岡山放送

訪問してみると、最初は何か浮かぬ顔の支社長。
話し始めるとジレンマがわかってきた。
上司からはWeb2.0時代の新しいビジネスを考えるように指示があるが、自分ではその実態を把握しきれていない。しかも参加型のコミュニティでのレベル の低いコンテンツや、無法地帯のエッチ動画の嵐になっても、テレビ局が手がけるビジネスにならないのではないかという危惧がある。さすが業界の人だ。しっ かりと本質を見据えていると感じた。

しかし、状況は一変した。私が持っているiPodを使って、多摩美の学生のコンテンツを見せ始めた時だった。
「ピン!」と来たのだろう。
この作品を作った学生にアニメーションを作って欲しいとのこと。
実は、岡山放送には「OH!くん」というキャラクターがいる。ふんどしを締めた猫のキャラクター。なんともほんわかムードのミッフィーのようなキャラク ターだ。視聴者参加型で育ててきた経緯がある。例えばオリジナルデザインも名前も公募したもののようだ。管理は子会社が行っている。このキャラクターのア ニメーションをポッドキャスティングして、センスの良い「おまけ」として活用してみたくなったとのこと。
展示会での活用方法などをプレゼンしていた私の発言も参考になったのだと思う。

まずは、多摩美の教え子に、メールを書いてみた。
さて、この後どうなるものか。

http://www.ohk.co.jp/

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