かぐや姫がいるサハラ夢美術館

日本桃太郎の会で知り合った、宮道文子さんのご紹介で、サハラ夢美術館をNPO法人レイヤーボックスの月森理事長と訪問した。
〒224-0001
神奈川県横浜市都筑区中川3-20-20

出迎えていただいたのは創作画家の沙原秀さん。
ある日突然ひらめいた、心象風景を絵に描いたところ、どうもこれはかぐや姫なのではないかと感じたそうだ。月を見上げる女性のイメージが最初の一枚だった。それ以来、シリーズでかぐや姫の物語を沙原流で描き続け、とうとう私設美術館まで設立することになったという。
冬の午後、手作りのケーキなどもいただきながら、ゆったりとした時間が流れた。
サハラ夢美術館

シリーズの絵は、独特の色調とタッチで描かれていた。じっくりと見ていると、何か引き込まれそうになる錯覚を覚える。お話を聞くと、この絵を見て不安定な気持ちを整理でき、克服した人もいるという。また、この絵をモチーフにした映像作品も特別にご披露いただいた。VHSのマスターテープが一本あるだけという私的な映像だが、額縁に閉じ込められた絵とは異なるインパクトを与えてくれる。映像と音楽で絵と対峙するという手法もなかなか面白い試みだと感じた。
学生に課題として提案しても良いかもしれないと思った。
沙原秀

沙原さんは最近ではこの絵の前で独り語りをするイベントを開催しているという。
次回は開催
2011年4月3日(日)午後2時半から
サハラ夢美術館
入場料2,000円
語部:沙原秀
私も参加して映像として記録を取らせていただこうと願い出た。

尚、沙原秀さんの絵描きとしてのスタートから今に至るまでの自伝的ストーリーで、次の書籍が発行されている。

学校をGoogleに!

自己紹介をしているうちに、「学校をGoogleにすることが私の夢です」なんて語ってしまいました。

Googleは世界中の人が検索する行動を起こす事によって、そのログを解析し、活用したサービスを展開しています。

学校は学習者の学習ログをきちんと分析できているのでしょうか?
そもそも一人一人の学習のログを取得できていないのが現状でしょう。
学習者からすると、ちっとも自分の事をみてくれていない、だけど何故かみんなが行くので行っている、そんな集いの場が学校になっているのでは?
これでは本来の学習の場としての学校の役割は果たせていないのが現状なのではないでしょうか?

一方学習塾や予備校は、学習者達の学習進度をなるべく記録として残す努力をしています。個別指導とかいう販売戦略上の言葉を打ち出しているのが、学校との違いを打ち出す手法だとすると・・・

学校を学習の場として再生するには、やはり学習者の学習ログをしっかり収集して、分析、そして個別のサービスを展開するまでの組織に変革すべきなのではないでしょうか?

しかも組織的に。マネジメントの概念を取り入れて。

学校にプロジェクトマネジメントの概念が必要であると感じています。
プロジェクトマネジメントは成功の秘密の概念です。
必ず成功するプロジェクトをマネジメントするには、過去の失敗事例から学んでできた管理手法をしっかりと理解すること、そして、今起きている事象をスムーズな情報共有を介して、マネジメントできる状態まで、整理、分析することが必要です。

学校現場の先生方が疲弊してしまっているのは、この「必ず成功する」体験を避けてしまっているからかもしれません。実現可能なプロジェクトを予測して、すばらしい感動を生む体験を生み出す成功を得るには、どうしたら良いか、一緒に考えて行く必要がありあそうです。

文部科学省も学習ポートフォリオを学習現場で作成すべきだという指針も出しています。学習ポートフォリオを作成する為には、最終ゴールに行き着く為の途中経過報告のデータが必ず必要になってきます。このログデータが取れていない為に、最初からポートフォリオ作成をあきらめている現場担当者もいますが、そう言って避けてばかりいないで、まずは学習者の学習ログを集めて行きませんか?

「学校をGoogleに!」という夢を一緒に追いかけて行きたいと願っています。

「天湖」

●〈石牟礼道子・詩文コレクション〉特別イベント
 講演と朗読、音楽と映像の世界 part 4
「天湖」
入魂の朗読、音楽、映像の世界。
石牟礼文学の美の頂点ーーー小説「天湖」
その精髄を語り、映像、音楽を交えて立体構成!

●2011年 2月9日(水) 開演18:30~(開場 18:00)
会場:内幸町ホール
・都営三田線「内幸町」駅
・東京メトロ銀座線・都営浅草線・JR「新橋」駅
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-5-1
TEL 03-3500-5578
入場料 3000円 (全席自由)

●出演
朗読= 佐々木 愛(俳優)
  原作= 石牟礼 道子
  尺八= 原郷 界山
  piano= 金 大偉
歌・トーク= 米良 美一 (歌手)

●音楽・映像・演出=金 大偉
プロデューサー・企画=藤原良雄
構成=能澤壽彦

主催・申込み先: 藤原書店
東京都新宿区早稲田鶴巻町523

電話03-5272-0301
FAX 03-5272-0450

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