,700,800 速攻マスター、CD-ROM付き)などが思い出される。

今回は学生の学習ログを記録する為に、01 VIrtual Schoolでも活用している、01 Coaching Serverの活用や、01 SNSでも利用しているOpen PNEを使った SNSの活用、さらに学生の成果発表の場としてのZudeの利用など、様々な可能性を提案し、頭を柔らかくした状態で議論することができた。

担当する学生は、最大で60名程。TOEIC-IPの試験を課しているようで、その上位の学生を受け持たせていただけるらしい。この大学には後輩が3名、英語の選任教員として教えているので、彼らとの連携も見据えながら、楽しく有意義な授業が展開できればと願っている。

Zudeを関東学院大学工学部情報ネットメディア工学科でプレゼンテーション

zude2008年春から、「メディアワークショップ」を講義することになった、関東学院を訪問した。関東学院大学は神奈川の八景島のそばにあるクリスチャン系の大学。工学部の海老根先生とは、以前営業で関東学院を訪問した時にお会いした。理事長にインターネット放送ソリューションを提案に行った時だ。。それ以降メールを何度か交換している間に、講義を受け持つ話になってしまった。以前お邪魔したときもそう感じたが、関東学院大学のファシリティはなかなかのもの。125周年記念事業も展開しているようで、今後のいっそうの発展を期待したい大学だ。ただ、こうした設備がある事が外部に十分に伝わっていない気がする。そうしたことも踏まえて、授業で一つのメディアを作って世界に関東学院の存在を知らしめられないかという狙いもあって、お引き受けした。

私が担当する学生は最大でも40名程だという。実際に使う事になるであろう教室や、講師控え室、教務の方々などにもひととおり挨拶することができた。あらかじめ考えておいたシラバスをご紹介したところ、快諾していただいた。大筋は合意できたと思う。学生にWebで公開できるコンテンツを制作してもらって、さらにその制作過程のコミュニケーションを記録、最終的はクラス全体での力でひとつの情報発信基地のようなインターネットメディアを創造していくという楽しい授業だ。

つまり、いままで私がやって来た活動の焼き直しとも言える。1997年から7年程続けた、慶應義塾普通部での「Webpageをつくろう」という総合学習的情報の授業、インターネットを通じて米国の高校を卒業してしまおうという、01 Virtual School の学習方法、多摩美術大学での「インターネット放送」の授業、既に5回目を迎えているK-12の生徒達の為のブロードバンド対応マルチメディアコンテストのBBCoach Project 、こうした活動の延長線上の授業が展開できる。

今回は新たな試みとしてMash Upという概念を取り入れた。Zudeというソリューションを活用して、学生達に公開ページを作らせることにした。恐らくこのソリューションを活用した授業としては日本で始めての授業、もしかすると授業で活用するのは世界で始めての試みになるかもしれない。米国ではMITのあるプロジェクトで活用されてはいる。

画像系、アニメーション系、動画系のソフトも充実した環境があり、さらに学内に放送局並みのスタジオまで揃っている大学の学生がどんなコンテンツを創ってくるのかが楽しみだ。

Zudeを慶應義塾大学理工学メディアセンターに紹介

zude慶應義塾大学理工学メディアセンター市古みどり理事長にZudeを紹介するお時間をいただいた。総務の上岡様にもご紹介できた。

とても便利なMash Up Toolであることはご理解いただけたようで、いろいろとご助言いただけた。慶應としてももっと上層部で取り上げるべき主題なのではないかともご提言いただき、私たちも勇気づけられた。ぜひ理事の方々等にもご紹介していきたいと思う。

慶應義塾大学は現在150周年記念事業を展開している。こうしたプロジェクトの広報ツール、プロジェクトをまとめあげる為のサイト運営などにも活用できるのではないか、また他大学との共同プロジェクトや、学内の情報の集約サイト、さらには産学連携プロジェクトで様々な実績が公表されていく中でのポータルサイト作り等にも活用できるのではないかという積極的なご意見が出た。

また、新しく日吉に開講される、大学院メディアデザイン研究科などでも積極的に取り上げたら面白いテーマになるのではないかというアイデアをいただいた。このあたりも私たちも積極的にアプローチしていきたいと願っている。

何かが起こりそう、そんな予感を得られたひとときだった。