ミウラ折り

みなさんは「ミウラ折り」ってご存知ですか?

地図マニアの方だとすぐわかるのかもしれません。
大きな地図をいっぺんに開いたり、閉じたりできるとても便利な紙の折り方です。
海外旅行等に行った時に大きな地図を拡げておのぼりさんみたいにしているのは少し格好わるいですよね。
そんな時にこの「ミウラ折り」を覚えておくととても便利です。
地図がアコーディオンを開いたり閉じたりするように簡単に使いこなせるのですから。

六本木アカデミーヒルズのライブラリートークで、この「ミウラ折り」の発明者の三浦先生から直接お話を伺う事ができました。三浦公亮先 生は宇宙構造工学を専門とする学者です。その先生が発明した「ミウラ折り」は実は地図を折りたたむだけではなくて、宇宙ステーションまで折りたたんでしま う技術です。実はこの発明の発見は、紙をくしゃくしゃに丸め込んだ時にどんな風に折り目がついているかという観察から始まったという逸話にはびっくりさせ られました。そんな事、私たちは観察しようとも思いませんからね。発明というのはそんなするどい観察眼から起こるのだとつくづく感心させられました。最近 ではこの技術、焼酎のアルミ缶の模様としても応用されているとのこと。思わぬところに利用されているというのもびっくりです。

さてその折り方については以下のリンクをご参考にしてみてください。
地下鉄の案内図あたりから練習してみると面白いかもしれませんね。

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